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GoogleEarthで、ふくいちカメラの信憑性を裁く。 |
初稿:2011年6月22日、 最終更新:2011年11月25日 |
文責: 株式会社 イソップ 代表取締役 岩田 清 ( いわた・きよし=文責者=筆者) |
グーグルアースは建物の傾きまでは補正できませんから異様な感じになりましたが、 |
グーグルアースは建物や山を三次元表示出来ることを売りにしていますが、このように、視野を180度回転さると、この売りは破綻を来たします。 しかし、この売りは放射能被害までは与えません! ヒマラヤ登山で、この売りを多用すると死に遭遇する危険がありますが、これは別件の話です。 |
ふくいちライブカメラは、上掲画像下端中央の建屋付近に設置されていることは、指差し男が立った「配管を跨ぐ橋」(左掲の小画像中央)が決め手です。 従って、この橋の右側から背後に、ふくいちカメラの映像が非常に気になる皆さんを、「一部目隠しする木々」が、3月19日以降、木々が定着する日数から割り出せば、 5月中旬までに密植されたと見做す事が出来ます。 指指し男が、知ってか知らずかは判りませんが、結果として、ふくいちカメラの「目隠し用の木々」の存在を証拠立ててくれました! |
別の航空写真で、ふくいちライブカメラの視野(下端中央から上端中央)に合わせてみました。 |
この写真の下端は、此処で切られているので、断言できませんが、本館脇の小構造物を目隠しする必要があったかも知れません。 しかし、 建屋の一部が覗いている「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」「3・4号超高圧開閉所建屋」「運用補助共用施設(共用プール)建屋」の、どれか 又は全部を隠したかったけれども、密植した木々の背丈が予定したよりも低くて一部が見えてしまったとの手違いが発生したのでは?と考えました。 注意深く見て居ると、3号機タービン建屋の屋上に2箇所大穴が開いています。「活性炭式稀ガスホールドアップ建屋」も一部壊れています! 私は、当初、「屋上の破壊は、3号機爆発時に飛び散った大きな瓦礫の所為だ」と考えていましたが、これは真逆、内部から自己破壊しています。 |
稀ガス処理建屋 |
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福島第一原発 「3・4号機超高圧開閉所」(画面中央) |
3・4号機超高圧開閉所の下に在るのが「共用プール」です。3度の爆音付き動画を見て、驚愕のあまり声を失っている女性キャスターが写っている事が、 司法的にも、「著作権物としての有用性」が、何処に所在するかが極めて重要なのです。 「ありのままの伝達」を狭義に考えれば、キャスターの表情を長々見せる事は邪道ですが、 このキャスターの、声を失ったシーンと3度の爆音シーンとの対比が、 無音動画の棒読みアナウンスよりも、多くの人々の心を打ったと、私は高く評価します。 そして、この動画において、3号機爆発シーンの動画部分が、福島中央TV撮影の著作物であっても、 この動画は、海外報道機関にニュースソースとして提供(恐らく対価支払いを受けて譲渡)された物であり、 爆発映像部分だけで、全体の著作権を主張する事は、「法の及ぶ範囲」を、著しく逸脱しています。 また、福島中央TVは、「爆音は元々無かった。撮影場所は20〜30km離れている」と言っています。 |
しかし、直線距離15kmに大熊町と田村市を分ける峠が在って、これより遠ければ福一原発は見えません! |
峠から望む福一原発と、 |
3号炉建屋爆発動画の1シーンを比較すると、撮影地点が違う事が排気塔の間隔が異なる事で判ります。 |
直線距離2〜5kmの、大熊町と双葉町との境界の高台から写しています。 |
TBS/JNNカメラの映像と画像の精細度を比較すれば、TBS/JNNカメラよりは遠いことが判ります。
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3度の爆音を本物と見做す画像と図に拠るブログを見付けました。 |
私は、爆音の大きさが3度とも同じである事から、これは効果音であると見做しています。 |
3号機原子炉建屋の爆発は、 |
一葉上の画像とは、180度反対側から見た画像。 |
ふくいちカメラがこの場所に移って、 |
2011年6月5日10時2分55秒 |
ふくいちライブカメラを最初に見たときは、 |
ふくいち20倍速2011年6月5日10〜11時 |
2011年6月5日18時48分03秒 |
2011年6月5日18時59分48秒 |
ふくいち20倍速2011年6月5日18〜19時 |
2011年6月5日20時58分30秒 |
ふくいち20倍速2011年6月5日20〜21時 |
上掲の朝10時2分55秒と晩20時58分30秒の画面部分を |
東電は、4号機の右側で発する「閃光」「白雲化」の主演者は共用プールだと |
これらの画像から読み取れる情報を加味すると、3号炉爆音付動画は、このように理解できます。 |
爆音@ |
2011年9月12日 3・4号機対応稀ガス処理建屋の屋上にはバーナー状の物体が在る! |
2011年3月24日時点の南側から見た希ガス処理建屋 屋上に、瓦礫ではない何かが在る事が判る程度! |
ところが! |
最も手前が1・2号機稀ガス処理建屋。4号機の手前が3・4号機排気塔。 |
東電の警戒感が緩んで来た所為でなのか、今まで探しあぐねていた稀ガス処理建屋の破壊状況が良く判る画像を発見! |
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何と大胆!東電・福一の情報ビデオの字幕背景画像に使って来ました! |
2011年9月15日 |
最も手前が、1・2号機対応稀ガス処理建屋。 |
2011年10月8日 |
4月23日、8月17日、及び、9月15日(左)と10月8日(右)の写真では、3号炉爆発時に吹上げられ、 |
9月15日の別写真(下)では、9月12日の写真の物体の場所に引っかかったように見えた物体を置いたように見える! |
置き換えた? だとしたら、今までの物体は何処へ? |
東電、更なる偽装を講じたようですね! |
希ガス処理建屋に、放射性物質が残留! |
2011年11月4日22時18分24秒 3・4号機対応希ガス処理建屋屋上で一瞬発火! |
2011年11月4日22時18分24秒と5日10時9分50分との写真で、発火位置の割り出し。 |
2011年11月5日10時9分50分 現場作業員は、昨夜、希ガス建屋屋上で瞬間発火が起きたことなど知らないだろうな? |
念の為、2011年11月4日22時18分24秒と6月21日2時1分17秒との写真で、発火位置の割り出し。 |
更に、念の為、2011年11月4日22時18分24秒と6月21日2時1分17秒との写真を市松模様上に並べる事で発火位置の割り出し。 |
目隠し用の木草が生い茂って、東電の偽装は成功したのかな? |
「そうはさせないぞ」との私の執念勝ち! |
希ガス処理建屋は2棟並んでいて、北側が1・2号機対応、南側が3・4号機対応。 |
閃光は、1・2号機対応建屋の3・4号機寄りの爆発箇所から発しているので、木草に隠され気味! |
時に大きな炎、時に点滅、時に長時間持続するオレンジの光は、 |
この発光・発火場所の高低と撮影方向の違いが、 |
3月末、グーグルアースで、 |
この画像は、私が、爆発残骸が飛散した箇所を、殊更強調しました。 |
先ず、3号機原子炉爆発落下物ではなく、天井が内側から破壊された3号機タービン建屋の壊れ具合に注目! |
別途入手した、3号機爆発直後、4号機爆発直前の衛星写真では、 |
稀ガス処理建屋に面した、崖の一部が、微粒〜拳大の放射能汚染瓦礫に因って、白く塗られています。 |
この物凄い事実を知られたくない政府・東電はTV局に、爆発音声の消去や撮影距離の偽装を指示した? |
ふくいちライブカメラは、左上から右下を見ています。 |
グーグルアースでは、これ以上拡大しても「解像度不足」で意味をなしませんから、独自の画像処理を施してみました |
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共用プール、3・4号機超高圧開閉所以上に |
950mSh/hという線量のコンクリート瓦礫が見つかったサーベイマップを注視していて、 |
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋(略称:稀ガス処理建屋)」だと判りまた。そして、この装置の機能は、 |
爆発破壊されたこの装置の活性炭式吸着筒の一部が、 |
吸着された放射能物質が閃光の元凶! |
11月8日 「ニュースの深層」 1/3 2/3 3/3 |
3/3の中ほどで、「稀ガス処理建屋」「閃光」「白雲化」の解明に役立ちそうな雰囲気に成りましたが、
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