Hybrid Insector 終了について


突然の・・・と云いましても、長い期間更新もしていなかったので、
最早、やってるんだかやってないんだか分からない状態でしたが、
先日、東映様より正式に『ハイブリの中止』が言い渡されました。

こう云う結果になった以上、隠す必要もないと思いますので
お話しますが、実のところハイブリの更新が長期に渡り何度も中断していた
理由の大半は『商業誌での掲載に対しての審議待ち』の為、
中断せざるを得ないと云うモノでした。
(当然、スケジュール的に時間が割けないと云う理由もありました)
その証拠に、既に数話先までの原稿自体は完成しています。

ありがたいコトに『ハイブリ』はこれまで何度か連載のお話がありまして、
その都度、各出版社の担当氏が版元様へその打診を続けておりました。
(詳しいコトは書けませんが、出版以外でも驚く様な企画等も動いてたり・・・・)
しかし、結果は全て同じで『商業誌での展開は駄目』でした。
まぁ、当然っちゃ当然の話ですよね。
ボクらも商業誌では絶対に許してもらえない内容と思い、
半ばゲリラ的に勝手に始めたワケですから。
この行動そのものが、仮にもプロでやっている人間として
軽卒だと云うコトは重々承知しております。

と、話が少し脱線したので元に戻します。

ボクら個人の考えとしては、特に商業誌で連載したいと云う希望は無く、
むしろ、これまで通りHP内で続けられればいいと云う考えでした。
元より二次創作である以上、最初からボクらに選択権がある等とは思っていません。
版元様に「やってもいいよ」と仰って頂けるなら喜んで描きますし、
その逆に『やめろ』と云われれば、すぐにやめるつもりでした。
そしてその通りになったと云うワケです。

とは云え、気持ちよく、何の未練も無くやめるワケではありません。
本音を言えば無念です。
最後まで描きたかったです。
ですが、それは叶わぬコトになってしまいました。

本当にゴメンナサイ。

正直、自分たちの負担だけを考えれば、いつでも簡単にやめるコトはできました。
『時間的に厳しいし、所詮は勝手に始めたモノなんで、勝手にやめますね』みたいな。
でもそれだけはしたくなかったですし、する気も更々ありませんでした。

どんなに忙しくとも、時間を見つけて描き続けるつもりでしたし、
現にそうしておりました。
それほどまでに仮面ライダーのマンガを描きたかったんです。

全ては仮面ライダーを愛しているが故、
それだけは間違いない事実でございます。

そんなワケで、残念な結果となってしまいましたが、
今まで応援してくださった皆様には心の底から感謝しております。
そして、心の底から申し訳ない気持ちでいっぱいです。

当たり前と云えば当たり前の結果。
今はそう自分たちに言い聞かせて、筆を置きたいと思います。

長い間、応援頂き、心から感謝しております。
本当にありがとうございました!!




清水栄一 下口智裕