Jリーグ
サッカーJリーグ1部(J1)のガンバ大阪が、新スタジアムの建設候補地を大阪府吹田市の万博記念公園に決めたことを受け、吹田市は29日、スタジアム建設に向けた関連議案を12月6日開会の市議会に提案すると発表した。
スタジアムは市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、市に寄付する。建設費約135億円はガンバ側がスポンサーなどからの寄付で調達し、2014年3月の完成を目指す。市はスタジアムを管理運営する指定管理者にガンバを指定、ガンバは土地の賃料と同額を市に支払い、将来予想される大規模修繕費を負担する。
市はこうした条件つきでスタジアムの寄付を受けることについて、議会の承認を求める議案を提案する。(石田貴子)