大相撲の力士らに正しい乗り方を知ってもらうことを通じて自転車の正しい交通ルールをPRしようと、警視庁本所署は7日、東京・両国の国技館で講習会を開いた。
八角親方(元横綱北勝海)や幕内隠岐の海関、十両北勝国関ら八角部屋の約20人が普段使っている自転車を持参して参加。まず相撲教習所の教室で交通ルールを学び、次に敷地内に設けられた模擬交差点を使って、左右確認のタイミングなどの指導を受けながら実際の走行方法を確認した。
細い一本板でバランス走行を練習するコーナーでは、雪駄やげたではペダルをこぎにくいのか、バランスを崩す力士たちが続出。はだしでこぐ場面も見られた。