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大塚友意(おおつかゆうい)
住所:神奈川県相模原市緑区橋本1
筑波大学付属高校、2003埼玉大学教育学部卒業
2003/4〜2010/3 千代田区立千代田小学校教諭
2010/4〜 東京都稲城市立若葉台小学校教諭

2009年3月 東京多摩地区で小学校高学年女児の
自宅に押し入って強姦致傷
2010年1月 東京多摩地区で
自宅に帰った女子中学生に性的暴行
2010年5月 相模原市に住む女子大学生(18)が
帰宅した際室内に侵入、
刃物のようなものを突き付けて乱暴
2010年6月 乱暴目的で八王子市内の女性(19)の後をつけ、女性が住むアパートのフェンスを乗り越え敷地内に侵入


余罪多数



東京・多摩地区の連続わいせつ:小学校教諭を再逮捕 「ストレス」容疑認める

http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2010/07/16/20100716dde041040004000c.html

東京・多摩地区で08年11月以降、下校途中の小学生の女児らが体を触られるなどの被害が5件相次いだ事件で、警視庁捜査1課は16日、東京都稲城 市立若葉台小教諭、大塚友意(ゆうい)容疑者(29)=相模原市緑区橋本1、住居侵入罪で起訴=を強姦(ごうかん)致傷と住居侵入容疑で再逮捕した。捜査 1課によると、容疑を認め「高学年を担当していてストレスがたまっていた」と供述しているという。【神澤龍二】
 捜査1課によると、大塚容疑者は05年ごろから、文京、足立、中野区や多摩地区、神奈川県で他に十数件の住居侵入やわいせつ事件に関与したとする上申書を提出している。被害者には成人女性も含まれているという。 逮捕容疑は、今年1月、多摩地区で帰宅途中の中学生の女子生徒を尾行し、自宅アパートに入ったところで、室内に上がり込み性的暴行をしたとしている。大塚容疑者は「自分の身勝手な性欲を満たすためにやってしまった」と供述しているという。
 捜査1課によると、大塚容疑者は05年ごろから、文京、足立、中野区や多摩地区、神奈川県で他に十数件の住居侵入やわいせつ事件に関与したとする上申書を提出している。被害者には成人女性も含まれているという。
 逮捕容疑は、今年1月、多摩地区で帰宅途中の中学生の女子生徒を尾行し、自宅アパートに入ったところで、室内に上がり込み性的暴行をしたとしている。大塚容疑者は「自分の身勝手な性欲を満たすためにやってしまった」と供述しているという。
 捜査1課によると、田無署や小平署管内では08年11月以降、帰宅途中の小学生の女児や中学生の女子生徒らが尾行され、わいせつな行為をされる事件が5件発生した。発生現場が近接していることなどの共通点から、同一人物による事件とみて捜査していた。
 大塚容疑者は、6月27日午後9時20分ごろ、帰宅途中の東京都八王子市の女性(19)を強姦目的で尾行。女性の自宅アパート敷地内に侵入したと ころを現行犯逮捕された。その後の調べで、4件のわいせつ事件の現場に残された遺留物が大塚容疑者のDNA型と一致したという。
 ◇「仕事熱心だったのに」同僚絶句
 「おとなしくてまじめ。熱心な先生がなぜ」。女児らへの性的暴行事件への関与が疑われている大塚容疑者の教諭仲間は衝撃を受けている。
 大学卒業後、今年3月まで7年勤務した東京都千代田区立千代田小では昨年度、6年生の担任だった。同僚だった男性教諭は「クラスには、若い大塚先 生を他のクラスの友達に自慢する児童もいたほど」と振り返る。指導教科の中で理科を専門にし、熱心に研究していた。別の男性教諭は「遅くまで残り、実験の 準備をしていた。仕事熱心だったのに」と絶句した。
 大塚容疑者は、埼玉大教育学部卒。高校時代から教諭を目指していたという。同大学では空手の同好会に入部し、4年生の時には主将も務めた。当時、 空手を指導した男性によると、大塚容疑者は警察官の採用試験にも合格していたが悩んだ末、「夢だった教師の道に進む」と話していた。男性は「やりがいのあ る職業に二つも合格し、立派だなと思っていたのに」と話す。
 「自分はカゲが薄いんじゃないか」。中学卒業時の文集では、自己否定するような記述の一方で、「でも僕は結構、案外いい人ですよ」「ああ見えてもさびしがり屋」ともつづっていた。
 高校の同級生は「目立たないうえ、どこか冷めたところがあった」と話した。【内橋寿明】


「身勝手な性欲満たすため十数件」小学校教諭を逮捕 女子生徒に乱暴容疑
2010.7.16 11:08

 中学生の女子生徒に乱暴し、軽傷を負わせたとして、警視庁捜査1課は16日、強姦致傷と住居侵入の疑いで東京都稲城市立小学校教諭、大塚友意(ゆうい)被告(29)=神奈川県相模原市緑区橋本、住居侵入罪で起訴=を再逮捕した。

同課の調べに対し、「身勝手な性欲を満たすためにやった。17、18年ごろから都内や神奈川県で十数件やった」と 容疑を認めている。

 同課によると、20年11月から今年1月にかけて、多摩地区で小中学生の少女が男から乱暴されたり、体を触られたりする事件が計5件発生。うち4件の事件で現場に残されたDNA型が大塚容疑者のものと一致しており、関連を調べる。

 逮捕容疑は今年1月、多摩地区に住む中学生の女子生徒の後をつけ、自宅に押し入って乱暴し、軽傷を負わせたとしている。

 大塚容疑者は下校途中の少女を尾行して、家人の留守を狙い、少女が自宅玄関に入るところで上がり込み、 「抵抗すると殺す。誰にも言うな」などと脅し、犯行に及んでいたという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100716/crm1007161110014-n1.htm


東京・多摩地区で小学生の女児ら5人が性的暴行などを受けた事件で、別の事件で逮捕・起訴されていた
小学校教諭の男が16日、強姦致傷などの疑いで再逮捕された。

再逮捕されたのは、相模原市に住む東京・稲城市立小学校教諭・大塚友意容疑者(29)。警視庁によると、
大塚容疑者は今年1月、多摩地区で、自宅に帰った中学校の女子生徒に性的暴行を加えた疑いが持たれている。

大塚容疑者は先月下旬、東京・八王子市内のアパートに強姦目的で侵入した疑いで逮捕され、その後、起訴されていた。

多摩地区では、08年11月から、小学生の女児や中学生の少女が自宅玄関の鍵を開けた直後に男が押し入り、
性的暴行などを加える事件が5件相次いでいた。現場に残されていたDNAの型が大塚容疑者のものと一致していて、
大塚容疑者は、この5件を含む十数件の強姦事件などへの関与を認めているという。

警視庁の調べに、大塚容疑者は「小さい子が好きだった」「性欲を抑えられなかった」などと話しているという。

http://news24.jp/articles/2010/07/16/07162943.html


東京・多摩地区周辺で小中学生の少女らが相次いで暴行された事件で、逮捕された小学校教師の男が、「4〜5年前、文京区で女子高校生を暴行しようとしたのが最初の犯行だった」と供述していることが新たにわかった。

小学校教師・大塚友意容疑者は、2010年1月、多摩地区に住む女子中学生を暴行した疑いで逮捕され、18日、身柄を検察庁に送られた。

これまでの調べに対して、大塚容疑者は「4〜5年前、文京区で女子高校生を暴行しようとしたのが最初の犯行だった」などと供述しているという。

また大塚容疑者は、足立区や中野区でも同じように、帰宅途中の少女らのあとをつける手口で犯行を繰り返していたことをほのめかしていて、警視庁は、20件以上の余罪があるとみて捜査している。
(2010/07/18 FNN)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00180950.html


【衝撃事件の核心】「聖職者」のウラの顔は… 歪んだ欲望の餌食になった少女たちの阿鼻叫喚!

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100725/crm1007251801006-n1.htm

2010.7.25 18:00

平成20年秋。都心のベッドタウンと化していながらも、まだ田園風景が残る東京・多摩地区のある都市。小学校高学年の少女は自宅に入ろうとして、カギを取り出した。
「カギっ子」。昭和30年代後半の高度経済成長期ごろから、共働き世帯が増加し、こうした言葉が使われるようになったらしい。だが、少女はそんなことは意識もせず、いつものようにカギを開けた。家には誰もいない。もちろん「ただいま」の言葉はなかった。
その瞬間だった。
背後から一瞬、大きな影が見えたと思うと、強い力で押された。
室内に押し込まれた少女の心は恐怖に支配された。すでに、何が起きて、これから何が起きようとしているのかは理解できた。
だが、家族は留守のため、助けを呼ぶこともできない。抵抗することも許されなかった。男は「抵抗すると殺す」と脅し、少女に乱暴を始めた。
「名前は分かっている。誰にも言うな」
肉体的にも精神的にも傷付けられた少女に対し、男はこう吐き捨てて、逃走した。


男は目出し帽をかぶるなどして、その後も犯行を続けた。多摩地区では20年11月以降から今年1月まで計5件が発生、被害者はいずれも小中学生の少女だった。


事態が急展開したのは今年6月のことだ。
5件の現場から10キロ以上離れた八王子市のアパートに侵入した男が、南大沢署に住居侵入の現行犯で逮捕された。
男のDNA型と連続わいせつ事件で現場に残された4件のDNA型を鑑定すると一致したのだ。それが大塚容疑者だった。
大塚容疑者の最初の逮捕容疑は、6月27日午後9時過ぎ、八王子市内で女子大生(19)を後ろからつけていき、女子大生が自宅アパートのドアを開けた瞬間、フェンスを乗り越えて敷地内に侵入したというものだった。
近くの住民が不審な動きをする大塚容疑者を目撃。大塚容疑者は逃走を図ったが取り押さえられ、南大沢署に引き渡されていた。
逮捕後、連続わいせつ事件への関与について、あいまいな供述を繰り返していた大塚容疑者だったが、「DNA型の一致」を突き付けられると、一連の事件について犯行を認める供述を始めた。


捜査1課は一連の連続わいせつ事件での捜査を本格化させ、強姦致傷などの疑いで今月16日に大塚容疑者を再逮捕した。
逮捕容疑は昨年1月、多摩地区で中学生の女子生徒に乱暴し、軽傷を負わせたというものだった。
「高学年の担任をしていて、進路指導などでストレスがたまっていた。17、18年ごろから、東京都や神奈川県で十数件やった」
大塚容疑者は逮捕後、こう供述した。
捜査関係者によると、大塚容疑者は、バイクで住宅街を徘徊し、“ターゲット”を物色。夕方に学校、学習塾、駅などから帰宅する少女らを尾行し、自宅の玄関を開けようとする瞬間に室内に押し込むという手口で犯行を繰り返していたとみられる。


捜査1課によると、大塚容疑者が犯行に及んでいたとみられるのは多摩地区のほか文京区、中野区、足立区など。多摩地区で犯行に及んだとされる時期には国分寺市内のアパートに住み、文京区などで発生した時期には、千代田区内の小学校に勤務していた。
「職住近接」という言葉はあるが、大塚容疑者には「職犯」「犯住」が近接だったようだ。
相模原市内の自宅マンションの家宅捜索では、少女を暴行する様子が撮影された映像記録も見つかっている。脅しに使ったのか使途は不明だが、犯行態様の卑劣さを浮き彫りにさせる物証であることには違いない。


大塚容疑者は品川区出身。成績は優秀で、塾や予備校に通うことなく国内屈指の進学校である筑波大学付属高校を卒業し、埼玉大学教育学部にストレートで進学した。高校では弓道部に所属して部長を務めた。練習熱心で、腕前もよかったという。大学3年のころには極真空手同好会を設立、自ら主将を務めた。
「内気だが、暗いわけではない。人の嫌がることもしなかった。人気もあって彼女もいた。一言でいうと『いいやつ』だった」高校時代の同級生だった男性は、こう振り返る。

大塚容疑者は公務員を目指し、卒業を前にして警察官の試験にも合格。ただ、親類に教師がおり、最終的に教師になることを選んだという。


「結婚相手は2年ほど交際した女性の教師だと聞いた。本当に幸せそうだったのに…。奥さんのことを考えると、言葉がない」(友人)
昨年3月。結婚式場で新妻を隣に、大塚容疑者は満面の笑みを浮かべていたという。出席者によると、披露宴には当時の教え子たちも大勢出席。人気教諭の一面をのぞかせた。
ただ、大塚容疑者はこれが事実なら、妻との交際期間や結婚と時期を同じくして、犯行を繰り返していたことになる。
「逮捕されてすぐ、(大塚容疑者の担当となった弁護士から、少女に乱暴した)事件について聞きました。どれだけ残酷なことをしたのか…」
都内に住む大塚容疑者の母親は肩を振るわせ、こう切り出した。今年に入っても大塚容疑者に変わった様子はなく、「犯罪にかかわっているなんて、夢にも思わなかった」。母親は涙ぐみながらも、かすれる声を振り絞って続けた。
「今となっては、教師の職に就いたのも、『装っていた』としか言えないのかもしれません。なぜこんなことになってしまったのか。分からないことだらけです。どうやっておわびすればいいのか、言葉も見つかりません…」
妻、母親、学校関係者、友人…。多くの人を裏切り、自らの欲望に走った大塚容疑者。何よりも、「身勝手な性欲」の“餌食”となった被害者らの傷は簡単には癒えない。


犯行直前、電話で親の不在確認 少女乱暴容疑の教諭供述

http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201008060456.html

東京都多摩地区で中学生の少女に性的暴行を加えたとして強姦致傷容疑で逮捕された稲城市立小学校教諭大塚友意(ゆうい)容疑者(29)が、警視庁の調べに「犯行直前に少女の家に電話をかけ、家に人がいないのを確かめた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。

大塚容疑者は2005年以降、多摩地区のほか23区、神奈川県内で小中学生らが狙われた性的暴行事件など十数件について関与を認めているという。同庁は近く、当時小学生だった女児に対する強姦致傷容疑で大塚容疑者を再逮捕する。

東京地検立川支部は6日、大塚容疑者を強姦致傷などの罪で起訴した。起訴状によると、今年1月初旬の夕方、学校から帰宅した中学生の少女が玄関の鍵を開けたところ、後ろから家の中に押し入り、「おとなしくしていれば殺さない」などと脅迫し、性的暴行を加えたなどとされる。

捜査関係者によると、大塚容疑者は08年秋ごろ、この少女が自転車に乗っているのを目撃。後をつけて自宅を確かめ、自転車の名札で名前や電話番号を知った。しかし、家の中に親がいるかどうか確認できず、犯行をあきらめた。今年1月初旬、暴行できそうな女性を探したが見つからず、この少女を思い出して、公衆電話から少女宅に電話した。だれも出なかったため、中学校近くで下校する少女を見つけ、後をつけたという。

大塚容疑者は「自宅に入る際に『ただいま』と言わない少女や、自分で鍵を開ける少女の場合、親が不在である可能性が高い。その時は暴行できなくても、後日狙おうと思った」と話しているという。
(2010年8月7日 asahi.com)


強姦容疑で小学教諭4回目の逮捕 多摩、少女ら2人に

 東京・多摩地区で2008年以降相次いだ小中学生の少女への暴行事件で、警視庁捜査1課と小平署は1日、当時小 学生だった女児ら2人に暴行したとして、強姦未遂と強姦などの疑いで、稲城市立小学校の教諭大塚友意容疑者(30)=相模原市緑区、強姦致傷罪などで起 訴=を再逮捕した。
 捜査1課によると、大塚容疑者の逮捕は4回目。4回の逮捕容疑以外にも「十数件やった」と供述しており、同課は被害の確認を急いでいる。
 再逮捕容疑は09年2月中旬、多摩地区の小学生の女児=当時(12)=が夕方帰宅した際、自宅に押し入って「抵抗したら殺すぞ」などと脅迫、乱暴しようとした疑い。
 また今年5月初旬ごろ、相模原市に住む当時18歳の女子大学生が帰宅した際、室内に侵入し、刃物のようなものを突き付けて乱暴した疑い。
2010/09/01 13:01   【共同通信】


女子児童らに対する連続暴行事件裁判員裁判 元教師の男、残る2事件の起訴事実認める

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00212533.html

元教師の男による、女子児童らに対する連続暴行事件の裁判員裁判が始まった。
少女に対する強姦(ごうかん)致傷や女子大学生への強姦の罪に問われている東京・稲城市の元教師・大塚友意被告(31)。
大塚被告は11月4日、被害者10人に対する罪について、いずれも有罪判決を下され、29日から始まった裁判で、残る2つの事件と、それらすべての罪に対する量刑が一括して審理されることになっている。
午後1時45分から、残り2人の被害者に対する強姦致傷の罪に対して、裁判員裁判が開かれた。
紺のネクタイに黒のスーツで入廷した大塚被告は、2つの事件の起訴事実について、「はい、その通り間違いありません」と、少し震えた声で認めた。
検察側は冒頭陳述で、2009年3月、翌日に結婚式を控えていた大塚被告は、結婚式の準備を終えたあとに、以前から目をつけていた小学生に対して、「騒いだら殺す」などと脅し、暴行を加えたと指摘した。
被害者が、あわせて12人にも及んでいる連続暴行事件。
発覚のきっかけをつくったのは、ある現場を目撃した男性の機転だった。
大塚被告を取り押さえた大学生は「ドアの新聞受けのところに手を入れて、中の様子を見るような感じだったので、もう、おかしいなと思って」と話した。
八王子市内のアパートの女性の部屋の前で、不審な行動を取っていた大塚被告。
男性が近づくと、その場から逃走した。
大塚被告を取り押さえた大学生は「こっちに走って、とりあえず捕まえて、『何やってたんだ』って言ったら、『何もやってないですよ』の一点張りだったんで」と話した。
そして、住居侵入の現行犯で逮捕されると、警視庁による家宅捜索で、大塚被告の自宅から、複数の少女を暴行した証拠などが見つかった。
大塚被告は「小学生と思われる少女のあとを追っていったところ、その少女は鍵でドアを開けたので、ほかに誰もいないと思い、強引に一緒に入りました」と、犯行の手口を語っていた。
自らが教師として働いている小学校の児童に対する犯行はなかったものの、稲城市教育委員会は、2010年7月の会見で「教育委員会でも、これから再発防止ということで、服役事故の認識をさらに強めるための研修を計画してまいりたい」と述べていた。
事件後、再発防止に努めると話していた稲城市の教育委員会。
29 日、あらためて話を聞くと、稲城市教育委員会教育部の千葉正法指導室長は「それぞれの先生方の授業への指導力であるとか、児童理解・生徒理解ということに ついては、教育委員会としても、校長先生を通じて、情報をいただいています。ただ、実際、勤務時間が終わってからの様子であるとか、そういうことについて は、細かい情報はないというのが現状です」と述べた。
11月21日には、千葉・木更津市の元小学校教師・磯崎昌彦被告が、女の子に乱暴したとして起訴されるなど、教師によるわいせつ事件はあとを絶たない。
東京都教育委員会は、12月1日から「服務事故防止キャンペーン」を実施する。
東 京都教育長人事部の鈴木正一職員課長は「うちの方としても、生徒へのわいせつは、セクハラみたいな形で規定を持っていますし、研修でも行っている。事例み たいなものを出してですね、じゃあこの中で何が悪いんだろうと、教員同士で話し合ってもらって。要するに、なぜ悪いのか自覚をしてもらう」と述べた。
実際に教職員に配布されるリーフレットで、やってはいけない行為として挙げられた事例は、「鍵がかかっていない自転車。あとで返すから、ちょっと借りていこうと思って、自宅まで乗っていきました」などというもの。
この自転車の盗難について、なぜやってはいけないのかについて、「鍵がかかっていない自転車でも、駅前の放置自転車でも、持ち主はあなたではありません。犯罪になります」と、当然の説明が書かれている。
稲城市教育委員会教育部の千葉正法指導室長は「基本的な知識として、生徒に対してわいせつ行為をはたらいたときに、罪になるかならないかというレベルからですね、きちんと理解させていくという内容になっています」と述べた。
29日の裁判で、2件の強姦致傷について起訴事実を認めた大塚被告。
検察側は冒頭陳述で、「改善・更生が困難であり、被告人が社会に出れば、同様の犯罪を繰り返すおそれが極めて大きい」と指摘した。
判決は、12月7日以降に言い渡される。