原発南方の湯ノ岳断層は活断層 東電、評価を修正湯ノ岳断層の調査で見つかった地層のずれ(円で囲った部分)(東京電力提供) 東京電力は21日、福島第1原発から南方約50キロにあり、耐震安全性確認で「活断層ではない」としていた湯ノ岳断層について、ボーリング調査で活動の痕跡が見つかり、活断層だったとの見方を明らかにした。 湯ノ岳断層は東日本大震災の余震とみられる4月11日の地震でずれ、活断層の可能性が指摘されていた。活断層であるかどうかを判断する基準となる12万~13万年前以降に活動した痕跡とみられる地層のずれが調査で見つかり、活断層であることが確認されたという。今後、ずれの大きさや堆積物を調べる。 東電はこれまで地表からの調査で、耐震設計上考慮すべき活断層ではないと評価していた。 【共同通信】
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