日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 社会
  2. ニュース

社会のRSS

奥山リポーターの遺体「ほぼ間違いない」

日記を書く

 3月11日の東日本大震災後、行方不明になっていたリポーターの奥山英志さん(62)とみられる遺体が4月に都内で見つかり、親族が今月8日に写真や遺留品などを確認していたことが10日までに分かった。警視庁では、DNA型鑑定や指紋などで遺体が奥山さんかどうか、確認作業を進めている。

 捜査関係者によると、大柄な男性遺体が都内で見つかったのは今年4月だった。所持品に、身元を示すものはなかったという。警視庁では遺体発見の状況や司法解剖などの結果、事件性はないと判断したとしており、病死や自殺の可能性が高いとみられる。

 その後、遺体は火葬されたが、身体的特徴などからこの男性が奥山さんだった可能性が浮上。フジテレビなどの報道によると、今月8日に衣類などの遺留品を確認した親族は「ほぼ本人に間違いない」と話しているという。

 奥山さんは川崎市内のマンションで1人暮らし。所属する吉本興業が、3月11日の東日本大震災発生直後に安否確認をしているが、それ以後は行方が分からなくなり、親族が神奈川県警に捜索願を出していた。9月発売の週刊誌上で“失踪”が報道された後は、東京・八王子市内のスーパーで見掛けたとする目撃情報も寄せられていた。

 奥山さんは82年、フジテレビ系ワイドショー「3時のあなた」でリポーターとしてデビュー。その後約30年にわたり、ロス疑惑やオウム真理教事件など最前線から事件をリポートし、身長176センチ、約100キロの大きな体と、人懐こい笑顔でお茶の間に親しまれた。

 警視庁では親族の話をもとに、DNA型鑑定や指紋による身元確認を急いでいる。

 [2011年12月11日8時10分 紙面から]


おすすめ情報

PR

外食続きのツケが…
忙しい人にこそ、サラサラな成分を。40代・50代男性におススメ!サントリー
今だけお得な特典が!








日刊スポーツの購読申し込みはこちら
釣り情報
釣果情報 再開しました。