Without You.
ピグには人気イベントが何百とあるそうです。 スカイプのイベントには数えることができない程の 出会い厨がいます。 コミュ障専用ルームにあるのは、 たまに来る新規さんと常連数人です。 ですが、本当に重要な…失う事の出来ない… かけがいのない財産…重要な存在です。 |
コミュ障専用ルームは小規模な人数で行われるオルタナティブなイベントです。
イベント入場人数は月に数えるほどです。
喧嘩も良いでしょう。シモネタも悪いことではありません。
ですが、ここ、コミュ障専用ルームにはふさわしくありません。
コミュ障専用ルームは特別なものです。それは小さな公園のようなものです。家族の待つ家ようなものです。
私たちが安らいだり、癒されたり、悩みを分かち合う事ができ、「いつでも帰ってこれる場所」です。
時折、誰もが他の人を傷つけるかも知れません。
ほんの些細な遊び心が、やりすぎて、冗談にならなくなる事もあるでしょう。
時に直接的でない言動が、誤解を産むこともあるかも知れません。
しかし、決して悪意があるわけではないと信じています。
でんかのように、普段から学生のノリでやりすぎてしまう人もいます。
けれでも、それほど親しくないように見えても、
鋭い洞察力で、実は物凄く他人を気にかけてくれる人もいます。
それが誰かの気持ちを変えるきっかけになる事もあります。
そんな彼だって時には落ち込むこともあります。
えほんのように、物凄く仲間思いの人もいます。
勿論、彼ら以外にも、支えになる人達は沢山います。
コミュ障専用ルームを何度も設立しているうちに、
人との間に心の壁を設置して、感情を遮ることもできたでしょう。
ですが、私は彼らのアドバイスに従って別の道を選びました。
私達は何年ものあいだ待ち続けるため一生懸命に努めてきており、永久の仲間であり続けています。
そんな彼らは私達にとって誇りです。
私達はレスポンシビリティを果たします。
過ごした時間が、ほんの短い時間であっても、永遠の記憶にしようとします。
時には、超えてはいけない一線を平気で乗り越えようとしてくる悪意のある人もいます。
しかし、私達にとって、そんなくだらない噂話やざわごとはただのノイズに過ぎないのです。
これを読んでいる方々すべてが社会に羽ばたいて、平穏に生活できれば、
このイベントは一年で一日しかやる必要がありません。
しかし、時には傷ついたり、苦しんだりする事もあるものです。
誰もがいつでも優しく、あるいは愛想よくできるとは限りません。
時間があるとも限りません。孤独になりたい時もあるでしょう。
それでもいいのです。時間や余裕がある時に、世の中の全ての事を忘れたい時に、
人の目なんか気にしないで思うとおりに暮らしたい時に、来てくれればいいのです。
誰かに会いにくればいいのです。
ですから、ノイズを気にも留めず、彼らを大事にしていく事が、
コミュ障専用ルームの繁栄に繋がると私は信じています。
来年もコミュ障専用ルームを守り維持するために、
可能な範囲の慈愛の精神を、どうかご検討ください。
誰一人として失ってはならない、かけがいのない永遠の仲間なのです。
これからも、どうかよろしくお願いします。
ガラム
コミュ障専用ルーム創設者