茶道体験教室 パート3 から茶道日誌へ 生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

体験教室のブログは、ここでしばらくお休みいたします。これからは、つれづれなるままに、気ままに、茶道日誌として、絵日記風なものを書きたいと思います。5年のあいだ、茶道体験教室をご覧頂きありがとうございました。

割稽古から盆略


新しい生徒さんが入門しました。


初めは、マントーツーマンのお稽古でした。


皆さんが来る前の一時間、私が割り稽古から教えました。


うちでは、誰でも初めての方は皆さんの居ない時間に来てもらい割り稽古から始めます。


長い経験でそれが一番ベストだと信じています。


一月で盆略に進めました。


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歩き方の特訓も終わるといよいよ盆略のお点前。


覚えの良い方でスラスラ進みました。

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茶碗の拭き方も左手は動かさないので安心して見ていられました。

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盆略は正面でして貰いました。


斜めに向かうのは、最初は難しいし、恥ずかしい思いもあります。

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盆略も一月経つと美味しいお茶が立つようになりました。

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建水周りも上手になり、歩き方もよくなりました。


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4月はお薄の平点前に進んでくれて、いよいよ来月からは難しい風炉のお薄に入ることになりました。


三ヶ月頑張ってくれたので、今は皆さんと一緒のお稽古です。


見学していても、先輩のお点前をしっかり見て学んでくれる姿勢に感心させられます。


新しい生徒さんを教えるのは、日々上達していくのが私の生きがい、楽しくて張り合いのある毎日です。


日曜体験教室


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毎月第一日曜の午後三時から教室でひらきます。


初心者でも経験者でも問いません。


なんの用意も入りません。


ただ予約だけしてくださればよいのです。


その人その人に合ったお茶を体験して貰いたいと思います。


普段の見学は自由です。


場所はホームページの案内の地図を参考にしてください。


茶華道教室 http://www1.odn.ne.jp/~cip76460


教室 03-3269-3289


自宅 03-3267-7890


携帯 080-1344-3671


seiwa.909jp@docomo.ne.jp


seiwa99@king.odn.ne.jp


メールは携帯のでもパソコンのでも構いません。






NEW !
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今週から、いよいよ忙しくなる。


食事もなかなか食べてられない。


教室の隣に、幼馴染で生徒さんの息子さんがイタリアレストランをしている。


有難いことである。


時間がなくても、飛び込んで美味しい本格的なイタリア料理が食べられるのだ、お値段も格安!


お母さんとは幼馴染というより、生まれたときからの付き合い。


お料理の待ち時間もお母さんの話で盛り上がる。


一歩ベランダに出れば、テーブルも椅子もあり煙草も吸えるのでありがたい。


なにしろ急ぐときは、お隣というのは最高。


教室はそんなに繁盛している訳ではない。


ある意味では、生徒さんは減った。


関係ない。


私には、今年は特別な年と考えて、もう今年は休まない。


毎日、毎日命がけでお稽古をする。


もう、教えるというより、自分のお稽古である。


自分が未熟だと考える。


休まず、大晦日そして正月へと雪崩込む。


大晦日は、今年は除夜釜をかける。


皆さん忙しい、こんなめちゃくちゃな年は初めてである。


メールも手紙も言葉も信じない。


ただ、祈る。


正月に来られない人には、除夜釜。


社中だけでなく、すべて開放的な釜にする。


お手伝いはいないので、私がすべてをする。


何がどうなるか、まだはっきりしないが。


大震災の方々に献茶をして、冥福を祈り、今年の幕を引く。


心に伝えられる、お濃茶。


楽しく団欒のあるお薄を出来なければ、私にはもう教える資格はないと私自身への挑戦である。


あと三週間でどこまでやれるか、50年の茶の湯のすべてを賭ける!



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ラテンの貴婦人。


憧れの夢の理想の女性である。


ラテンがどうして滅茶苦茶好きになったか分からない。


トルストイ、スタンダール、そして音楽。


ラテン語。


ゲルマンは苦手。


言語も音楽も


ラテンは明るい、開放的。


パリは自由恋愛。


恋の為なら、すべてを投げ出す。


小説もすべてを読み漁る。


スタンダールの赤と黒、恋愛論は、私の原点。

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ジプシーのエンリコマシアスは今でも、50年前のステレオで聞く。


アナログの音は心地よい、木製のバイオリン構造から出るスピーカーの音は聞けば聞くほどよくなる。


今の五月蠅い金属音のスピーカーは神経をやられる。


プレスリーも明るい、アメリカのラテンと、聞いている。


ビートルズの音は受け付けない。


マイウエイは最後のプレスリー。


私の子供の最初の外国の詩。

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南米のクラッシックは最高。


オカリナも大好き。


明るい中にも静かさもあり、慰められる。


最後の針を大事にしながら聞く。


オスカリオス、ジルベルトもうジェットでブラジルにいる気分。

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ワルターワンダレイのオルガンは、いつもサンバで踊っている。

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バーバカラックの澄んだ音楽は、もういうことがない。


すべての楽器をガラスで囲い、クリアーな音を追求したという。

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パラグアイの厚生大臣のアルバレンガから、送ってもらったイクアスの滝の古典音楽。


アルバの裏にはスペイン語で娘たちにお茶を教えてもらった、感謝の言葉がスペイン語でびっしり書かれていた。


その後、軍事政権になり、消息がないのが辛い。


仲が良くなった、ラテンの初めての友人。

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セルジオメンデスは、初めてのガールフレンドの実家に押し掛けたとき、プレゼントされた。


それ以来、セルジオの虜になる。


イパネマの娘、サマーサンバ、ソウナイスは未だに口ずさむ。


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ラテン音楽は、何百というガールフレンドの思い出と重なり、ラテン文学は私の自由恋愛の原点。


私は、茶道も夢中でやるが、ラテンの明るさ自由が私の心情、熱情はラテン。


それが疎外されると、壊れる。


鬱になる。


もう、何が起きようと自分の本性をお点前で磨く。


今日は久しぶりに、アルパカのセーターを初日に一番気に入ったものを選んだ。


椿ではなが、いつも姉たちがクリスマスのプレゼントにアルパカのセーターをくれるのが、今年は自分の気に入ったものを着たかった。


アルパカは南米パラグアイのもの。


来てるだけで、サンバのリズムで踊れる。


来年はアルゼンチンタンゴの踊りを習おう。


情熱はタンゴ!!!

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再出発は、私は初心に帰ることにした。


ここ半年、すべて失敗ばかりである。


すべては、私が悪い。


あり意味では、思い上がりである。


大変な半年であったから、それを乗り越えるために頑張りすぎた。


エネルギーの爆発、ブレーキが利かなくなった。


やっとの思いで炉開きまで来る。


限界を越え、主治医には入院をと言われたが、さらに頑張る。


お茶のお蔭で、危なかった山を幾つも無事超えた。


新しい生徒さんを、私が最初習ったように教えた。


私は、病を乗り越え、お茶を教えるということですべてを忘れ去った。


身体はお茶をやればやるほど元気になる。


水分しかとれない体もたべれるようになった。


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盆略のお客様も、初めてお稽古した時の道具にした。


まさにすべてを初心に戻すため

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何十年ぶりに、茶碗をしっかりと見る。


古い備前で、窯元でもこれだけの薄いものはもう作れないという。


棗も自分の大きい手に合わせて、初めて手に入れたもの。


自分も生徒さんと同じお点前をする。


生徒さんが上手に茶壺の紐を結ぶとお手本にして、私も結ぶ。


老いては、弟子に学ぶである。


ここ、4,5年生徒さんを教えながら生徒さんから学ぶことが大きかった。


かけがえのない生徒さんたち。

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夏に入ったばかりの生徒さんが、いつの間にか炉の貴人点。


自分で驚く!


教えてきた記憶がない。


この半年、何がどうしたのだろう。


夢中で一日一日精いっぱい、やってきた。


お蔭で、いろいろな新しい自分の教え方も得て、良いようだがある意味では急ぎ過ぎた。


やはり、初心に帰る時がきたと言い聞かす。


先生のように、無一物の境地に立って、好きなものは好きと堂堂と宣言!


好きなことを好きなだけする、天然自然の私を探す。


もう、嫌なことは嫌という。


人生何も後悔しない。


不可能はない。


愛がすべてを救う!


真実の友愛を見つけ出し、共に一椀の茶を同じ心で飲むことが夢であり、究極の命である。


茶の湯は命の再生、再出発のスタートラインなのだと思う。


明日は、また新しい明日を見つけよう!!!


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もう、クリスマスのお花である。


家内もお手直しが追いつかない。


上の二つは初心者のお花、お手直しはまだである。

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クリスマスが近づくと私の悲しみが蘇る。


姉は七年前の今日心臓で急死。


50台であった。


母も心臓は悪かったから遺伝もある。


姉は心臓弁膜症で有名な教授に治療されて治ったと油断した。


どんな名医でも心臓は難しいといわれる。


私も現在耳鼻科から脳神経外科に回されそうだが、粘りに粘って断ってきた。


頭を割られて治るなら良いが、半々の確立ではとても手術はごめんである。


手遅れになると耳が聞こえなくなると脅かす人もいるが、まあケセラセラ!


明日は大事な検査の結果が出る。


怖い!


姉も私も心臓も悪い。


今は胸の痛みが左右で姉の時と同じ。


えーい!


今日は今日の命。


思い通りに生きよう!


熱き血潮の一滴おのれの命に賭けてみなと昔作った狂歌を呟く。

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姉が亡くなり、悲しみは深く。


毎日、冬ソナの音楽を聴いて、号泣していた。


まだ、冬ソナのドラマも見ていない時である。


慰められた。


7年ぶりに聞いた。


やはり涙した。


あちこち針飛びがあった。


何百回と聞いたのだ。


姉とは兄弟で、恋人同志のよう。


いつも仲が良すぎるので仲間にからかわれていた。


姉の卒論は私が書く、マスコミの中立がテーマ。


一晩で書いて姉は卒業。


結婚相手も私に選ばせた。


選んだ相手は、剣道部の部長、丈夫で長持ちのお坊ちゃん。


ついに最後は姉にすべてを譲っていた。


姉は不良で、もう高校の時に六本木、渋谷の夜を遊びまくっていた。


お蔭で、退学。


勉強も嫌い、それでいて有名大学に入る。


不思議だった。


姉の周りにはいつもたくさんの男性や女性が取り巻いた。


どういう訳か、人をひきつけ人気があった。


勉強はしないが頭はよかったから、始末に負えなかった。


口がうまい、母の血統だろうと思う。


姉のなくなった悲しみで、歌も歌いだす。


父も続いて亡くなる。


父も辛かったのだろう。


喉頭がんで手術は拒否、4年は生きられなかった。


今日は父の家に行き、姉の着物を初めて抱いた。


泣けた!


まだ、袖を通してないものがあった。


姉の和服姿は見たことがない。


真っ赤なチャイナ服は覚えている。


幻に姉の着物姿をどこかで見たような気がしたが、記憶が飛んでいる。


姉は本当は着物が好きだったのだ、ごめんと誤り大事な着物に風を通して生かした。


このまま、ここで終わらせはしない。


僕も、姉も蘇るんだと思いっきり着物を抱きしめた。


家に帰ると、姉のために我眉臨済の鶴の舞を10年ぶりに踊る。


洗礼を受けてからは、やらなかった。


身体はがたがた、片足で立つのは難しかった。


だが、大きく呼吸を整え、気を吐くと指先からの気が蝋燭を揺るがす。


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すべて、今日の予定が終わり、母の店を貸切一人で烏賊の塩辛を魚にお酒を浴びるほど飲もうと思った。


理由ははっきりしている。


ヤケ酒である。


先立たれた姉への思ひだけではない、新しい恋も微塵に散る。


憂さ晴らし。


山ほど塩辛も酒もある。


母が私のために作ってくれたのだ。


何もかも知り尽くしている母には敵わない。


呑みたいだけ、お飲み、お前の気持ちは分かっていると声まで聞こえるようだ。


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やはり、母の塩辛も久しぶりで飲む日本酒もうまかった。


これだから、生きててよかったと思う。


いきなり、妻が入ってきた。


支部の役員会を飛ばして、帰ったらしい。


流石、感が強い。


徳利は取り上げられ、飲んだのは御猪口一杯。


何とも、悲惨な七回忌!


エッコももっと飲みたいのだがと妻を見ると、おっかない顔で睨みつけられた。


お前は、この間私の留守に大事なウイスキーをがぶ飲み、暴れて倒れて大変だったんだぞーといきなり、襟首をつかまれてぶんなぐられた。


私はぶんなぐられて、ニコニコしていた。


どうも、今年は女性にいじめられる歳だなと感心した。


生まれて初めてなことばかり。


あと数週間で終わる。


何とかこれ以上、訳の分からないことは起こらないようにと最後は祈るしかなかった。

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椿


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冬の茶花は椿があるので茶人は救われる。


椿は今頃は白玉椿などの蕾がよい。


冬は茶花がない。


椿の蕾に三枚の葉でもあれば、茶花。


軸を上げて、後座にはそれだけでよいと思う。


ただ、椿は蕾が落ちる。


昔は武人が多く、これを首が落ちると言って嫌った。


私も床の間に椿が落ちるのは好きではない。


学生のころは、それで侘助という椿を好んだ。


まだ時期は早いが、開いても小さく開くため落ちることはない。


それでいて、とても可憐な椿。


奥ゆかしく、品があり茶花としては最高だと思っている。


2月まである。


近くでは水戸の後楽園の侘助が大きく、立派である。


時期が来るとその真っ赤な侘助を見に行くのが楽しみ。


7メートルはあるだろうか?


昔、浜松で賀茂本阿弥という珍しい椿を買ってきた。


妻の実家に植えたので今はない。


朴伴という椿を家内の母に頂いた。


紅が深い色で花びらに囲まれて雌蕊、雄蕊が仲良く包まれている、夫婦が睦まじくという意味でその名があるという。


珍しい椿なので、一番安全な母の実家に移植した。


お蔭で、毎年たくさん花をつけてくれる。


冬の寒い中に一輪の椿。


日本人の美意識には、その控えめで奥ゆかしい花の姿はぴったりなのだろう。


好きな方は、種から育てるという。


今日も生徒さんから椿を頂いた。


大事にそのまま、花入れに入れた。

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