ラミとマルモリダンスやる　サヨナラ弾なら…中畑監督が宣言

　横浜ＤｅＮＡの中畑清新監督（５７）が１０日、新加入のアレックス・ラミレス外野手（３７）との合同ホームランパフォーマンスを予告した。「サヨナラ本塁打を打った場合」という条件付きながら「一緒にやりますよ。彼の動きを覚えないと」とニヤリ。新ネタ候補に人気子役の芦田愛菜（７）と鈴木福（７）の「マルモリ」ダンスを挙げるなどノリノリだった。

　ホームランを打った直後に「ラミちゃんペッ」「ゲッツ」など数々のパフォーマンスを繰り出し、絶大な人気を誇ってきたラミレス。福島県出身で「オレはラテン系東北人」と自称する中畑監督も黙ってはいられなかった。「毎回は厳しいので、サヨナラ本塁打という条件でね」とコラボを約束。「ヤツは来年は絶対“マルモリ”を取り入れると思う。先にやってやろうかな」となぜかライバル意識を燃やし、報道陣の前で怪しいマルモリダンスを披露。就任会見から一夜明けたこの日も絶好調ぶりが際立った。

　もちろん、積極的なリップサービスも４年連続最下位からの浮上を狙う気合の表れ。「彼は３０本はホームランを打つ。そのうち最低でも３、４本は（サヨナラ弾を）打ってほしいね」と新助っ人にノルマを課すことも忘れなかった。　（臼杵秀之）