現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. アジア
  5. 記事
2011年12月8日19時58分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

台湾企業の「讃岐」商標無効 台湾で判決

写真:看板で「讃岐」を使えないため「日本」と書いている樺島さんの店。「烏龍麺」はうどんの意味=台北市内、村上太輝夫撮影拡大看板で「讃岐」を使えないため「日本」と書いている樺島さんの店。「烏龍麺」はうどんの意味=台北市内、村上太輝夫撮影

 台湾の食品大手企業が「讃岐」を商標登録したのは無効とする判決が、8日までに台湾の知財高裁に当たる裁判所で出された。

 商標の無効を訴えていたのは、香川県などで修業し、5年前に台北で讃岐うどん店を開いた樺島泰貴さん。「讃岐」を登録済みだった台湾の南僑化学工業が樺島さんに対し「讃岐うどん」の看板を変更するよう警告してきたことから、知財当局での審判を経て裁判に発展した。

 判決では、讃岐うどんが台湾でも知られていることを認めたうえ、台湾産である南僑のうどんが讃岐産と誤解されるおそれを指摘し、商標登録はできないとの判断を下した。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

暴落は起こらず安定消化が続く国債。この「危うい安定」の背景にあるものとは。

一億総中流ニッポンは過去の話。「99%」が増税や年金にあえぐ中、「1%」はどこで何してる?

国交がないとはいえ、国際試合で北朝鮮がここまでマナーを無視した背景とは。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集