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2010.08.25 ジミ・ヘンドリックスが住んでいたロンドンの部屋を一般公開 NME

1968年作 『エレクトリック・レディランド』1968年作 『エレクトリック・レディランド』9月18日没後40周年を迎えるジミ・ヘンドリックスだが、それを記念してジミがかつて住んでいたロンドンの部屋が一般公開される。

今回の公開は8月25日から11月7日まで行われる『ヘンドリックス・イン・ブリテン』という展覧会の一環で、展覧会の会場はブルック・ストリート23番地にあるこの集合住宅。ジミが住んでいた部屋そのものは9月15日から26日までの公開となる。

ジミはガールフレンドのキャシー・エッチンガムと68年にこの部屋に移り住み、69年までここで過ごしていた。

実はブルック・ストリート25番地にはヘンデル・ハウス博物館があって、こちらの建物はバッハとともにバロック音楽を代表するゲオルグ・ヘンデルが他界する1723年まで住んでいたというもので、一般公開もされている。ジミの部屋は普段はこのヘンデル・ハウス博物館の事務所として使われているのだが、今回事務設備は一切撤去して、元の形のままで公開されることになる。そのほかにも当時ジミが来ていた服や手書きの歌詞の原稿、さらにジミのフライングV型のギターなども陳列される。

生前のジミの友人でレコーディング技師のロジャー・メイヤーはジミの部屋の狭さについてこう語る。「建物そのものがかなり狭苦しいところなんだよ。だから、全然大きなところじゃないんだけど、重要だったのは、ここがロンドンの都心だっていうことなんだよね。ボンド・ストリート、サウス・モルトン・ストリートがすぐそばにあって、スピークイージーっていう伝説的なクラブもすぐそばにあったんだからね。こんな都合のいいところだったらね、広い部屋なんて探せないよ!」

ヘンデル・ハウス博物館の理事、サラ・バードウェルは、今回ジミが特に40周忌を迎えるという機会がジミの部屋と建物を一般公開するきっかけになったと説明している。

「建物の外の壁にはかつてジミが住んでいましたという青い額を据えつけてありますので、ジミの住んでいたところを見学させてもらえませんかとしょっちゅう問い合わせがあるんですね。でも、普段はどうしてもできないんですよ。ですが、今回はせっかく40周年ということですので、この機会に、あえて一般公開させていただいたんです」

また、バードウェル理事によると、普段ジミの部屋を事務所に使っている博物館員は展示の間はヘンデル側の建物の屋根裏に押し込められることになるとも語った。

(c) NME.COM / IPC Media 2010


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