【NBA】未完の大器G.オデン、ブレイザーズと再契約か

　2007年ドラフト1巡目1位指名のグレッグ・オデンがポートランド・トレイルブレイザーズから提示されたクオリファイングオファーにサインし、チームに残留する可能性が高いことがわかった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』がリーグ関係者の話として現地20日、伝えた。

　オデンは今年6月にチームから年俸880万ドル（約6億9000万円）のクオリファイングオファーを提示され、制限つきフリーエージェント（FA）となっていたが、このオファーに対してサインする見込みであるという。クオリファイングオファーは1年契約であるため、このまま行けばオデンは今季終了後に完全FAになる。

　オデンは怪物センターという触れ込みで2007年にブレイザーズ入りしたものの、度重なる故障により4シーズンでの試合出場数がわずか82試合のみと思い通りの活躍ができていない。昨年11月には左ひざのマイクロフラクチャー手術を受け、昨シーズンを全休。手術を必要とする左ひざ骨折の重傷を負った2009年12月以来、試合に出場していない。通算成績は平均9.4得点、7.3リバウンド、1.4ブロック。

　復帰については確かなめどは立っていないが、関係者らは1月に戦列復帰するものと見ているようだ。