参院は8日、サイバー攻撃の中間報告をまとめ、感染源となった議員に送りつけられたウイルス付きメールの一部は中国が発信元とみられると明らかにした。メールアドレスの末尾は「jp」で、国内から送られたように見せかけていたという。
中間報告によると、8月5日、3人の議員室で、議員か秘書がウイルス付きメールの添付ファイルを開け、3台のパソコンが感染。メール件名は「『内部資料』中国権力継承の動き」などだった。感染したパソコンは不正サイトと通信するなどして同月9日までに全議員のID・パスワードを管理するサーバーを感染させ、同月22日、盗んだID・パスワードを使って10議員室25台のパソコンを感染させた。【青島顕】
毎日新聞 2011年12月9日 東京朝刊
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