9日夜遅く、神戸市北区で男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、警察は近くに住む53歳の男を逮捕しました。
昨夜(9日)11時半ごろ、神戸市北区筑紫が丘の市道で、近くに住むグラフィックデザイナーの渡部浩生さん(41)が車にはねられ、死亡しました。
はねた車はそのまま逃げ、警察がひき逃げ事件として捜査したところ近くの家の駐車場にフロントガラスが割れ、車体に血痕が付着した軽自動車が見つかり、警察はこの車の持ち主である53歳の無職の男を逮捕しました。
警察によりますと男は精神疾患のため通院中で、取り調べに対して「何かをはねたが人とは思わなかった」と否認しているということです。
また、酒の臭いがしたことから検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されましたが、これについては「家に帰ってから飲んだ」と供述しているということです。 (12/10 18:17)
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