JavaScript とは、Netscape Communications 社が開発したプログラミング言語です。同社の Netscape Navigator 2.0 で初めてサポートされ、Microsoft 社の Internet Explorer 3.0 でも同様の機能がサポートされました。
JavaScript を用いることにより、ブラウザで表示するウェブページの上で、フォームに入力した値をチェックしたり、時刻を表示したり、さらにはゲームまでできたりします。本ページを参照することで、この JavaScript の魅力を、少しでも皆さんに知ってもらえたらと思います。
JavaScript とよく似た名前のプログラミング言語に、Sun Microsystems 社が開発した Java があります。Java と JavaScript は名前もよく似ていますし、いずれも C 言語を祖先として生まれた言語なので記述もよく似ていますが、まったく別物です。英語とドイツ語くらいの違いがあります。
JavaScript は元々 LiveScript という名前で開発されていましたが、Java が流行しはじめたことや、Netscape 社と Sun 社が技術提携したこともあり、JavaScript と名前を変えたようです。
DHTML(ダイナミックHTML)は Internet Explorer 4.0 や Netscape Communicator 4.0 でサポートされた技術で、JavaScript、スタイルシート、レイヤ、フィルタ、ダイナミックフォントなどの技術の総称です。両者が独自に開発したため、中身はいろいろと異なるのですが、JavaScript は両社に共通するダイナミックHTMLの中核となる技術ですので、しっかり押さえておきましょう。