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小沢氏 首相は国民理解得る努力を

12月11日 20時44分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の小沢元代表は、フリージャーナリストらで作る「自由報道協会」主催の記者会見で、社会保障と税の一体改革に関連し、政権交代のときの約束をほごにしてでも、消費税率の引き上げを目指すのであれば、野田総理大臣自身が、国民の理解を得る努力をすべきだという考えを示しました。

この中で、小沢元代表は、「消費税などの増税は、少なくとも政権交代のときに我々が言っていたこととは違うので、強行するなら『それはちょっと違うのではないか』と言いたいし、政策転換をしてもらいたい」と述べました。そのうえで、小沢氏は、「政権交代の約束をほごにしてでも、増税すると言うならば、絶対、増税が必要だという信念を、野田総理大臣が国民に説明すべきだ」と述べ、野田総理大臣自身が、消費税率の引き上げについて、国民の理解を得る努力をすべきだという考えを示しました。また、小沢氏は、記者団が、「消費税率を引き上げる方針が決まった場合には、離党するのか」と質問したのに対し、「国民がしょうがないと思うとすれば、1つの結論でもあると思うので、そのとき、判断する」と述べました。