私の小麦粉料理のこだわり、
はるゆたか。
北海道の滝川市という街で、
小麦粉通ならだれでも知っている(はずの)、
「はるゆたか」という小麦から作る、まぼろしの強力粉を生産しています。
滝川産はるゆたか100%の強力粉を、JAから購入しています。
その賞味期限が…ということで、暑かったけど、パンを作りました。
ベーグル
材料:
強力粉……300g
ドライイースト……小さじ2
水……170~175ml
砂糖……大さじ3
塩……小さじ1/2
作り方:
1.水を耐熱容器に入れ、電子レンジ500Wで30秒加熱し、ひと肌程度の湯温にする。
2.1のぬるま湯に、ドライイーストを加え、菜箸で2回くらいぐるっと回して、軽く溶かす。
3.2に、塩、砂糖を加え、菜箸で10回くらいかき混ぜる。
4.強力粉の半分くらいを加えて、菜箸で5回くらい回して混ぜ、残りの強力粉を加えて菜箸でざっと混ぜる。
5.粉が混ざらないはずなので、手でこねる。初めは相当粉っぽいので、粉っぽさがなくなるように、生地をまとめるようにこね、ダマっぽさや粉っぽさもなくなり、手につかない程度、こねる。大体5分くらい。
6.そのままラップか蓋をして、10分ほど常温に放置する(一次発酵)。
7.指で押すと、戻らなかったら、発酵して膨らんでいるので、まな板などの上にだし、6等分する。
真ん中が指の跡がついてるでしょ。切り口は、カマンベールみたい。
8.①1個分を丸めて、②10cmくらいになるように手で長くする。③それを麺棒で5mm程度の厚さに薄くして、④縦3等分に折り込む。
つなぎ目は、指でつまむようにくっつける。端っこは、スプーンのように残しておき、片端をもう一方の端っこの中に入れるようにドーナツ状につなぐ。うまく言えないから、写真参照。
奥から、①丸めた生地、②両手で細長くした生地、③麺棒で薄くのばした生地、④一番手前が長い方向に3つ折りにし端っこだけ折ってない生地。その順で作ります。
両側がスプーンみたいになっていて、右端を左端の内側に入れるようにドーナツ状にする。
9.オーブンを200度に予熱し始め、フライパンに水をたっぷり入れて、お湯を沸かす。その間に10分ほど生地を放置し、二次発酵させる。
左が発酵前、右が発酵後。生地同士が近くなってるでしょ。ちょっと膨らんでます。
10.沸騰したお湯を弱火にし、10分放置した生地を静かに入れる。片面1分、裏返して30秒湯がく。
11.茹でた生地を静かに天板に移し、200度18分焼く。
つやつやしてます。
表面は、パリッと、
中はふんわりもっちり。
押しつぶしても、元に戻ります。すごく簡単です。
この季節、暑いので、発酵が速い。
今日はまた暑かったので、10分置いたら長いくらい。
作り方の1から、焼き上がりまで、1時間かかりません。
もちろん、焼き立てが美味しいけど、
翌朝、オーブントースターで軽く温めなおすと、
また焼き立てのようなパリっともっちり食感が戻ってきます。
ちょっとリッチな朝ご飯、
作り置きしても、手作りパンには変わりないから、
ぜひぜひ作ってみてください。
パンの味ですが、砂糖は種類で甘さが違います。
白砂糖なら、大さじ3でも甘いかも。
我が家は、常用がきび糖なので、
大さじ3でもあまり甘くありません。
ちなみに、小麦粉の品種でも、味はかなり変わります。
はるゆたかは、栽培が難しい品種で、
国内生産農家が少ないので、幻と言われています。
タンパク含有量が多いので、パンに最も適している強力粉です。
生地を作るときに、手で触ると、そのふわふわとした手触りに驚きます。
小麦の味がしっかりとして、さらにもっちりとした食感が得られるので、
パン作りを始めて数年、ずっとハルユタカ100%を使っています。
パンの味なら、パン屋に負けないかな~っ!
ハルユタカのおかげです。