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2011年12月9日12時50分

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福島第一原発・吉田前所長の病状は食道がん 東電が発表

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 東京電力は9日、体調不良を理由に東京電力福島第一原子力発電所長を1日付で退いた吉田昌郎氏(56)が食道がんであると発表した。事故後の放射線の被曝(ひばく)線量は約70ミリシーベルトだった。東電は改めて、病気と事故の復旧作業で浴びた放射線との因果関係はないとの見解を示した。

 東電によると、吉田前所長は9日、福島第一原発に赴き自らの病状を公表した。東電はこれまで、病名と放射線の被曝線量については、本人のプライバシーを理由に公表していなかった。

 吉田前所長は3月11日の東日本大震災発生以来、事故収束の陣頭指揮にあたってきた。病院で検査したところ異常が見つかり、11月24日から治療のために入院していた。

 東電は放射線医学総合研究所の見方として「食道がんは発症までに少なくとも5年はかかり、発症と事故収束のために被曝した放射線との因果関係はない」と説明した。

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