NHK佐賀県のニュース 佐賀放送局
反射炉まつりでカノン砲披露
幕末に佐賀藩が取り組んだ鉄の精製事業をたたえる催しが12日、佐賀市で開かれ、カノン砲の空砲が放たれました。幕末の佐賀藩では大砲の一種のカノン砲を作る目的で、現在の佐賀市に反射炉という溶鉱炉を築き、鉄の精製に取り組みました。この事業をたたえるために佐賀県機械金属工業会連合会が毎年この時期に復元したカ
ノン砲の空砲を放つ催しを開いています。12日は神事のあと、佐賀県庁近くの堀でカノン砲の空砲が放たれました。カノン砲は長さ3メートル、筒の口径が15センチ、重さは3トンあります。関係者が導火線に火をつけてしばらくすると、ごう音とともに火薬の煙が上がっていました。近くでは恒例の空砲を一目見ようと多くの人が集まり、遠巻きに見守っていました。見学した佐賀市の70代の男性は「これまで5、6回見に来ました。当時の先端技術には驚きますね」と話していました。また、佐賀市の30代の女性は「迫力のある音にはびっくりしました」と話していました。
12月12日 20時52分
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