ソウルに建設予定のタワーが9・11を連想、建築会社が謝罪
[ソウル 12日 ロイター] 韓国の首都ソウル中心部に建設を計画しているツインタワーの完成予想図が、2001年9月11日の米同時多発攻撃で倒壊したワールドトレードセンター(WTC)に酷似していると非難され、オランダの建築会社が謝罪する事態となった。
ツインタワーは豪華マンションとして建設される予定。先週リリースされた完成予想図からは、中層部分にプールやレストランなどを作るための突出部分が見て取れる。
米メディアによると、米同時多発攻撃の遺族からは、タワーのデザイナーは遺族に敬意を払っておらず、デザインは人目を引くための安っぽい仕掛けだという非難の声が上がった。
一方、建築会社では、故意に似せたのではなく、デザインの過程では類似点は見当たらなかったと釈明。「気持ちを傷つけてしまった方々に対し、心からお詫び申し上げたい」と同社のウェブサイト上でコメントした。デザインを変更するかどうかについては触れていない。
同社のフェイスブックのページによると、「多くの脅迫メールや電話が寄せられ、アルカイダ愛好者とののしられた」という。建設予定地のディベロッパーは、来年3月までにデザインを変更するかどうかを決定するとみられている。
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