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2011年12月11日10時27分

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違法DVD店を一斉摘発 上海、日本のアニメなど押収

 中国・上海で日本のテレビドラマやアニメなど海賊版DVDの販売店が一斉摘発され、約1万6千点が地元当局に押収された。日本のコンテンツ海外流通促進機構が9日、上海で発表した。日本側からの通報を受けて一斉に摘発されるのは、中国で初という。

 同機構は、正規品をコピーしたりテレビを録画したりした違法DVDがはびこる中国で調査を開始。日本人が多く住む上海市長寧区には大規模店が14カ所あることが分かり9月に通報、地元政府と警察が共同で11月14日に7店を一斉摘発した。今回は日本のコンテンツに絞って取り締まった。

 摘発された店は、日中は小さな店構えだが、夜になると本棚で壁を作った裏部屋を開放する場合が多い。今回は裏部屋の海賊版DVDも押収した。客の多くは駐在や出張で来た日本人で、同機構は「買う人がいるから、作る人がいる」と日本人に違法DVDを買わないよう呼びかけている。(上海=奥寺淳)

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