フィギュアスケーター

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ひよこ陛下
秀逸な記事

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この記事は秀逸な記事だよ。書いた本人とひよこ陛下が言うんだから間違いない。より素晴らしい記事にできるってんなら、してみやがってください。お願いしましたよ。
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この項目「フィギュアスケーター」は、執筆者が編集しすぎて大変重くなっています。表示されるまで少し時間がかかりますが、カップラーメンでも食べながら気長にお待ち下さい。

フィギュアスケーター』(フィギュアスケーター、英:Figure Skater)は、伝説の対戦型格闘ゲームである。とにかく解せないルールでプレイヤーを混乱させまくっているゲーム史上稀に見る珍ゲームだが、発売から時間が経過した今でも根強い人気を誇っている。また、プレイヤー人口の増加にともない、元々わかりにくかったゲームがビッグマネーと大人の謀略のせいでさらに不健全なものになりつつある、というような話があったりなかったりする曰く付きの問題作でもある。この項では主に、現在絶賛発売中で、ゲームの人気を決定づけた第2作目『フィギュアスケーターII』(通称:スケツー)について詳述する。またゲームのキャラたちが使う「フィギュアスケート」という格闘技についてもこの項で説明する。

全世界で1000万本以上を売り上げた『フィギュアスケーターII』。その人気はとどまるところを知らない。

目次

[編集] 概要

[編集] フィギュアスケーターI

8ビットだった1作目のキャラたち。

ミドリというキャラクターが主人公だった1作目『フィギュアスケーターI』(通称:スケワン)は、一部でカルト的な人気を博したが、いかんせん8ビット機のハードで制作されたこともあって、キャラが寸詰まりで動きもぎこちなく、2作目ほどファン層を拡げることができなかった。

スケツーから入ったプレイヤーには、今はただのテンションの高いおばちゃんとしか思われていないミドリの偉大さ、ずんぐりエルビスの空手馬鹿っぷり、イリアはデカプリオにはそれほど似ていなかったこと、規格外の裏ワザの宝庫スルヤ、ステップだけで世界を制したユカナンシートーニャのイザコザ、カタリナが脱いじゃったショック、「タラ」といえば、タラソワではなく、口のでかいリピンスキーという選択肢もあるのだ、という様なことを熱っぽく語られても、何のことだかさっぱりわからないだろうし、ジャネットと言えば、ジャクソンじゃなくてリンだった時代まで遡ると、もはや神話の世界、雲をつかむような話だろう。しかし、実際スケツーのキャラクターたちの能力の高さと個性の豊かさに鑑みれば、そんな昔のことは特に勉強しておく必要もないので、忘れてしまって良い…なんて言うとベテランフィギュアウォッチャーに怒られるので注意しよう。

昔のハードであるため、当然ながらゲーム内の表現力よりもストーリーモードの物語性に重きを置いている。表向きは「ミドリ世界制覇編」の1つだけであるが、この表シナリオクリア後には裏シナリオとして「オクサナ亡命脱出編」が用意されており、一部のファンにマザー信者的な人気を博している。

[編集] フィギュアスケーターII

作中のキャラクターたちは「フィギュアスケート」と呼ばれる架空のマーシャルアーツを駆使して戦う。ただでさえ転びやすく不安定な氷の上で、足に「ブレード」と呼ばれる鋭利な刃物をつけて対戦する血の気が引くような危険きわまりない格闘技だ。現実世界では闘鶏で似たようなことが行われているが、良い子は決して真似してはいけない。フィギュアスケーターのお姉さんお兄さんたちは、超人戦士だからこそこういった無茶が可能なのだ。

[編集] ラウンド

勝負は3ラウンド制で、1ラウンド目がSP(ショートプログラム)、2ラウンド目がFS(フリースケーティング)、勝敗がつかない場合、3ラウンド目のEX(エキシビション)で争われる。なお、前作でプレイヤーから「地味」「面倒くさい」と不評だったCF(コンパルソリーフィギュア)ラウンドは今作では廃止されている。

略記 制限時間 内容
SP 2分50秒 体力よりもスピードや必殺技の攻撃力が高いキャラが有利。
FS 4分 / 4分30秒 女性キャラ同士の対決の場合のみ制限時間が4分。体力が高いキャラが後半有利になる。
EX 無制限 時間無制限のサドンデスマッチ。SP、FSラウンドが苦手でもEXラウンドでパフォーマンスが向上するキャラもいる。

[編集] ルール

プレイヤーは自分が使用するキャラの持ち技(エレメンツ)の中から、指定の割当に従ってプログラムを組まなければならない。エレメンツのスロット数はラウンドやキャラの性別によって微妙に異なる。しかし、指定の割当はパッチが配布されるたびに変更されることがある。以下の記述は現時点での割当である。

ジャンプ スピン ステップ スパイラル 合計
SP 女性 2A / 3A 単独のトリプル 3+2以上のコンボ FSp LSp CoSp StSq - 7
男性 2A / 3A 単独のトリプル / クワッド 3+2 / 4+2以上のコンボ FSp CSp / SSp CoSp StSq - 7
FS 女性 Aを1回以上 トリプルの重複は2種まで コンボは3回まで
うち3連は1回まで
全部で7回 FSp 単一姿勢 CoSp StSq ChSp 12
男性 Aを1回以上 トリプル以上の重複は2種まで コンボは3回まで
うち3連は1回まで
全部で8回 FSp 単一姿勢 CoSp StSq ChSt - 13
EX エレメンツの制約は特にない。膝でスピンしたり、ジャンプを1回も跳ばなかったり、禁じ手のバックフリップをやっても、このラウンドだけは大目に見てもらえる。室内なのにレインコート着用で傘をさしたり、パジャマのまま出てきたり、きわどい衣装で挑発したり、日本刀を振り回したり、肉襦袢に金色のパンツ一丁で踊ったりと、何でもアリだが、放送できないようなことはさすがにやらない方が良いだろう。

[編集] ISU社製リアルタイム演算処理ジャッジシステム

エレメンツを繰り出すとジャッジシステムが出来映えを瞬時にはじき出す。

スケツーには、最終的な技の威力やキャラクターの成長に大きく影響する最新鋭のリアルタイム演算処理機能『CoP』が備わっている。この演算処理機能はその居丈高な処理過程から「ジャッジ」と呼ばれ、非常に気分屋で評判が悪く、特定のキャラクターに有利な処理が行われているのではないかと一部で噂されているが、それはそれでドラマチックな勝負を演出してくれることもある上に、そもそもスケワンで採用されていた『6.0システム』よりはだいぶマシだということで、プレイヤーの多くが諸手とはいわないまでも、片手ぐらいは渋々挙げて賛同しているようだ。

最近では毎年のように新しいパッチも公開されており、少しずつではあるが、ある程度公平なものに近づけようというメーカー側の努力も見てとれる。しかしながら、「プロトコル」と呼ばれるシステムのソースが公開されている一方で、より深い階層へのアクセスは制限されており、その非常に不可解かつ複雑な処理過程すべてを明確に説明することは未だ不可能なのが現状である。下図の様な構成のISU社製超高性能高速チップが演算処理に使われていることを頭に入れておくと、ある程度スケツーを楽しめるようになるが、よけい混乱して不満が爆発するという可能性も否定はできない。

ISU Judge System Processor
TSS
TES
Base Value GOE
PCS
Factor
SS TR PE CH IN
Deduction

チップ各構成部位の説明は以下である。バグが疑われる箇所には色を付けた。

略記 正式名称 日本語名称 説明
TSS Total Segment Score 合計点 演算によってはじき出された最終的な計算結果であり、TES、PCS、Deductionの3つ部位で分散演算された数値の和。
TES Total Element Score 技術点 実際に実行されたエレメンツのコマンド入力の数値的総和であるBase Valueと、コマンドの精度に対する評価GOEの和。
PCS Program Component Score 演技構成点 入力されたコマンド全体の質に対する評価値。SS、TR、PE、CH、INの5つの部位で10.00を上限に分散演算処理された数値の和に、Factor処理を施した上で算出される。一度高い評価を受けると次からもある程度高い点を保障されるが、逆に一度低い評価を受けてしまうと中々評価が上がらなくなる。そのためPCSはしばしば貯金(nest egg)と表現される。
Deduction Deduction 減点 プレイヤーの操作ミスを執拗に感知して、減算処理を行う。キャラが転んだら-1.0など。
TES Base Value Base Value 基礎点 実際に実行されたエレメンツのコマンドの数値的総和。
GOE Grade Of Execution 出来映え点 スケツーをゲームとして不健全なものにしている「諸悪の根源」と言われているのが、このGOEと呼ばれるパーツだ。コマンドの入力精度に対する評価であり、0を含む+3から-3の7段階で、技ごとに決められた割合で加算・減算が行われる。難しい技ほど減算の幅が大きくなるという消極性を助長する問題点があり、一部のキャラに理解不能なGOE加算処理が行われることがしばしばだが、ISU社はバグを認めていない。
PCS Factor Factor 係数 男性キャラと女性キャラの物理的能力の違いを明確にするために設けられたフィルター。SS、TR、PE、CH、INの5つの部位で演算処理された数値に、SPラウンドでは男1.0・女0.8、FSラウンドでは男2.0・女1.6の数値が乗算される。
SS Skating Skills スケート技術 プレイヤーが動かしたキャラのスケート能力を総合的に判断して数値化する部位。
TR Transition 要素のつなぎ エレメンツとエレメンツの間をスムーズに小技で繋いでいるかを判別・評価する部位。
PE Performance / Execution 実行 / 遂行力 定められた技の遂行精度を評価する部位。コマンド入力でミスをしないことが大切だ。
CH Choreography 振付 CHといってもスイス製の高品位チップを採用している訳ではないのが残念なところ。プレイヤーがキャラをバランスよく動かしているかを総合的に評価する部位。
IN Interpretation 音楽解釈 キャラクターの動きがBGMと調和しているかを判断し評価する部位。BGMの盛り上がる部分で得意技のコンボを決めろ。

こういった非常に複雑な分散演算処理がISU社製高性能チップを搭載したシステムの内部で瞬時に行われているのである。出てきた結果に納得のいかないことも、明らかに手心が加えられていると感じられてしまうことがあっても、致し方ないことかもしれない。

[編集] エレメンツ

もちろん一般的格闘ゲーム同様、普通に蹴りやパンチでの攻撃も可能だが、スケツーの醍醐味は多彩なコンボ技にある。技は「エレメンツ」と呼ばれており、それぞれの表記も非常に特殊で、威力設定も難解をきわめる。そのこともプレイヤーを悩ませる一因となっているようだ。ちなみに技の威力は「1.00=マニー・パッキャオの渾身の左ストレート」と設定されている。

[編集] ジャンプ系

いわゆる回転系の跳び技。飛び後回し蹴りや胴回し蹴り、竜巻旋風脚などと同系統の空中技である。基本的には以下の6種類のジャンプ技がある。シングルは1回転、ダブルは2回転、トリプルは3回転、クワッドは4回転である。

略記 読み 内容 シングル ダブル トリプル クワッド
T トウループ とりあえず一番簡単なジャンプ。ブレードの先端で氷に穴を穿ちながら「とおうぅ!」の掛け声とともに跳ぶ。かき氷を一番たくさん作り出す。ダイスケ、エフゲニー、ブライアンなどが4Tの大技を持つ。 0.40 1.40 4.10 10.30
S サルコウ 「猿でも跳べるほど簡単」ということで名前がついたジャンプ。ミキは女性キャラでは唯一4Sの大技を持っている。 0.40 1.40 4.20 10.50
Lo ループ 中くらいの威力のくせに極めるのは難しい。名手でもマモノ相手には決まらないことが多々あるのは、このジャンプがマモノの好物であるからという説もある。回転不足判定でよく狙われ、失敗の無限ループにハマり易い。脚力のないキャラは跳べない。 0.50 1.80 5.10 12.00
F フリップ FLIP-FLAPという双子ユニットがいたが、このフリップは後述のルッツの双子の妹にあたる。内側エッジで踏み切るインドア派文系な妹。飛ぶ直前に前向きから後ろ向きになる肩すかしなジャンプでもある。2010年3月のパッチ配布で、従来はEXラウンドでしか使えなかったダイスケの秘剣4FがFSラウンドでも解禁されたが、同時にバグが発見されており修正パッチの追加が望まれている。 0.50 1.80 5.30 12.30
Lz ルッツ 外側エッジで踏み切る。「うわっ捻挫しそう!」と思ったらアウトドア派体育会系のルッツ姉さんだ。そうじゃなかったら妹のフリップだ。ルッツとフリップをきちんと踏み分けるのはかなりの熟練がいるうえに、体力ゲージが少なくなると得意なほうのエッジに乗りがちになる。 0.60 2.10 6.00 13.60
A アクセル 性格が前向きな上にアクセル全開じゃないと跳べない難しいジャンプ。前向きに踏み切って後ろ向きに着氷するので、半回転多く回る。マオは男性キャラ以外では3Aが普通に跳べる唯一のキャラだ。またユカリもコマンド入力条件はシビアだが、3Aを出すことができる。4Aを出せるキャラはゲーム中に一人もいないが、データ上は用意されている。 1.10 3.30 8.50 15.00

なお、ジャンプ技にはたまに「おまけ」がつくことがある。ジャンプの名前の後ろに以下の記号を見たら、上の3つまでに関しては「クソジャッジ!どこに目ぇつけてんだボケェーーー!」と叫んでいい決まりになっている。

略記 読み 説明
< アンダー・
ローテーテッド
尖った見かけ同様ぐさぐさと心に突き刺さる「ジャンプの回転が足りてませんよー」という陰湿なクレームマーク。1つ入ると威力が3割減る。「お前の頭の方こそ回転不足なんじゃねぇーのか?」とジャッジに悪態をついたところで腹の虫は収まらない。「プレローテーションが…」とかいう話を始めるやつがいたら、泥沼技術論になるので無視してゲームを続けた方が吉。
<< ダウングレード 別名『泣きっ面に蜂』。アンダーローテーテッド同様ジャンプの回転不足を指摘するマークだが、その容赦の無さは1つ刺さった時の比ではない。3回転は2回転に、2回転は1回転になってしまう。もちろん0回転は−1回転扱いだ(嘘)。後述のエッジエラーやアテンションと同時に喰らう事を『踏んだり蹴ったり殴られたり』と言ったりもする。しない。なお、以前は上記の「アンダー・ローテーテッド」は存在せず、回転不足を指摘するマークは「ダウングレード」のみだった。(「<」の数も1つで「ダウングレード」と呼んでいた)しかし、「ほとんど回り切っているのに回転数を減らされてはたまらない」というプレイヤーからの苦情が殺到したことに伴い、2010年5月のパッチ配布で上記の「アンダー・ローテーテッド」が急遽作られた。しかしあまり効果は得られず、現在もプレイヤーからの苦情は絶えないという。
e エッジエラー LzとFの後ろにしかつかないレアなマーク。双子ジャンプの踏切エッジの使い方に対する執拗かつストーカーチックなクレームマークだ。インサイドエッジで踏み切っておいて「Lzだ」と言い張ってきたプレイヤーにはまさに呪いのマークな上に、「じゃあ、FのエッジエラーはLzとして採点してくれよ」という至極真っ当な意見も鼻で笑われるだけなのも痛い。「これはマナだ」「いやこれは目の下にホクロがあるからカナだ」「いや、俺はマナのファンなんだから見間違えるはずがない。これはマナだ」「アホか?これはカナだっつーの!」まあ、このレベルの話である。
アテンション 過去に使用されていたマーク。「お見事!度肝を抜かれました!」という意味のびっくりマーク…だったら、何の問題もないのだが、残念ながらそうではない。上記のエッジエラー同様、踏切エッジに対するクレームマークだが、スッキリしない分、「e」をもらうより気に障る。「いやぁほら、ね?わかるでしょ?私も鬼じゃないから、今回は大目に見てあげるけど、次回は見逃さないよ。見つけたのが私であんた本当にラッキーだよ」といったニュアンスがひしひしと伝わってくる目障りなマーク。しかし、2010年5月のパッチ配布でこのマークは廃止され、「e」マークと統合された。ちなみに銀河点女王を使っているプレイヤーは特に気にかける必要がないようだが…
インバリッド・エレメント 別名『エレインの呪い』。これはよほど計算が苦手なプレイヤーか、うっかり屋以外はもらうことが少ない名誉のスター勲章だ(そこ、ノブナリに突っ込まない!)。同じ種類のジャンプを跳びすぎてしまった際「そんなにいっぱい跳ばなくても良いのに、君は頑張り屋さんだねぇ」という労をねぎらう意味でついてくる。ただし、この勲章をもらうと星印なので何となくいい気分になるが、たとえクイント(5回転)を跳んだとしても威力計算はしてもらえない。答案用紙に名前を書き忘れて0点、でも優しい先生は「次から気をつけようね」とお星様のシールをくれた、というような心温まる話…ではない。実際には「小学校から算数をやり直すことを検討されたし」というマークである。
x クレジット・フォー・ハイライト・ディストリビューション はい、もう一回ご一緒に。「クレジット・フォー・ハイライト・ディストリビューション」。一見ペケをつけられてしまったかのように見えるこの「x」マーク。憤慨する前にちょっと待ってほしい。よくよくジャンプの威力値を見てみると、なんと1.1倍されているではないか。そう、これはコマンドを押す親指の痛み+キャラの体力減で辛くなってくるFSラウンド後半のジャンプに与えられるボーナスマークなのだ。「先生!この点数はどういうことですか?110点て!」「野比、みんながさっさとプリントを終わらせて遊びに行っても、お前だけは教室に残って終了ギリギリまで問題を解き続けた。だから先生、お前には10点多くあげたんだ」というような話と似ているかどうかはわからないが、早まってジャッジに詰め寄らないように気をつけよう。後半にジャンプ系エレメンツを入れたのに1.1倍されなかったら、ゲーム開発元に電話だ!

6種類の基本ジャンプ以外にも多種多様なジャンプ技が存在する。

略記 読み 内容 シングル ダブル トリプル クワッド
F (e) リップ LzとFの美人双子姉妹には、フルッツとリップというこれまた双子の従姉妹が存在する。妹の方は、インサイドエッジで踏み切ると見せかけて、アウトサイドで踏み切る反則技のリップ。人前では借りてきた猫のようにおとなしいのに、ふたりきりになると豹変して内弁慶を炸裂する二重人格者な彼女だと思えばいい。 ≈ 0.30 ≈ 1.10 ≈ 3.50 ≈ 8.10
Lz (e) フルッツ フルーツみたいなかわいらしい名前とは裏腹に、かなりのツンデレジャンプ。アウトサイドエッジで踏み切ると見せかけて、インサイドで踏み切る反則技。威力はまあまあである。 ≈ 0.40 ≈ 1.30 ≈ 4.00 ≈ 8.60
M ミドリ 前作の主人公ミドリの必殺技。跳び上がったまま塀を飛び越えて、撮影中のカメラクルーに突っ込む荒技。対戦相手にも自分にも結構なダメージがある捨て身の一撃だ。  ?  ?  ?  ?
BkF バックフリップ 名前的にはフリップの兄弟分にあたるジャンプ技だが、実際には何の関係もない。前作からのキャラ、ロロが得意とする大技だが、SP、FSラウンドでやると怒られる。EXで連発すると威力絶大だ。 EXラウンドのみ20.00

[編集] ジャンプ系エレメンツの威力設定

ジャンプ系のエレメンツには、1つのジャンプを単独で跳ぶ「ソロ」と、より強力な、2つ以上のジャンプを組み合わせたコンボである「シークエンス」及び「コンビネーション」という3通りのランクがある。これらはそれぞれのラウンドで微妙に異なった威力設定がなされているので注意が必要だ。ややこしいだろうが、自分が使用するキャラの特性と以下の演算条件を頭に入れて、ジャンプを入れるタイミングを計算できるようにしておくといいだろう。

分類 ランク 構成 表記 威力計算 ラウンド別による係数
SP FS EX
前半 後半
ソロ J1 J1 J1 ×1.0 ×1.0 ×1.1 基本的には×1.0 だが、制限時間がないのでFSの前半分にあたる2分すぎあたりから、各キャラに設定された『後半の体力値』によってジャンプ系エレメンツの成功率が大きく異なってくるので、自分が使うキャラの体力を考えてエレメンツを繰り出そう。
コンボ シークエンス J1-m-J2 J1+J2+SEQ (J1+J2)×0.8
コンビネーション J1-J2
J1-J2-J3
J1+J2
J1+J2+J3
J1+J2
J1+J2+J3

[編集] シークエンスの威力計算のバグ

上の計算表を読んで、IQが100より多少上の人は、あるおかしな事実に気づいたと思う(それ以外の人はこんなところはすっ飛ばして、君のお気に入りのキャラの項目でも読んでニヤついたりしてくれたまえ)。そう、なんとシークエンスを跳んでしまうと、合計でこそソロジャンプより威力が増す可能性が出てくるものの、個々のジャンプは80%の威力しか計算してもらえないのだ。つまり2つめ以降のジャンプに2Loのような威力の弱いものを持ってくると、下記のように不可思議なことが起こる。ここでは女性キャラのマオが得意とする3Aジャンプを例にとって説明しよう。GOE加点については特に考えず±0とする。

ところが、

2つめの2Loは完全に跳び損になってしまうのだ。これはもちろん、コンビネーションとシークエンスを差別化するための仕組みであるが、やはりISU社製リアルタイム演算処理ジャッジシステムのバグと言えるだろう。1つ目に3Aを跳んで、その威力を無駄にしないシークエンスを構築するには、威力が2.125を上回るジャンプを2つ目以降に持ってくることが必須条件になるのだ。またシークエンスは3連続でやっても、上位ジャンプ2つ分の威力しか計算してもらえないのも、頭に入れておく必要があるだろう。

[編集] スピン系

これも回転系の技。空中技でない分、威力は弱いが、コンボが長く、安定して繰り出すことができる。女性キャラは上段蹴りなどを得意とし、男性は中段蹴りや、バックブローなどを多用する。非常に多くの種類が存在するが表記的には以下の20種類である。コマンド入力が正確なほどレベルが上がる。

略記 読み 説明 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4
USp アップライトスピン 上半身を起こした状態で行う、オーソドックスな回転技。他のスピン技より高速回転が可能で、上中下段蹴り、パンチなど多彩な技を織り込むことができる。 1.20 1.50 1.90 2.40
FUSp フライング… 1.70 2.00 2.40 2.90
CUSp チェンジフット…
FCUSp フライングチェンジフット…
LSp レイバックスピン これもアップライトスピンなのだが、上体を後に反らしながら行うものは変形版として特にレイバックスピンと呼ばれる。敵の攻撃から顔面を守ることができるという利点がある。 1.50 1.90 2.40 2.70
FLSp フライング… 2.00 2.40 2.90 3.20
CLSp チェンジフット…
FCLSp フライングチェンジフット…
CSp キャメルスピン なぜキャメル(camel=ラクダ)なのかと訝しむ人もいるだろうが、ラーメンマンの必殺技『キャメルクラッチ』からヒントを得て編み出されたためこの名前がついたと思われる。蹴り足を真後ろに伸ばし、上体は水平前方に構える。相手の攻撃を両手で受け流しながら、バックキックを上中段に蹴り分ける。 1.40 1.80 2.30 2.60
FCSp フライング… 1.90 2.30 2.80 3.20
CCSp チェンジフット… 2.00
FCCSp フライングチェンジフット…
SSp シットスピン しゃがんだ状態で相手の向こう脛辺りをブレードで斬りつけるえげつない下段回転蹴り。日本語風に「シットスピン」と発音すると、外人には糞(shit)を振りまきながら回る技なのかと眉をひそめられてしまうので、どちらかというと「スィットスピン」と発音しよう。 1.30 1.60 2.10 2.50
FSSp フライング… 2.00 2.30 2.60 3.00
CSSp チェンジフット… 1.90
FCSSp フライングチェンジフット…
CoSp コンビネーションスピン 「USp / LSp」「CSp」「SSp」の3種類のうち2種類以上を組み合わせたものを言う。最も高度なスピンコンボであり、威力も高い。 1.70 2.00 2.50 3.00
FCoSp フライング…
CCoSp チェンジフット… 2.00 2.50 3.00 3.50
FCCoSp フライングチェンジフット…

ここまで読んで、「あれ?ビールとかドーナツは出てこないの?」と疑問に思う食いしん坊メタボさんもいるだろうが、実はビールマンスピンはUSpに、ドーナツスピンはCSpに属する技なのだ。スピンの特殊技は多すぎて全部は紹介しきれないが、いくつか有名なものを挙げてみよう。

分類 名称 説明
USp系 ビールマンスピン 全スピン中、最も拷問的要素が強い。回転中スコーピオンキックを飛ばす技。相手の死角をついて攻撃できるので、威力は絶大だ。柔軟性が高いマオ、ミライ、イリーナ、男性ではエフゲニーやユヅルなどが持っている。
ショットガンスピン 男性キャラがよく使う。回転中やにわに懐からショットガンを取り出して相手を撃つ反則技…ではなくて、相手のみぞおち辺りに強烈な前蹴りを喰らわせる回転技だ。
Y字スピン 主に女性キャラが使用するが、男性の中にも使えるキャラはいる。上段蹴りの回転コンボ。マオ、シズカが強力なY字スピンを持っている。
I字スピン 人間離れした柔軟性を誇るサーシャの必殺技。天空を突き刺すような踵落しを相手の脳天にお見舞いする。ミライのも凄い。
CSp系 ドーナツスピン 別名『円月輪』。回転中体を横に倒し、背中を反らして輪っかを作る。円盤ノコギリよろしく相手をブレードで切り裂く。シズカとユカリの得意技。
ウィンドミルスピン 別名『殺人風車』。体を斜め横に倒し、相手を両手で殴打しながら、膝のあたりにも蹴りを放つ、見た感じかなり乱暴な技。
SSp系 キャノンボールスピン 別名『人間ミサイル』。SSpの状態でさらに蹴り足に上半身を密着させミサイルのように相手に突進して向こう脛の辺りを強か蹴りつける技。
パンケーキスピン 別名『人間大砲』。おいしそうな名前だが、体を丸めてそのまま相手に突っ込む起死回生の捨て身の技だ。
デスドロップ 正確にはSSpに入る直前のフライング動作。高く跳び上がって相手にバックキックをお見舞いする。名前もすごいが、技の威力も名前負けしていない。ミドリを使用するプレイヤーはぜひ使いたい。
キャンデロロスピン ロロだけが使う特殊なスピン技。回転中に膝をつき、そのまま胡座をかいて座る。意表をつかれた相手が混乱している間に足を取ったりする。

[編集] ステップ系

蹴りによる下段攻撃がメインだが、中段や上段蹴りを加えたり、手の使い方がうまいキャラは、バックブローや黐手(チーサオ)を織り交ぜることもできる。男性キャラほど多彩。マオ、アキコ、カロリーナ、ダイスケ、エフゲニー、パトリック、ジェフリーなどが威力の高いステップ技を持つ。以下の3種類のコンボがある。名前の最後に「シークエンス」をつけて呼ぶこともある。

略記 読み 説明 Lv.1 Lv.2 Lv.3 Lv.4
SlSt ストレートラインステップ 下段蹴り中心のコンボ。直線的に攻撃するため対戦相手と十分に距離がないと失敗する。マオの『超絶仮面舞踏会ステップ』はこのステップ。 1.80 2.30 3.30 3.90
CiSt サーキュラーステップ 下段蹴り中心のコンボ。画面の奥行きを使って円軌道上に相手を攻撃するため、接近していないと効果がない。ダイスケのCiStは強力だ。
SeSt サーペンタインステップ ステージをフルに使いS字の軌道を描きながら相手を攻撃する下段蹴り中心のコンボ。キャラではタカヒコやステファンが持っている。強力だが、コマンド入力が多すぎて腱鞘炎になるプレーヤーが続出、EXラウンド以外ではあまり使われていないようだ。
ChSt コリオステップ 男性キャラはFSラウンドで2回のステップを行うが、2010年5月に配布されたパッチにより、2回目のステップはレベル1固定で、GOEで威力が決まる仕様に変更された。この2回目のステップを「コリオステップ」という。 2.00

[編集] スパイラル系

女性キャラだけ使える上段蹴りのコンボ。レベル1固定で、GOEで威力が決まるが、2010年5月にパッチが配布される以前は、スピン系、ステップ系と同様にレベル4までの判定があった。

略記 読み 説明 Lv.1
ChSp コリオスパイラル スパイラルは分類としてはステップに属するが、実際にはステップとはかけ離れたタイプの技で、女性キャラ限定の上段蹴りのコンボである。柔軟性が高いキャラのものほど相手の顔面を安定して狙えるので強力。スパイラルの名手はサーシャ、ミライ、マオ、アリッサ、キャロラインなど。レベル4までの判定があった頃は「スパイラルシークエンス」と呼ばれていた。 2.00

[編集] キャラクター

スケツーの人気が確固たるものになったのは、2作目の個性豊かで魅力的なキャラクターたちのおかげであると言っても差し支えないだろう。一部のキャラたちはソロ写真集まで出すほどの人気ぶりだ。その一方で、特定のキャラクターに入れ込みすぎる「ヲタ」と呼ばれるプレイヤーや、後から参入してくるプレイヤーたちを「ニワカ」と呼んで快く思わないベテランたちも急増しており、違うキャラを使うプレイヤー同士、はたまた同じキャラを愛する者同士でまで醜い泥仕合が行われているという情報もある。心あるプレイヤーたちからは「やり込みすぎると心が荒む」とか「マイナーゲームだった時に比べてファン同士の関係が殺伐としてきた」という意見もなくはないようだ。しかしまあ普通にスケツーを楽しみたいプレイヤーはそういったゴタゴタは気にせず、ゲームを楽しむのがよいだろう。

また、スケツーには、なぜか南半球やアフリカ系のキャラが極めて少ないが、それは大人の事情であり、そのことについて考え始めると、混迷を極める世界情勢や、欧米型資本主義の問題点、はたまた人類という種の不甲斐なさにまで考えが及ぶ危険性があるので、あまり触れてはいけない。日本発のゲームらしく、日本出身のキャラが多いのも特徴だ。アメリカ出身のキャラが多いのは北米マーケットを意識してのことだと推測される。

[編集] ストーリーモード

スケツーではすべてのキャラがプレイヤーにとっての主役だが、以下のキャラにはストーリーモードが用意されている。

マオのストーリーモードの一場面。
マオ菩薩降臨編 マオが主人公となり、フォースの暗黒面に堕ちてしまったかつての盟友ヨナを救うべく奮闘する。しかしラスボスの銀河点女王が死ぬほど強いので、クリアするのは至難の技だ。何気ない技でも意味不明な大打撃を与えてくる相手に対して、3Aコマンドを完璧に打ち込めるようになるかどうかがクリアの鍵とも言われている。マイという特別キャラクターによる3匹のトイプードルの世話を同時にこなすミッションがある。制限時間内に特上カルビを何皿平らげられるかなどのミニゲームも楽しい。
ヨナ銀河帝国編 ヨナが主人公となり、最大のライバルマオを倒すために、フォースの暗黒面に手を染めるというストーリー。後半になればなるほど勝つのが簡単になり白けてくるが、ラスボスのアクセルマスターと闘うときだけは、なぜか精神力が急激に下がり、コンボ成功率が落ちてミスを連発してしまうので深呼吸して臨め。クリアして銀河征服をした後も何となく虚しさだけが残る。
ダイスケ頂上決戦編 ハンサムなダイスケが主人公となり、超人エフゲニーを倒すために修行を重ねていくストーリー。途中で長ーいリハビリミッションがあるのが結構しんどいが、ミッションクリア後に身につける「世界最高ステップ」はリズムに合わせて小気味よくコマンドを打ち込めるので、爽快感抜群。挑戦する価値あり。
ノブナリ天下統一編 ノブナリが主人公となり、先祖が果たしきれなかった天下統一を目指すというストーリー。ゲーム中盤でミニバイクにまたがり、パトカーの追跡を振り切るミッションがあるが、なぜかバイクの操縦がやたらフラフラするので非常にクリアが難しい。
エフゲニー超人対決編 クリプトン星から地球にやってきた超人エフゲニーが、謎の怪人、仮面の男を倒すまでのストーリー。最後に仮面の男が同郷の超人アレクセイだったとわかるシーンは泣かせる。
ジョニー全米選手権編 最新パッチで追加された、ジョニーのストーリーモード。お買い物やファッションショーやドキュメンタリー番組の撮影といったサブゲームをこなしながら、全米選手権連覇を目指していく。サブゲームに熱中し過ぎると体調を崩し、不調の波に飲み込まれる。だが練習をしすぎると、ジョニーの精神力が低下して技の成功率が下がってしまう。大会直前に差し挟まれる煽り番組における、最大のライバルエヴァンとの格闘技並みの舌戦は必見。しかしバトルトークに専念しすぎると、ジェレミーに優勝をさらわれてしまうので注意が必要だ。

そして、イリーナで『魔物』と一度でも対戦すると、勝敗に関わらず『イリーナ波瀾万丈編』がプレイできるようになる。

イリーナ波瀾万丈編 イリーナが主人公となり、五輪の塔を攻略するまでのストーリー。思春期の体重増加との戦い、難病治療などのミッションはあまりにも過酷で、プレイヤーの間でも「クリアは不可能」とまで言われている。最終ダンジョンの『五輪の塔』は1階が『軟体人間』(ボス仕様のサーシャ)、2階が『残酷姫トゥーランドット』(ボス仕様のシズカ)、3階が『カンフーマスターミシェル』、4階が『ヒューズが飛んじゃってる小悪魔サラ』、最上階が『魔物』となっており、攻略には超人的な気力と集中力が必要とされる。

またダイスケのストーリーモードをクリアすると隠れキャラのタケシが出現し、併せてノブナリのストーリーモードもクリアするとタケシが主人公の隠れシナリオが出現する。

タケシ覚醒挑戦編 クワッドキング・ティモシー、仮面の男アレクセイ、そして超人エフゲニーなど、世界の名だたる戦闘兵器がひしめくフィギュアの魔窟に、日本の侍タケシが己が身一つで挑む。元は主人公として設定されていただけに、ボリュームと難度はなかなかのもの。いかに早く若武者タケシを覚醒させ、クワッドジャンプのコマンドを習得していけるかがクリアの鍵となる。ラストでダイスケに想いを託して去っていくタケシの後姿に、瞳を潤ませるプレイヤーも多いことだろう。

[編集] 戦闘力

戦闘力は『総合力(SPラウンド力 / FSラウンド力)』と分けて設定してある。キャラによってラウンドの得手不得手があり、総合力が必ずしもSPラウンドとFSラウンドの合計になる訳ではない。また戦闘力はメーカーが設定したキャラの理論的上限値だが、対戦においては多くの要素が複雑に絡み合うので、ほとんどアテにならない。

また男性キャラの方が女性キャラよりも総じて高い傾向にあるが、女性は係数によって数値を抑えられており、実際の対戦においてはキャラごとの特別数式や、一度抑えられた女性キャラの能力の再計算などが瞬時に行われているので、最終的にはプレイヤーが個々のキャラのクセにあった操作法を習得することで、設定値の限界を容易に超えられるようにプログラム設計されている。例えば、女性キャラのパワーは男性キャラより総じて低いが、柔軟性はむしろ高くなる上、スパイラルのコマンドの容易さと威力などが加味され、対戦においてバランスが取れるような仕組みになっている。

スケツーの対戦において最も重要なのは「プレイヤーとキャラの一体感」であり、それ以外の要素はすべて「一応の能力条件」程度だと思った方が良いだろう。

[編集] 能力値

項目 説明
体力 コマンドの入り易さ、エレメンツの威力に大きく影響。前半強くても後半になると精彩を欠くキャラもいるので注意が必要だ。体力のないキャラを選んだ場合はSPラウンドとFSラウンドの早い段階で勝負を決めることが求められる。
素早さ 主にジャンプ系、ステップ系のエレメンツの威力及び、GOE / SS / TRなどの演算処理過程に影響。
パワー 主にジャンプ系、スピン系のエレメンツの威力及び、GOE / SS / PEなどの演算処理過程に影響。
技巧度 主にジャンプ・ステップ・スピンの総合エレメンツの威力及び、GOE / SS / TR / PEなど演算処理システムの幅広い領域に影響。
精神力 主にジャンプ系の技の威力とコマンドの入り易さ及び、GOE / PE / INなどの演算処理過程に影響。
柔かさ ダメージの受けにくさとスパイラル系、スピン系のエレメンツの威力及び、SS / TR / PE / CHなどの演算処理過程に影響。一概には言えないが女性キャラの方が高い傾向がある。
独創性 全体的なパフォーマンス及び、TR / CH / INなどの演算処理過程に影響。
特別数式 何に影響をしているのかは謎だが、キャラによって異なった項目が用意されている。

実際には100をゆうに超えるキャラが使用できるが、ここではメインキャラの中でも代表的なキャラだけ紹介する。

[編集] 女性キャラクター

[編集] マオ2.0β

ファイル:FS2Status Mao20b anime.gif
「ウサギちゃんを使い続けるのは精神的にしんど過ぎる。まことに遺憾ながらこのままではスケツーをゲオに売るしかない」という脅迫まがいの苦情が殺到したメーカーが「X'masプレゼント」と称して慌てて用意したマオの暫定修正パッチ。とりあえずの状態なので、パラメーターがやたら不安定な上、技にやや微妙なものもあるが、プレイヤーの多くは「マオが使えればそれはそれで良し」としているようだ。とにかくゲオにスケツーの中古品が大量に流れるという事態は阻止された。ウサギちゃんを鍛えると、マオ2.0βのキャラ具合も改善されるという噂があるが、メーカーはだんまりを決め込んでいる。操作方法がとても似ているので、ウサギちゃんと併用するプレイヤーが多い。常にエネルギーを燃焼させなければ爆発してしまう太陽のごとき闘志を内に秘めた炎の戦士。そのエネルギーを気品と優雅さで包み込んだスケーティングは目も眩むほど。全体的に能力値が高めで体力が前後半で変わらない唯一のキャラだ。種類豊富な技のすべてが強力だが、ハイスペックマシン同様、操作性に癖があり空回りもしやすい。コマンド入力も全キャラ中最も難しいので、上級者向きのキャラと言えるだろう。特に3Lzと3Sは「手が4本ないと打ち込めない」とまで言われている。SPラウンドよりFS、EXラウンドで力を発揮する。

マオ2.0βの必殺技と並行してウサギちゃんの必殺技も鍛えてください。

必殺技

[編集] ヨナ

ファイル:FS2Status Yuna.png
華奢で故障がちな体を必死に鍛えるいたいけで純真なスケーター。パラメーターも平均以上で、特に素早さ値が高いのが最大の魅力だ。コマンド入力が比較的容易なので、かわいらしい外見と相まって非常に人気が高いキャラだが、同じコンボばかり使っていると、使える技まで使えなくなってしまうという不思議な設定がされているので、バランス良く技を使おう。特に2Aの使い過ぎと3Loの使わなすぎには注意が必要だ。根気よく使い込んでいくとコンボの入力精度が上がってくる。
必殺技

[編集] ミキ

ファイル:FS2Status Miki.png
対戦中の愁いを帯びた表情と普段のケラケラ笑顔のギャップが人気のジャパニーズワンダーガール。パワー値と技巧度が高く、空中殺法を得意とするスケーターで、ジャンプ系エレメンツは女性キャラでは最も多彩だ。唯一スパイラル系の技が弱いが、それ以外ではステップ、スピン系は強力で、特徴としては男性キャラに近いと言えるだろう。また自らを鼓舞するために施した戦闘衣装とウォーペイントの独創性は時に対戦相手を唖然とさせ、他の追随を許さない。女性キャラで唯一4回転系ジャンプ技を持っているのも魅力的だ。
必殺技

[編集] アキコ

ファイル:FS2Status Akiko.png
ヨガや心理学などで精神面を強化し、苦難を克服した情熱のスケーター。その大きな瞳には百万の燃える太陽を映し、観る者を魅了してやまない。小回りが利き、ステップ系エレメンツが多彩で、非常に操作性に優れている。最初はどちらかというと「通好みのキャラクター」という設定だったが、スケートをする喜びが内面からほとばしるような弾けたコンボの数々で、いつの間にやら完全に主役を食うほどの人気者になってしまった。またプレイヤーたちからメーカーへの「アキコのPCSの低さが理解できないのですが…バグですか?」という問い合わせも非常に多いと聞く。特にEXラウンドで無類の強さを誇る。
必殺技

[編集] カナコ

ファイル:FS2Status Kanako.png
開発元が続編の主人公としてこっそりプリインストールした次世代スケーター。隠れキャラだが、出現条件は特にない。1024分の1の確率でランダムにキャラクター選択画面に登場するので、その際に選択すれば、以後普通に使えるようになる。マオとヨナを足して2で割ったようなタイプの戦士で、素早さ値が非常に高い。初期設定値はそれほど高くはないが、その代わりプレイヤーが自分で能力値を伸ばす余地が最も大きいキャラになっている。
必殺技

[編集] ハルカ

ファイル:FS2Status Haruka.png
御簾の向こうの姫君がハルカみたいだったら、何かの間違いで平安時代にタイムスリップしたとて、それほど悲観すべき状況でもなさそうだ。強烈な個性や派手さはないが、近づいてみればその精妙な美しさに気づくカスミソウのような品に溢れたハルカの操作性はとても良い。また力強さに欠ける見た目の印象とは裏腹に、素早さと技巧度も高い。使い初めはあまりに頼りなく、他のキャラに替えようか迷うかもしれないが、みるみる能力値や必殺技が増えていく、育て甲斐のあるキャラクターと言えるだろう。日本出身の先輩たちと闘わせると相手の良いところを吸収してくれるのもプレイヤーにはうれしい。
必殺技

[編集] フミエ

ファイル:FS2Status Fumie.png
他のキャラと異なり、完全にEXラウンドに特化した能力設定がされている最もユニークな存在のスケーター。スケツーヤリコミストが最後に行き着くキャラとも言われている。SPラウンドが苦手→FSで挽回→EXで怒濤の必殺技を連発してくる。「スケツーの容量の半分がフミエのエレメンツと表情を描写するCGに占有されている」という実しやかな都市伝説まであるほど必要以上に演出されるVFXはいくら観ていても飽きることがない。スピナーという訳ではないが超音速USpも破壊力抜群なのでぜひマスターするべし。
必殺技

[編集] ユカリ

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負けん気の強さは折り紙付きのスピン系エレメンツの名手。体格の小ささを一切感じさせない力強さと繊細さを併せ持ったコンボが持ち味で、いったんスピンに入ると面白いくらい体勢を変えてくるのが見ていてワクワクするキャラだ。ステファン同様、スピナー好きが好んで使うキャラだが、必殺技に一目でわかる独特のジャンプと3Aがあるのも魅力だ。スケツーキャラの中で、珍しく実際の人物の3Dデータをキャプチャして作られているらしい。「蒼○優ではないか」と言われているが、ギャラで揉めた関係でメーカーは口を閉ざしている。
必殺技

[編集] ミライ

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「キャラクター開発チームがネーミングをもう少しがんばるべきだった」という声も聞こえなくはない未来から来た戦士ミライ。出身はジャメリカ合衆国で、ルックスも国籍不明でスタイルもまさに未来人。本当は未来の危機を伝えにきたのに「そんな先の話をされても…」と取り合ってもらえずスケーターになった、というキャラ設定にも開発チームの苦悩と寝不足が伺えるが、能力は魅力的だ。万能型でありながら回転型と軟体型の特性を持ち合わせており、ミライを使用するプレイヤーの多くがスピン、スパイラル系エレメンツで押しまくるというスタイルを取る。
必殺技

[編集] サーシャ

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バレエに基礎をおく脅威の柔軟性と器械体操で鍛え上げた高い身体能力を持っているアメリカのスケーター。SP、EXラウンドでは他の追随を許さない破壊的な強さを持つが、FSラウンドだけはコマンドがやたら入りにくくなるクセがあるので、そこだけは要注意だ。試合巧者でないプレイヤーがサーシャを選択した場合は短期決戦を心がけた方が良いだろう。スケツーをある程度やり込んだプレイヤーたちの間では「たぶんうまく使えば、サーシャが女性キャラで一番強い…ただしうまく使えればの話だが…」とさえ言われているほど基本的能力は高く、特にスパイラル系エレメンツが核融合レベルに凄まじい威力がある。「可愛いけど、性格キツそう」と思ったへそ曲がり君も一度使ってみることをお勧めする。
必殺技

[編集] キンバリー

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他のキャラに比べ初期設定値が高すぎたせいか、聖母マリアのような笑顔を表現するのに容量を割きすぎたせいかはわからないが、使い込むと逆に操作が難しくなるという変わった女性キャラ。しかしコマンド入力の難しさを度外視して使っているプレイヤーも多く、キンバリーを初期設定に戻したいがために大事なスケツーのデータをフォーマットするコアなプレイヤーすら存在する。しかし何しろスケツーはあらゆる面で掟破りのゲームなので、根性でキンバリーを使い続けているプレイヤーたちに今後どういったご褒美が用意されていても不思議ではない。
必殺技

[編集] アリッサ

ファイル:FS2Status Alissa.png
北米マーケットを見込んで「東洋人キャラばかりスタイル良く作り過ぎだ」という非難をかわすために作られたスタイル抜群のスケーター。スピン、スパイラル系エレメンツが強いのはアメリカ出身のキャラ全般に言えることだが、その中でもアリッサは完全にその2つに特化したキャラと言って良いだろう。さらには、アメリカ勢にテンコ盛りのeや!が、アリッサの3Lzには無縁というのも使うプレイヤーにはうれしい。ただしアリッサの歯の白さは画面に焼付けができるので、輝度は低めに設定しよう。
必殺技

[編集] アシュリー

ファイル:FS2Status Ashley.png
彼女の肖像画がルーヴル美術館にあったとしても、誰も何の違和感も持たないであろう不思議の国のアシュリー。吸い込まれるような大きな青い瞳とツンと尖った形の良い鼻が特徴的なスケーターだ。しかしそのお人形さんルックスとは裏腹に軍人の父を持つ彼女は、5歳よりフィギュアスケート戦士となるべく、アラスカの凍てつくイーグルリバーで訓練を受けた。際立った特徴はないが、逆にそれこそが強みであり、回転速度の速いスピン系攻撃でレベル4の威力を出すのが容易なのはプレイヤーにとってうれしい。アメリカ勢なのでご多分に漏れず、Lzには必ずと言っていいほどeを喰らうが、アシュリーはいつもニコニコ。伸びしろ設定は大きめに設定されているので使い込んでいくうちに直せる…たぶん。
必殺技

[編集] レイチェル

ファイル:FS2Status Rachael.png
「お、俺好みのベテランキャラだ」と思ったプレイヤーは彼女の年齢設定に言葉を失い、「おいおいアシュリーとアリッサでグラフィッカーは力尽きたのか?」という不届きな輩はその能力値の意外な高さと安定したエレメンツの威力の前に泣きを見る羽目になる、アメリカの急先鋒レイチェル。能力に凸凹のないフラット(flat「平らな」だぞ…fat「ぽっちゃり」じゃないぞ!)なキャラで、他のアメリカ勢たちの様にLzにeや<を喰らうこともないし、逆にスピンやスパイラルで他を圧倒することもない。だから戦っていても、何がどう凄いのかわからない内に、全体的に相手の体力ゲージを削ることができる。通信簿がオール4の優等生タイプだと言えばわかり易いかも知れない。魅力的だが不安定きわまりない他のキャラでヒヤヒヤしたくない安全運転志向のプレイヤーにおすすめだ。高度な頭脳を持つプレイヤーなら、クイズ系ミッションに挑戦して強力な必殺技を得るのもいいだろう。
必殺技

[編集] キャロライン

ファイル:FS2Status Caroline.png
中国が世界征服の一環として放出した「東洋の真珠」ことキャロライン。雑技団じこみの柔軟性を生かしたアクロバティックなスピン系エレメンツが最大の武器で、軟体型だが回転型でもあるスケーターだ。しかし初期設定値は極めて高いのに、途中から一見ダイナミックなジャンプにeや<が刺さりまくるという仕様は、フラストレーションが溜まるのでいただけない。キャラであるキャロラインもイライラ。結果どうしても低くなりがちなPCSにブチキレてハードを叩き壊したプレイヤーもいるほどだ。そんな理由からミライ同様スピン、スパイラル系のエレメンツで押しまくるプレイヤーも多いが、使い込んでいけばきっと伝説の漢方薬か「ジャン」だけに秘伝の甜麺醤か何かが隠しアイテムで出てくるはずだと楽観視している者もいるにはいる。
必殺技

[編集] アマンダ

ファイル:FS2Status Amanda.png
人類というよりはエルフに分類されそうなアマンダ。なぜか開発チームの間では『ドブス』と呼ばれている。その裏にはこんなエピソードがある。睡眠時間を削ってのポリゴン作業中、アマンダのモデリング担当、イケダ(仮名)が突然キレて暴れ出した。聞けば「顔をいじればいじるほどブサイクになって、とうとう取り返しのつかない“ドブス”になってしまった」と言う。ところが同僚たちが見てもアマンダはとてもかわいらしく造作には何の問題もない。どうやらイケダは、のめり込みすぎて、自分が何をやっているのか自分のキャラの顔が可愛いのかどうなのかも分からなくなってしまったようなのだ。この世の終わりだとわめき散らすイケダを、「1人ぐらいドブスのキャラがいても良いから…」となだめすかしてようやくスケツーはリリースに間に合った。ところがこのイケダ、今では「俺のアマンダが一番かわいい」と言って憚らない。頭に来た同僚たちはアマンダを『ドブス』と呼び続けているらしい。みんな大人げない…
必殺技

[編集] アグネス

ファイル:FS2Status Agnes.png
初めに断わっておくが、スケツーのアグネスは「ソマリアに行く」と称してソマリランドに行ったりしないし、泥水を「カフェオレ」と表現したりもしない。自分の過去を否定するかのようにロリコン撲滅を声高に叫んだり、二束三文の石ころを高値で転売しながらウイグルの子供を助けないというような事もしない。もちろん『SEX and the CITY』に出ていたというのは君の記憶違いだし、お化粧を落としたレディー・ガガでもない。クリスティーナ・アギレラという名前で活動していたという事実もないし、マリリン・マンソンの妹でもない。で、断りの後に何を書くのかというと、特に書くことはない。アグネスが登場すると何だか胸がザワツキを覚えるが、別に彼女に恋をしたからではない。
必殺技

[編集] イリーナ

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「勝利の女神が微笑まなかったとしても、それは女神がイリーナの笑顔に嫉妬していただけだ」というようなこっ恥ずかしいことを言ったとしても大丈夫、イリーナに関してなら許される。それほどに愛らしい笑顔とかわいい真っ赤なほっぺが印象的なロシアのスケーター。スケツー女性キャラ陣の中でも別格の人気を誇り、かなり手酷くイリーナに負けたプレイヤーにすら「強すぎても嫌いになれない…」と言わしめたほどだ。ただ「すべての能力値が高く、コンボも強力で、操作性にクセがない」の三拍子そろった強力なキャラだが、対戦ステージが「オリンピックリンク」になると、精神力が急に下がって、普段入るようなコマンド(例えば絶対に失敗しないはずの3Loなど)が急に入りにくくなるので使用するプレイヤーは注意が必要だ。
必殺技

[編集] アリョーナ

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何がそんなに楽しいのか、誰もが知りたがる笑顔の持ち主アリョーナ。スケツーの超高画質HDグラフィックスは52型以上推奨だが、アリョーナの笑顔だけは14型テレビでもハッキリクッキリわかる様になっている。そんな笑顔同様の元気あふれる技が持ち味のキャラで、スパイラルが大の苦手な点を除けば、各エレメンツで安定した威力を出してくれる。アリョーナの対戦が終わると、嵐が去ったような清々しさとかすかな寂しさだけがリンクに残る。ロシアはスホイPAK FA戦闘機の開発なんかさっさと止めて、アリョーナの笑顔を国を守る兵器として採用した方がずっと効果的で経済的だ。たまに金髪になったりするが、残念ながらサイヤ人という訳ではない。
必殺技

[編集] クセーニヤ

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その日、ボツになった恋愛シミュレーション『ときめきグランドスラム -テニスのお姫様-』の企画担当からスケツー開発部に異動してきたテニスマニアのマツオカ(仮名)は、当初から温めていた「シャラポワとクルニコワとキリレンコを合体させたようなとびきり自分好みのロシア女性キャラを黙って作ってしまおう」という子供じみた計画を実行に移した。まずはアリッサ制作担当のハードディスクからモデリング素材をこっそり盗み出し、ただでさえスタイルの良いアリッサの頭部を大胆にもさらに90%に縮小した。そしてテニスゲーム企画で用意したシャラポワとクルニコワとキリレンコのボツ3Dデータを顔に適用。それだけでは物足りないのでアクセントにマリリン・モンローのホクロをうろ覚えでつけ加えた。スケツーはキャラが多いから混ぜてしまえばわからない…マツオカはそう考えた。しかし…マツオカのキャラは目立ちすぎた。計画は失敗に終わり、マツオカは3日間の停職処分を受けた。停職が解けて開発部に戻ったマツオカを待っていたのは『クセーニヤ』という名前がついた自分のキャラが画面上で華麗にビールマンスピンを決めている姿だった。マツオカがチームリーダーのカリヤ(仮名)を見ると、カリヤは黙ってうなずいた。『プロジェクトX(バツ)-超変人たち-』「スケツーを作った男たち」より
必殺技

[編集] カロリーナ

ファイル:FS2Status Carolina.png
「イタリアのカロリーナ」と聞いて、肥満が社会問題になっているイタリアのカロリー高めな女の子、を想像した罰当たり者の期待を見事に裏切るスレンダースケーター。むしろ長過ぎると形容した方がいい手足を生かした優雅なエレメンツが持ち味の長身キャラだ。ジャンプ系エレメンツのコマンド入力にかなり熟練がいるものの、eや!の心配は少なく、3Fからのコンボの破壊力は高い。また大きな遠心力を生み出す高速スピンと多彩なステップ技のバランスも良い。スピード感が爽快なスケーティングは玄人たちがこぞって絶賛する質のよさを誇る。なぜかステファンとのマッチメイクができないバグがある。
必殺技

[編集] ジョアニー

ファイル:FS2Status Joannie.png
男性プレイヤーを凌ぐほどたくましい肉体を持ちながら、内面は女性らしい優雅さで溢れたスケーター。ちょっとおっかない見かけに反して、新幹線に轢かれそうになった子犬を、列車を止めて助けたことがあるほど心優しいキャラだ。ジャンプ系エレメンツが安定していて、パワーでごりごり押したいプレイヤーにおすすめだが、エレメンツ間のつなぎの小技が巧みなのも特筆すべきだろう。いくらマッチョで頼りになりそうだからって「兄貴」と呼ぶのは控えるように。「ジョ兄ィ」というのも禁句。
必殺技

[編集] シンシア

ファイル:FS2Status Cynthia.png
「スケツーをプレーした草食系男子は、1人の例外もなくカナダに旅行する気が失せる」とは有名な都市伝説だが、その原因が、ジョ兄ィと紳士アのメープル最強2トップにあるかどうかは定かではない。しかしそう思わずにはいられないほどスケツーのカナディアンウーマンは筋骨逞しい。ジョアニー同様、シンシアのキャラ説明欄にも「冬は故郷のケベック州で立ち往生した除雪車を押しながら足腰を鍛えている」などの愉快な筋肉エピソードが満載だ。そのおかげもあってか、シンシアのステップやスピンは非常に重心が安定している。170cmの体格から繰り出されるジャンプ系エレメンツも破壊力抜群だ。ちなみに男性キャラのユヅルとは「遠近法が狂って見える」という謎の理由からマッチメイクできない。
必殺技

[編集] サラ

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キャラの名前がかぶっても一切気にしないでそのまま発売してしまうのが、スケツーの凄いところ。スケツー開発チームのメンバーはそれぞれ自分が担当したキャラに強い思い入れがあるため、絶対に一度決めた名前を変えない。だからキャラのネーミング会議でも「サラ?まあいいや」でパスしたに違いない。一応プレイヤーの間では小悪魔サラのことを「使えないサラ」、こちらのサラのことを「使えるサラ」と呼んで区別するらしい。こちらのサラは、スイスの名高いスケート一家の生まれで、母親が氷の上に産み落としたという逸話つきのキャラだけあって、美しいだけでなく初期能力値は高い。しかし少しするとFに呪いのeマークを喰らうようになり、戦闘力が全体的に下がってしまう。必殺技に家族を総動員してくるという非常にユニークなキャラだ。
必殺技

[編集] エレーネ

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コアなプレイヤーの間では「ゲデコ」と呼ばれているらしい、分厚い氷を貫いて大輪の花を咲かせるグルジアの豊穣の女神エレーネ。彼女の前では「女性は痩せてる方が美しい」は完全に戯言にすぎないと証明される。大国ロシアと母国グルジアの紛争に翻弄されながらも力強く前を見つめる彼女の瞳に映るのは、故郷トビリシを発見した王の鷹が天空から眺めた国境なき世界だ。初期設定では、素早さ、パワー、柔かさ値などが高いが、使い始めてすぐに精神力やらコマンド入力精度やらが落ち始める。元々能力はあるのでプレイヤーがエレーネに良い練習環境を与えてあげれば、獲物を捕らえた鷹がまた上昇する様にジワリジワリと上がり始めるだろう。
必殺技

[編集] ラウラ

ファイル:FS2Status Laura.png
キーラのルックスに押されがちな印象だが、「ラウラの方が全然美形だ」というプレイヤーも実は49%(作為的抽出データ)は存在するラウラ。元々キーラと違い、日本人キャラの3D原型を使い回して作られただけあって、何となく日本人が親近感を覚え易い外見をしているため、「ゴージャスなキーラといると疲れそうだが、和服もいけそうなラウラといると安心できる」と変に人気がある。柔軟性には欠けるが、切れ味鋭いエッジワークとスピン系エレメンツを武器とし、魔法陣から出さえしなければステップの威力も高い。白夜とオーロラとムーミンの国から来ただけあって魔法を使う。
必殺技

[編集] キーラ

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メーカー常務取締役の「なんか東洋人ばっかだなあ…パツキン増やそう!パツキン!」という品のない一言で生み出されてしまったキーラ。キャラデザイナーの「金髪はいますけど…」にも「いや君、こんな老け顔や、男みたいにゴッツイのじゃなくて。もっとほら、こう…北欧のブロンド美女みたいなのだよ。キャッチコピーは『氷の上の微笑』でいこう!」「…そのコピーはちょっと…」というようなセクハラまがいの話があったとかなかったとか。困り果てた開発チームがよくわからないので、ごくごく平均的な北欧ブロンド女性にしてみたら、販売促進部が勝手に「スケツーのビジュアル担当!」みたいな煽り文句をつけてしまいルックスの評価だけが完全に一人歩きしている。能力とかは割とどうでもいいらしい。よく観るとポリゴンの作りも微妙にあまい。
必殺技

[編集] ミンジョン

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ヨナの背中を見つめながら成長を続ける韓国の若手急成長株。キャラ設定に不思議な仕掛けがあり、ヨナと対戦させ続けると先輩の良い部分を学習し、ある瞬間から突然2ランクほど底力が上がる。あまりにも細いのでパワーと素早さは無いに等しいが、柔軟性では既にヨナを軽く凌ぐ。たまに「食事に行く」のミッションを意図的に追加してあげないと、細くなりすぎてキャラ選択画面から消えてしまうかもしれない。それに加え、見かけを気にしすぎるお国柄上、なぜかある日突然キャラの顔そのものが変わったりすることもあるだろうが、既に十分可愛いミンジョンをプレイヤーは見失わないようにしたい。ただしFのエッジが怪しいのまで先輩ヨナに似ている設定は明らかに余計だ。
必殺技

[編集] ヨシエ

ファイル:FS2Status Yoshie.png
ヨシエはスケツー正式登録キャラではない。開発チーム内で『αフィメール』のコードネーム呼ばれていた女性キャラ製作用のひな形だ。どんなキャラにでも転用し易いように、身長はスケーターとして汎用性のある160cm弱、顔も加工し易いボリュームで縦横同じくらい、能力も基本的な部分しか設定されていない。なによりデータを軽くするためポリゴン数が必要最小限に抑えられているので、細やかな表現や滑らかで柔軟性のある動きは相当制限されている。関係者に配られたプロモーション用のサンプル版にのみインストールされていたため、一般プレイヤーが使うことはまずないだろうが、ヨシエを使用する場合は、やたら高さのあるジャンプ系エレメンツで戦う以外の選択肢は、ほぼないと言っていい。
必殺技

[編集] ミドリ

ファイル:FS2Status Midori.png
マオでストーリーモードのミッションをすべてクリアしたときに使えるようになる隠れキャラ。出力100万kWダイナモ搭載の小柄な体は笑っちゃうぐらい空高く舞い上がる。ジャンプ系エレメンツが猛烈に強く、素早さとパワー値は底なし。しかもコマンド入力タイミングの補正は全女子キャラ中トップクラスで、マモノなど余程の妨害が無いかぎり大抵の技はクリーンに決まる抜群の安定感を誇る。たとえ転ぼうが場外に飛び出そうが、一向に意に介さずにすぐさま破壊的なコンボを決められる訳だから戦士としての弱点は皆無に等しいだろう。さらに滞空時間が異常に長いのも鬼に金棒。また「どうせジャンプだけじゃねえの?」とか思ったプレイヤーは侮るなかれ、油断していると滑ってるのか飛んでるのか分からないほどの光速フットワークと、竜巻すら起こせそうな超速シット&レイバックスピンの餌食になる。幻の前作『フィギュアスケーターI』の主人公の大人気キャラだ。

*ミドリの戦闘力はスケツーにおける同レベルのキャラから割り出された予想値。

必殺技

[編集] 男性キャラクター

[編集] ダイスケ

ファイル:FS2Status Daisuke.png
一年に及ぶ羽黒山の山ごもりを経て、天下無双のステップワークを手に入れた日出ずる国の千両役者。男性キャラの中で最も高い人気を誇る。ステップ系エレメンツが多彩で、プレイヤーによる人気投票で『最もコマンド入力が爽快なキャラ』に選ばれたほどコンボを決めるのが痛快なキャラだ。やや体力に不安があるが、使い込んでいく内に能力値が向上するので、心配する必要はない。SP、FSラウンドともステップ系エレメンツと、4Tで押し切れ。
必殺技

[編集] ノブナリ

ファイル:FS2Status Nobunari.png
荒ぶる武将の血統がたぎる氷上のトリックスター。通称「トノ」。コミカルな外見とは裏腹に最強水準の安定度を誇るジャンプと多彩なステップ、スピン技を持っており、それらは強靭な精神力に裏打ちされている。道化型に属するが特に弱点が見当たらない非常に万能タイプのキャラと言える。必殺技にコミカルで笑いを誘うものが多いのも魅力。
必殺技

[編集] タカヒコ

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一見朴訥な人柄の内側に7800°Fの魂を持った日本の若武者。いったん試合になると本気モードに突入、周りを気にせず、自らの不甲斐なさに怒りを爆発させるところも熱き闘志の証だ。一方で非常に冷静な頭脳を持ち合わせており、テンパリ気味のプレイヤーがルール違反のコマンド入力をしても、キャラのほうで補正してエレメンツを組み替えてくれる。美しいスケーティングスキルを誇り、ノブナリ同様万能型と言えるが、4分の5拍子のジャズに乗せて華麗なジャンプ系エレメンツを繰り出したり、エレキギターを取り出してかき鳴らしたりする独創性も持ち合わせている。
必殺技

[編集] タツキ

ファイル:FS2Status Tatsuki.png
ISU社のジャッジシステムはどれほど素晴らしいキャラが開発部から提供されても、しばらく辛く点をつける不思議に人間臭い傾向がある。言い換えれば『顔見知り』にならないと高いPCSをくれないのだ。タツキもその典型的なキャラの1人といえるかもしれない。武者修行を続ける天下無双のダイスケの背中を追いかける若侍は、高過ぎると思われた目標に案外早く近づけるかもしれないポテンシャルの持ち主だ。ジャッジに「よう、タッキー!」と声をかけられるぐらいまで成長したらシメたもの。思う存分暴れ馬のようなステップ攻撃で敵を圧倒できる。当面課題は体力の強化だ。
必殺技

[編集] ユヅル

ファイル:FS2Status Yudzuru.png
女性キャラにプリインストールされたカナコがいるなら男にも誰かいるはずだ、と考えた奈良在住のプレイヤーが根性でシークレットコードを発見したキャラ。メーカーとしては次回作の為のデータ収集として忍ばせたプログラムであったにもかかわらず、存在を公表せざるを得なくなった次世代男性スケーターだ。スケツーにおけるジョニーの人気から自動的にサンプルを抽出して出来上がったキャラな為、キャラ自身の意向に関わらず若干乙女チックなデザインになっており、珍しく軟体型の男性キャラだ。間違え易いが「ユヅル」であって「ユズル」ではない。だから頂点を他人に譲る気もない強い信念の持ち主だ。柔軟性も驚異的で、男性キャラではエフゲニー以上のビールマンスピンが出来るのが強み。
必殺技

[編集] エフゲニー

ファイル:FS2Status Evgeni.png
クリプトン星から地球にやって来た宇宙人スケーター。地球と異なる重力環境から来ただけあって、その能力は桁違いだ。特別キャラを除けば、必殺技などを含め、間違いなく最強の男性キャラだが、如何せん宇宙人なせいか、他のキャラとは操作方法の勝手がまったく異なるので、使いこなすのは容易ではないだろう。4回転系のジャンプエレメンツが多すぎるのも少し反則だ。ちなみにエフゲニーの戦闘力は、スケツーのハードのSPラウンド演算処理の物理的限界値である10000を超えることが確認されており、ロシアのプレイヤーチームがCPUを液体窒素と液体ヘリウムで-232℃まで冷却しながら行った対戦で、10009というオーバークロック記録が残っている。メーカーは「物理的に不可能な数値であり、何かの間違いではないか」とコメントしている。
必殺技

[編集] セルゲイ

ファイル:FS2Status Sergei.png
「わかったよ神様。あんたはきっとハンサムが嫌いなんだ。だからブライアンはノミの心臓だし、ステファンは3Aが跳べない上に冬山のシマウマだ。ジェフリーの笑い顔は正面から見るとちょっと変だし、どれほど華麗なステップを踏んでもダイスケはどこかむさ苦しい。それでも…それでも、彼らは俺よりはだいぶマシだな。俺は故障してない箇所を探すのが難しいぐらいボロボロだ。名前までボロノフじゃ、まるでボロ布人生を歩む星の元に生まれてきた気分になるよ。だけど、いくら全人類を不幸のどん底に突き落とすのが趣味のあんたでも、俺のハートまで故障させることは絶対に出来やしない。お袋の名に誓って、俺はボロボロの人生を折れないハートで生きていくさ。」……セルゲイの日記より
必殺技

[編集] アルトゥール

ファイル:FS2Status Artur.png
人生とは哀しいかな「比較されること」だ。兄弟姉妹がいればまずそこで比較され、小学校に入れば駆けっこの速さを比較される。中学に上がる頃には頭の良さを比較され、高校に入ると見た目の良し悪しを比較される。大学に入ると将来性を比較され、就職活動をすれば学歴を比較される。会社に入れば上司にゴマをする能力を比較され、結婚を考えれば年収や悪い場合はDNAレベルまで比較される。定年が近づけば肩書きや部下の数で比較され、死ねば遺産の額や墓の大きさ、戒名の勿体振り具合で比較される。天国に行けば行ったで善行の数で比較されるし、地獄に落ちれば落ちたで悪行の度合いを比較される。しかし君が誰と何を比較されようと、少なくともアルトゥールよりはマシだってことは忘れないで欲しい。だって彼はこともあろうに“あの宇宙人”と比較され続けているのだから。
必殺技

[編集] アルチョム

ファイル:FS2Status Artem.png
スケツー開発チームが、全国の『花とゆめ』あるいは『マーガレット』愛読者に贈る究極の王子様スケーター、アルチョム。「エフゲニーはよく見ると変な顔だし、ヒゲ濃いし、何より変態だし…」という女性プレイヤーたちから熱い視線が送られているアルチョムだが、ハンサムというだけで反感を覚える男性プレイヤー諸君は安心して大丈夫。アルチョムは完全に外見先行型のキャラなのだ。貴族出身なせいかとにかく優雅に時間を贅沢に使って攻撃してくる上、LzでもFでもエッジエラーを喰らう実に愉快な能力設定がしてある。しかし成長度は高めに設定してあるので、我々庶民とは全然違った地平線を見つめて生きているアルチョムがズッコケ王子から偉大な皇帝に大化けする可能性がないとは言い切れない。
必殺技

[編集] ステファン

ファイル:FS2Status Stephane.png
「マッターホルントルネード」の異名を持つスピン系エレメンツの魔術師。彼の故郷では突風が吹くと、「ステファンの野郎、またスピンの練習してやがる」というのが挨拶になっているほどだ。さらにフラメンコの動きを組み込んでいるので、スピナー好きかつ美しい動きを好むプレイヤーに非常に人気が高い。4回転ジャンプ系エレメンツも持っているが、プレイヤーの多くはあまりに美しいスピン系エレメンツだけで満足してしまうだろう。また、ステファンのスピン系必殺技は48種類にも及ぶので、あえて記載しない。
必殺技

[編集] ブライアン

ファイル:FS2Status Brian.png
フランスが国家の威信を懸けて生み出した究極のバトルサイボーグ。ジーンゾーン(Gene-Zone)と呼ばれる毒素を濾過する遺伝子パーツが片方しかないという状況をものともせず戦っている。しかしサイボーグのくせにビッグマウスや挑発行動が多く、意外と繊細なのが最大の魅力。その爆発的なパワー故に時折オーバーヒートを起こし、半裸になっている姿が度々目撃されている。かなりの男前だが、変衣装のせいでその無駄使い度は世界屈指のものでもある。エフゲニー同様、4回転系ジャンプエレメンツが強力なので、バッシバッシと大技を繰り出したいプレイヤーにおすすめのキャラだ。
必殺技

[編集] ヤニック

ファイル:FS2Status Yannick.png
『スピード狂の理学療法士』こと、ヤニック・ザ・スーパーソニック。「細けぇこたぁいいんだよ!俺はぶっ飛ばしたいんだ!」というプレイヤーに超おすすめのスケツーイチのスピードスターだ。ただし壮快なスピードと引き換えに体力消耗も相当激しいキャラなので、FSを乗り切るにはそれなりのコントローラーさばきが必要とされる。超音速はスピン系エレメンツにも応用できるので、強力なジャンプと併用するのがヤニックを使用するプレイヤーのとる戦術になる。
必殺技

[編集] アルバン

ファイル:FS2Status Alban.png
ある晩アルバンは悩んでいた。ピエロになろうか…フィギュアスケーターになろうか…それが問題だった。本当は息子にスキーヤーになって欲しかった医者の父親が呆れ半分に言った。「もうフィギュアスケートをするピエロになれば良いじゃないか」。その瞬間からアルバンは悩まなくなった。アルバンにとってSPやFSラウンドは存在しない。彼は常にEXを演じる。彼は誰とも真っ向からは戦わない。卑怯者だからではない。笑わすことによって勝ってしまうのだ。ちなみに「アルバンの顔のグラフィックが何だかゴチャゴチャしていて見づらい」とメーカーに問い合わせても「仕様です」の一言で一刀両断される。
必殺技

[編集] フローラン

ファイル:FS2Status Florent.png
白銀のリンクを疾走する褐色の弾丸フローラン。仏政府から命を受けたサイボーグブライアンがブラジルで極秘任務を行っているときに、現地のガイドとしてやとったストリートサッカー少年だ。「一人で己と向き合うフィギュアスケーターになるくらいなら、11分の1の責任しか担わないカナリア軍団に入る方が100万倍楽だぞ」というブライアンの忠告を無視してフランスまでついてきただけあって、根性は筋金入りだ。先輩を見習って4回転への挑戦も忘れない。「フリップのエッジエラーまで俺の真似をすることはない」とブライアンから注意を受けるほど律儀な弟分だ。
必殺技

[編集] サムエル

ファイル:FS2Status Samuel.png
見ての通り、前職は子分を30人以上抱える山賊の頭領だったサムエル。フランスで山賊稼業がやりづらくなったためイタリアにとんずら。しかしイタリア人の大らかさと金への執着のなさに感動して、フィギュアスケーターに転職した。山賊だったせいで、技術的には色々ぎこちないところもあるが、逆に岩山を駆け回って鍛えたバランス感覚はスピンやステップに生きている。山賊時代から縁起をかついで『4』を忌み嫌っているため、ジャンプはトリプルまでしか跳ぼうとしない。すましていると目の優しい「ハンサムエル」に変身する。ちなみにまったく見分けのつかないビジュアル系キャラてんこ盛りでいい気になってるスクエニと比べ、スケツーはキャラの描き分けへのこだわりが強く、特にアルバンやこのサムエルのヒゲのテクスチャー、個性的な顔などにそのこだわりが見て取れる。
必殺技

[編集] ジョニー

ファイル:FS2Status Johnny.png
女性も羨む美貌を持った美の求道者。4回転ジャンプ系エレメンツはコマンド入力が難しすぎてあまり使い物にはならないが、美しいステップ、スピンに加え、強力な3Aを安定して出せるのが魅力だ。『女形』という珍しいキャラで、女性的な要素を持ち合わせており、ダメージを受けにくいのも強みの一つと言えるだろう。常に女性プレイヤーが好んで使うキャラランキングのトップ3に来るほど人気のキャラだ。
必殺技

[編集] エヴァン

ファイル:FS2Status Evan.png
「でかい、黒い、濃い」というのがエヴァンを見たすべてのプレイヤーが共有する第一印象だが、まさに「白銀のリンクにそびえ立つ漆黒の巨塔」という表現がよく似合う長身のスケーター。ただ、背が高すぎるので、ゲーム画面の天井にすぐ頭が着いてしまい、ジャンプ系のエレメンツで高さが稼げないのは痛いが、その圧倒的なリーチを生かしたダイナミックな技と好不調の波が出にくい男性キャラ最高の操作性の良さが最大の持ち味で、一見他の強力キャラより能力値が劣るのに、極めて高い戦闘力を誇る要因となっている。小柄なキャラはエヴァンの射程距離の内側に入ることさえ許されないからだ。このリーチによるアドバンテージはエヴァンにのみ設定されており、通称「エヴァン係数」と呼ばれている。単純に考えて、身長165cmのダイスケと188cmのエヴァンのパンチの威力の差は約1.14倍となるため、能力値もダイスケ比ですべて1.14倍で計算されているのだ。エフゲニーですら、エヴァンと戦う時は188÷178≈1.06という係数を考慮に入れなければならない。惜しむらくは、そのキャラの濃さに反比例するかのように存在感がきわめて薄いことだろう。
必殺技

[編集] ジェレミー

ファイル:FS2Status Jeremy.png
「ブタだって空を飛べる」と言うがジェレミーはブタなんかじゃない。燕尾服と襟付き衣装が世界イチ似合う大国アメリカの心優しきイタズラ小僧だ。「できることを一つ一つ」という堅実さから生まれるスケーティングは操作するプレイヤーに時間を、そしてゆったりとしたモーションから跳び上がる4Tは対戦相手に防御を忘れさせるほどの美しさ。ジャンプ、ステップ、スピン系、どのエレメンツもきっちりこなせるオールラウンドキャラだ。
必殺技

[編集] アダム

ファイル:FS2Status Adam.png
筆者にはその見込みはないが、現世での行いが良くて、天国行きチケットが郵便ポストに投函されていた極々少数の幸運な人々は、そこに着いたらアダムが待っていると思って間違いないようだ。「神は自らに似せてアダムを創りたもう」と世界一のベストセラー本に書いてあるんだから、疑問を差し挟む余地はない。もちろんアダムはそのオーマイゴッドでエンジェルライクなルックスの期待を裏切らないファンタスティックな技の数々を見せてくれる。しかも、こんなピカピカ野郎の性格が良いはずがないと思って、攻略本のキャラ設定欄を読んでみれば『家族思い、品行方正、性格良し』とある。スケツー開発部ももう少し設定を凝るべきだと強く抗議したい。
必殺技

[編集] トマシュ

ファイル:FS2Status Tomas.png
日本武術、中国拳法などに精通したパワー型スケーター。自分に勝利した相手をハグして惜しみない祝福をするナイスガイでもある。必殺技の4Tの威力は男性キャラの中でもピカイチ。一方で完全パワー型と思いきや、ごっつい見かけに反して、こまやかなステップ系エレメンツも魅力のキャラだ。その猛々しさから『欧州のトラ』と呼ばれている。
必殺技

[編集] ミハル

ファイル:FS2Status Michal.png
生まれてくるのが女の子だと勝手に思い込んでいた両親が用意しておいた名前をそのままつけてしまった美春。千恵高校(ちえこうこう)という男子校に入るもののピンクのチョッキを毎日着ていくもんだから、番長で格闘馬鹿のアゴに「4Tも跳べない上に、ピンクのチョッキで美春ってお前は女か?」といじめられていた。しかしある日、意を決した美春はついにアゴに闘いを挑んだ。運良くその日番長のアゴはちょっとしたことで落ち込んでおり、普段偉そうに自慢する4Tはおろか3Aさえもおぼつかない。かたや美春は最近安定するようになった3Aを可憐に決め、自爆しまくったアゴを倒してしまう。「美春がアゴを倒した!」千恵高校に激震が走った瞬間だった。番長アゴは美春を見直して言った。「やるじゃないか美春。だがな千恵高のてっぺん穫ったぐらいで満足しちゃだめだぜ。世の中にはもっとすげえ奴らがいるんだ。どうだ美春、俺と一緒に行くか!」破壊的な大技は持たないが、ミスの少ないエレメンツを美しく繰り出せる新番長美春に熱い視線が向けられている。

[編集] ジェフリー

ファイル:FS2Status Jeffrey.png
『クワッド』という究極のフォースを追い求める戦士たちの不毛な闘いに警告を発し、秩序と平和の到来を予言するべく現れたジェダイの騎士ハンサムジェフリー。スケツー初回プレイ時から一度も4回転ジャンプを使わずに100勝をあげると使えるようになる。イケメン揃いのスケツー男性キャラ中もっともイケてる横顔のハンサムスケーターであり、正面から見てもまあイケてるにはイケてるのだが、なんといっても横顔のモデリングが芸術的なキャラだ。そんな訳で男性プレイヤーより女性プレイヤーの多くが好んで使用するキャラでもある。全キャラ中最速の移動速度を誇るステップ系エレメンツの下段攻撃は圧倒的。
必殺技

[編集] パトリック

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対4回転ジャンパー戦士として育てられたパトリック。オンタリオ湖に浮かぶ氷の上でクワッドキラーになるための地獄の教練を受け、ムエタイのローに象徴される『最低限で最大のダメージを』の美学を目指してきた彼にとって、4回転ジャンプなどいたずらに体力を消耗する隙だらけの無駄技にすぎない。ジャンプ系エレメンツを多用するプレイヤーにとって、空中に跳び上がったタイミングで繰り出してくるパトリックのうねるようなステップ系下段攻撃ほど恐ろしい技はない。2010年10月より「どうしてもパトリックで4回転を使いたい」というプレイヤー用に『ピャントム』という進化キャラが新たに追加された。

*パトリックで4回転を使いたい場合はピャントムを使用してください。

必殺技

[編集] ピャントム

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格ゲーといえばコマンド入力に慣れるまでは、ヤリコミ連中に手玉にとられるばかりで面白くないのが常だ。えげつないハメ技が原因で絶縁状態になった友情の数は星の数ほどもあるだろう。とはいえ「自分はRPGみたいにゆっくり戦略を練るのが好きな知性派だから」と言ってもかわいいあの子が振り向いてくれる訳ではない。そこで「とにかく勝ち癖をつけたい」という君はこのピャントムを使ってみることをお勧めする。ダイスケやブライアン、宇宙人に勝つために4回転のパワーがどうしても欲しかったパトリックが「俺は人間をやめるぞ!」と石仮面を被って誕生したピャントム。技巧度がきわめて高く、コマンド入力難易度が平均的なキャラの5分の1に設定されているため、3、4回転けても、適当にボタンを押しまくっていればまず負けることはない。出現させる方法はキャラ選択画面でパトリックを選び「↑ ○ X ↓ R1 ↑ L2 → △ ↑ ↓ □ ← R2 L1 ○ L1 L2 × △ ↑ ○ × ↓ R1 ↑ L2 → △ ↑ □ ← R2 ↓ L1 ○ L2 □ R2 × △ ○ △ R1」を3秒以内に打ち込めばOK。ちなみに色々おかしいが、なぜか特別キャラではない。手違いでPhantom (ファントム=怪人) ではなく、Pchantomと名付けられ、発音できないので無理矢理『ピャントム』と変な名前がついたが、巷では最初の5文字Pchanにあやかった『Pちゃん』が一般的な呼び方である。
必殺技

[編集] ケヴィン

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人を見かけで判断してはいけない。別にケヴィンのことを言ってるんじゃない、一般論としてだ。一見すると冴えない人物が、実はもの凄い特技の持ち主なんてことは良くある話だ。だから…ケヴィンのことじゃないって、ケヴィンからは一旦離れてくれ。ガリガリでネズミ小僧みたいな顔をしたボサボサ頭の冴えない少年が学校で一番足が速いってこともあり得るってことさ。で、話は変わるが、見かけは完全に「駄目なセックス・ピストルズ」といった冴えない風体のケヴィンだが、驚くことなかれ、エルビス、ティモシーに続く『3代目クワッドキング』になるかもしれない超新星スケーターなのだ。ただし痩せぎすなケヴィンのクワッドは力強さには欠けるため、回転不足を穫られ易いのでプレイヤーはケヴィンをジムに通わせて筋肉をつけた方が良いかもしれない。初期設定では「クワッドベイビー」のレベルだが、コマンド成功率が上がってくれば「キング」と呼ばれる日もそう遠くはないだろう。クワッド以外にも高速で変化するスピンは絶品だ。
必殺技

[編集] ケビン

ファイル:FS2Status Kevin.png
数を頼んで悪事を働き続けることに疑問を感じ、マスクを脱いだ正義感の強いショッカーケビン。仮面ライダーのような独りで戦う男に憧れ、組織に反旗を翻した反逆者だけあって、その能力は元ショッカーとはいえヒーローそのものだ。ショッカーだったせいか、繊細な技が必要となるステップやスピン系エレメンツはやや華麗さには欠けるが、最初から3-3-3の強力なコンボを巧みに使いこなす上、何の前触れもなく突然4Tができるようになる設定は魅力的。3-3-3はSPラウンドでは使用不可だが、FSラウンドではクワッドジャンパーたちが使いこなす4-3より威力が高いので挽回が可能だ。ただしショッカー時代に仮面ライダーにやられた古傷が時々痛んで得意のジャンプが乱れたりする厄介な設定にも注意が必要だ。ショッカーの衣装を脱いでスパイダーマンになることもあるほどヒーローに憧れている。上のはケヴィンでこちらはケビン。間違えやすいので気をつけよう。
必殺技

[編集] クリストファー

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クリストファーにとって祖国スウェーデンの白夜は辛い。そもそも数世紀に渡って生きている吸血鬼の彼は太陽自体が苦手だ。そんなこともあって、日の当たらないリンク内で過ごせるフィギュアスケーターという道を選んだ彼だが、二度と人の血は吸うまいと誓ってからはや100年、レバーや貝類だけで能力を維持するのにそろそろ限界を感じつつあるのも事実だ。かつては6Lzぐらいなんでもなかったのに、最近ではファーストの3Lzの精度さえおぼつかない。3Fはeや!を喰らうようになった。数世紀に渡るクセを直すのは簡単なことじゃない。それでもクリストファーにはうれしいこともある。ようやくアドリアンという後輩が育ってきたのだ。「吸血鬼の僕がクラブ通いの好きな若造に、夜型の生活を改めるよう忠告することになるなんて皮肉だな…」クリストファーはレバーを食べながら苦笑いする。
必殺技

[編集] アドリアン

ファイル:FS2Status Adrian.png
時代はもはや核兵器ではない、フィギュアスケーターだ。強力な軍隊を有するスウェーデンもいち早くその事実に気づいた。アドリアンという、見るからに冷酷無比なヒットマンをスケツーに送り込んできたのだ。それも超凄腕の…というわけではないらしい。アドリアンは見習い修行中のようだ。彼はヒットマンの仕事よりもクラブに通う方がよっぽど好きな気のいい若者だ。そのことは先輩のクリストファーからもこっぴどく怒られているが、彼はやはりテクノが大好きだ。だから、ジャンプ攻撃の回転中もリズムに合わせて頭がぶるぶる揺れてしまい、いまいち加点がもらえない。GOEとかPCSじゃなくてBPMを採点項目にしたらアドリアンのやる気も違うだろう。そんなわけで「強力なキャラで勝つのは当たり前。もっと難しいことに挑戦したい」というかなりスケツーをやり込んだ超上級者向けのキャラクターと言える。ヒットマンとしてのコードネームは『ADSL』だが、「それじゃあ高音質ダウンロードも超遅いじゃんか」と不満らしい。
必殺技

アドリアンはピアスを増やすだけで色々と能力値が上がるユニークなキャラ設定になっている。ただし対戦中に強い打撃を受けると取れてしまうのでご用心。

[編集] デニス

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合唱団で歌っていた冴えない少年デニスはある日、不思議な老人に衝撃の真実を告げられる。自分は韓国の偉大な英雄、閔肯鎬将軍の末裔で、誇り高きフィギュアスケートの戦士になる運命にあると。最初は取り合わなかったデニスだが、斬り掛かってきた老人の仕込み杖にとっさのビールマンスピンを繰り出してしまい、自らの内に流れる戦士の血に気づいたのだ。その後老人の手ほどきで戦う術を身につけたデニスは、ロシアのクレムリン宮殿で行われた武道会に招かれ見事優勝、ロシアを拠点にしながら祖国カザフスタンの為に世界と戦っている。万能型でありながら、卓越した柔軟性とステップ、ジャンプ系エレメンツの能力が極めて高い次世代スケーターだ。
必殺技

[編集] ハビエル

ファイル:FS2Status Javier.png
スペイン男に生まれながら、フットボーラーではなくフィギュアスケーターの道を選んだほどの奴だから、祖国のアルマダをたったひとりで敵に回すキャプテン・ジャック・スパロウのような漢の中の漢かと思いきや、どうもオーランド・ブルームを意識しているようにしか見えないやわな印象のハビエル。薄汚いドレッド頭にターバン、三つ編みのあごヒゲにどぎついアイラインはどこだ、俺は少しガッカリしたぞ。並のゲームなら「ラテン系濃いキャラ」で通るのかもしれないが、そこは宇宙の濃過ぎる野郎どもばかりが集うスケツーである。ハビエルが抜け出せるかは、彼がオーランド・ブルームのダサさに気づいて本物のジャック・スパロウになろうと思うかどうかにかかっている。その時、ミライからの熱い視線が…(言いたい事が理解できない場合は無視していただいて問題ない)
必殺技

[編集] タケシ

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ダイスケのストーリーモードをクリアすると使えるようになる隠れキャラ。実は開発初期段階では「宮本武蔵をモデルにしたメインの男性主人公」という設定であったのが、ゲームシステムの複雑化にともなう予算の膨張、度重なる発売日の延期、グラフィック処理技術の向上によるイケメンキャラの台頭などで隠れキャラになったらしい。「タケシ」は「武士」という漢字を当てるという情報もあり、侍4回転ジャンパーたちの合い言葉でもある「武士はクワッドだが用心」の元となった侍スケーターだ。当初は主人公という設定だっただけあって能力はかなり高く、4回転系ジャンプエレメンツを安定して使いこなせるのが最大の魅力だ。

*タケシの戦闘力は初期パッチによる参考値。実際には総合とFSは1.25倍SPは1.15倍ぐらいだと考えると良い。

必殺技

[編集] ロロ

ファイル:FS2Status Loro.png
スケーターである以前に稀代のエンターテイナーであるロロ。非常に人気が高く、ミドリ同様、隠れキャラとして前作からうれしい参戦。ブライアンでジェフリーとパトリックに1回でも勝てば使えるようになるので、恐らく最初に使えるようになる隠れキャラだろう。ジャッジに目をつけられる様な問題行動的必殺技が多いキワモノキャラだが、ここ一番の勝負強さは他のどのキャラにも負けない。初心者にスケツーの楽しさの醍醐味をわかり易く教えてくれる頼もしいキャラと言える。対戦相手がマオだと能力値が極端に下がるというバグらしきものが見つかっているが、メーカーが口を閉ざしているので、バグなのかどうかは定かではない。必殺技のバックフリップは痛快そのもの。

*ロロの戦闘力はスケツーにおける同レベルのキャラから割り出された予想値。

必殺技

[編集] 特別キャラクター

[編集] 隻翼のユキナ

ファイル:FS2Status Yukina.png
普通、キャラクター選択画面のトップキャラの前には誰もいない。しかしスケツーではトップキャラのマオの前である「選択画面の外」にユキナというキャラがいる。マオの前にカーソルを移動しようするとエラーが出るのだが、32回エラーを続けると画面に「そんなにユキナが使いたいのですか?」という表示が出るので「YES」を選択すると「貴方は本物志向なのですね」という余計なお世話メッセージが出た後ユキナが使えるようになる。「NO」を選択しても「まあそう言わずに世間の評価に流されがちな眼のゴミを洗い流す意味で真の表現力をごらんなさい」とやはりユキナが使えるようになる。ユキナがこのような不思議な存在になった背景には、「一部のキャラの表現力評価に矛盾が起こらないようユキナの開発を中断すべし」と上層部から通達された開発チームが、信念を懸けて社命に背いたという物語がある。北斗の拳のトキにあたるユキナの存在はスケツーの奥行きに不可欠だと考えた彼らは、誰にもバレないようにユキナをこっそり隠したのだ。

※ユキナは細かな設定がされる前に開発を中断されたキャラクターなため、戦闘力は初期開発段階のものであり、あくまでも参考値である。その後のスケツーの傾向から、19500(7000 / 12500)辺りがユキナの本来の戦闘力になっていたものと推測される。他のキャラと違い、個々のエレメンツの美しさを極限まで上げるモードが多数用意されており、対戦中にこれらのモードを細かく切り替えられるまで操作に熟練すると、微に入り細にわたりまばゆいばかりの優雅さで対戦相手を圧倒する粋なユキナを見る事が出来る。技の名前がやたら風流なのは、ユキナの「美の都、京都の魂が宿る天才舞姫」という設定のためだそうだ。長過ぎるので巷ではそれぞれ水、鳥、木、風、鷹、虹、花、雷モードと呼ばれている。

必殺技

[編集] 無冠の女王アレクサンドラ

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アレクサンドラはいわゆる隠れキャラではない。FSラウンドが致命的に弱いサーシャで「特別キャラを除く全キャラにFSラウンド10勝以上+勝ち越し」という地獄の荒行を達成するとサーシャがアレクサンドラにバージョンアップするのだ。とはいっても外見が成熟し、必殺技がいくつか増える以外は、基本的にサーシャと変わらない。能力値がアレクサンドラではサーシャより少し高めに設定されているが、FSで下がるのは相変わらずなので、むしろ落差は大きくなる。それでも期待を裏切り続けるサーシャを健気に使い続けるプレイヤーたちへのちょっとしたプレゼントとして用意されたサプライズキャラだけあって、必殺技コマンドでサーシャの弱点を克服できる設定にしてあるのは特筆すべきことだろう。サーシャで負け続けたプレイヤーもこれでもう泣く必要はない。

サーシャの必殺技に加えて、アレクサンドラでは以下の必殺技が使えるようになる。

必殺技

[編集] 氷の心を持つシズカ

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およそ人類が到達しうる最高のスケート技術を持つスケーター。滑っている音はおろか氷の飛沫や痕跡すら残さない究極奥義「べルベットスケーティング」という奥義を持っている。それでいてコンボの一つ一つは重厚で強力なので、他のキャラとは存在感で一線を画す。ミキとアキコ両方ですべての戦士に5勝以上で勝ち越すと使えるようになる隠れキャラだ。ちなみに「氷の心を持つ」と形容されているが、別に「冷酷非情で残酷」という意味ではなく「クールビューティーでアイスクリームに目がない」という意味で、シズカ自身はむしろリンクが蕩けるほどの熱いハートの持ち主だ。
必殺技

[編集] ミシェル・ザ・カンフーマスター

ファイル:FS2Status Michelle.png
「キャロラインを根気よく使っているとそのうち使えるようになるアルよ」とだけ攻略本に記載されている伝説のカンフーマスター。「お!隠れキャラだ!」と喜んだプレイヤーも、さほど高くないミシェルの能力値に落胆は否めないかも知れないが、何しろ中国4000年の歴史を背負うカンフーマスターだということを忘れてはならない。彼女が使いこなすのは、肉体を酷使した末に身につける力技ではなく、大地から臍下丹田に吸い上げる“気”だ。だから彼女のエレメンツが見た目より威力が強くてもそれは“気”のせいなのだ。凡庸に見えるスパイラルも、内に秘めた気功のパワーによって対戦相手に甚大なダメージを与えることが可能になっている。イリーナのストーリーモードの最終ダンジョン『五輪の塔』の3階のボスとして登場する。
必殺技

[編集] 小悪魔サラ

ファイル:FS2Status Sarah.png
イリーナのストーリーモードの最終ダンジョン『五輪の塔』の4階で登場するボス、小悪魔サラ。「かわいいな…」などと一瞬でも油断してはいけない。すぐにこっちがドン引きするぐらいの超ハイテンションでイリーナの夢をつぶしに掛かってくる。イリーナとしか対戦しないため必殺技も対イリーナ用の超強力なものばかりだ。
必殺技

[編集] 裸足のエマニュエル

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開発チームがコラボも面白いかもと、うっかり荒木飛呂彦にデザインを依頼してしまったため誕生した変わり種キャラ。ソフトの初回限定1000枚にのみインストールされている。フィギュアスケート知識ほぼゼロの荒木が「スケート靴を履いたバレエか何かですよね」ぐらいの認識で生み出してしまったから、その個性、動き、ルックスのすべてがあまりにも異彩を放っている。荒木の「他のキャラと同じようなのは嫌なんで…」の一言でその操作性もめちゃくちゃだ。初心者は絶対に使いこなせないし、上級者でもよほどの変人以外は使わないだろう。動きが独特でかっこいい上、能力値も異常に高いので飛びつきがちだが、やたら変動するため実際には2ランク下ぐらいだと考えるのが正しい。あまり使わないでいると、ある日キャラクター選択画面から消えてしまい二度と戻ってこない。
必殺技

[編集] クワッドキング・ティモシー

ファイル:FS2Status Timothy.png
4回転に関してはどうにもうだつの上がらないジョニー、エヴァン、ジェレミーの「アメリカだんご3兄弟」で愚直なまでにクワッドジャンプに挑戦し続けたプレイヤーにご褒美があるとすれば、それはこの4回転の王様、ティモシーが使えるようになることだろう。「クワッドキング」の名前の通り必殺技にはずらりと4回転系ジャンプエレメンツが並び、コマンド入力もどの男子キャラよりも精度が良いという反則キャラだ。前述のアメリカ男性キャラ3人それぞれで、GOE±0以上の4回転を25回ずつ跳ぶと、「キング」と言うよりは「やんちゃな王子様」と言う方がはるかに相応しいティモシーのファニースマイルがキャラクター選択画面に現れる。
必殺技

*ティモシーの戦闘力は初期パッチによる参考値。実際には1.25倍ぐらいだと考えると良い。

[編集] 仮面の男アレクセイ

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表向きはロシア出身ということになっているが、実のところはエフゲニーと同郷の超人であるアレクセイ。能力値やコンボ技も超強力で魅力的だが、残念ながら通常の対戦モードでは使用できない。エフゲニーのストーリーモードで少しだけ操作することができる隠れキャラでありボスキャラだ(未確認だが、アレクセイが使用可能になる128桁の隠しコマンドが存在するという噂もある)。
必殺技

[編集] 魔物

ファイル:FS2Status Mamono.png
メーカーが存在をひた隠し、攻略本にすら何の情報も載っていなかった、すべてのキャラのために用意された本当のラスボス。スケツーをプレイし始めてから35064時間ごとに1勝負のみ突然現れる。この魔物は体当り以外は必殺技しか出してこないが、全世界で1000万人以上いると言われるスケツープレイヤーの中でも倒せた者は片手の指で数えられるほどしかいない。魔物を倒した後行方をくらましたロシアの伝説的プレイヤーが最後に残した「JTI-060Bb」という謎の走り書きが攻略の鍵と言われている。倒したプレイヤーはメーカーから記念品のボールペンがもらえる。
必殺技

[編集] 銀河点女王

ファイル:FS2Status GSQueen.png
別名「ダースヨナ」。マオのストーリーモードではラスボスとして登場。ヨナのストーリーモードをクリアしたときに使用できるようになる最強の隠れキャラ。フィギュアにひた向きだった少女ヨナがフォースの暗黒面に堕ちてしまった姿らしいが詳細は不明。能力値も素早さ以外なぜか全て伏せられており未知数だ。また攻撃すべてが10%増。さらにダメージを受けると体力ゲージが減るどころかたまに回復してしまうという不可思議なキャラ設定や、個性的な必殺技の数々は使用するプレイヤーにはうれしいが、コマンドを押し間違えても、よっぽどのミスでなければ大技が出てしまうため、マモノでさえ中ボス程度の存在感にしてしまう。仲のいい友人たちとの対戦では場がしらける可能性があり、怖いお兄さん相手には使わない方が吉。ちなみに戦闘力は「如何様にでも変動」だが「いかようにでも変動」であって「イカサマにでも変動」ではないので間違えないように。
必殺技

[編集] アクセルマスター(復旧作業中)

ファイル:FS2Status AxelmasterError.png
情報に一時的にアクセスできません。
かわりにウサギちゃんの情報を見てください。
ヨナのストーリーモードのラスボスとして登場するがプレイヤーには使用できず、出現条件は明らかにされていなかった。後にメーカー配信の最終パッチでようやく使用できるようになったスケツー最後の、そして最強の名が最もふさわしいとされる隠れキャラだ。スケツーの続編にあたるファンタジーRPG風対戦型格闘ゲーム『The Lord of the Rinks』のプロローグに当たるストーリーをプレイする際にも主人公として使用できる。本人も気づいていないが、フィギュアスケートという極限の肉体アートを守る為に神より使わされた聖なる戦士であり、それゆえその存在は「人類の限界への挑戦」という、単なる対戦の勝敗以上に重要な使命を帯びている。続編の世界であるISU(Immortal Skater Universe=不滅のスケーター宇宙)がPCSとGOEというフォースの暴走で崩壊しそうになっているのを、トリプルアクセルの楔でつなぎ止める者こそがアクセルマスターであり、勝った時の笑顔も最高だが、それ以上に敗れた時の表情があまりに美しいのは、その崇高な使命ゆえだ。
必殺技

必殺技に一時的にアクセスできません。かわりにウサギちゃんの必殺技を鍛えてください。

[編集] ウサギちゃん

ファイル:FS2Status UsagiChan.png
バンクーバーステージをクリアすると突然現れるウサギちゃん。特別キャラなのに、2Aと3Lo以外のほとんどのジャンプが跳べず、どう闘っていいのやらプレイヤーを困惑させる。ジャンプ直前にコマンドを入れようとしても、突然アナログスティックとボタンが硬くなってうまく入力できないという変な設定までされている。しかしジャンプ以外はどんな素人でもわかるぐらい洗練されていたり、練習モードでは3Aを連発、幻の大技3Lo-3Loを跳んだりする、全くもって謎のキャラだ。メーカーは多くを語ろうとしないが、自分のキャラの調子が悪くなるとヒステリックに騒ぐような肝っ玉の小さいプレイヤーは使わない方が良いだろう。ちなみにウサギちゃんが出現するとマオもアクセルマスターも一時的に使用不能になるが、案の定メーカーのクレーム窓口は今日も回線がパンクしてつながらない。ま、涼しい顔でウサギちゃんを使い続けるのがスケツーヤリコミストの矜持ってもんだ。
必殺技
ストーリーモード

なおウサギちゃんを使用するプレイヤーは強制的にストーリーモードをプレイしなければならない。まだクリアが報告されていない超難関モードだ。やり遂げるには疲労で意識が朦朧としていようが、霞目で視界が曇っていようが、ウサギちゃんの必殺技をすべてクリーンに入力できる鉄の精神力が要求される。ウサギちゃんを月に帰してあげると何かが起こるというようなことがあるのかもしれないが、いい加減なメーカーなので断言はできない。

ウサギ故郷帰還編 地球に旅行に来ていたウサギちゃんが、宇宙船が壊れてしまって月に帰れなくなってしまう所から物語は始まる。宇宙船を直すには、世界中に散らばってしまった以下の部品を拾い集める旅に出なければならない。特に6番目のルツニウムは自然には存在しない物質のため手に入れる手順が最もややこしい。
  • 宇宙船のアクセルペダル
  • 電子基盤に取り付けるフリップチップ
  • 反重力ループジェネレーター
  • ユニバーサルコード
  • トゥルーパー防御システム
  • ルテチウム(Lu)とジルコニウム(Zr)の化合物ルツニウム(Lutz)

[編集] 関連項目

Wikipedia
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