JR西 広範囲で一時運転見合わせ
K10045380711_1112100010_1112100010
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

JR西 広範囲で一時運転見合わせ

12月9日 21時38分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

9日夜8時半ごろ、滋賀県内のJRの駅に設置された地震計が、2回にわたって誤作動し、JR西日本は、近畿地方の広い範囲でおよそ20分間、断続的に列車の運転を見合わせました。JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

JR西日本によりますと、9日午後8時22分ごろ、滋賀県高島市のJR湖西線の近江今津駅の構内に設置された地震計が誤作動し、列車を緊急に停止させる無線信号が流れました。この無線信号を受けた列車の運転士は、非常ブレーキをかけて緊急停止することになっているため、JRは近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。実際には地震は発生していなかったため、およそ3分たってから各列車に対し、順次、運転再開の指示が出されました。ところが、その数分後の午後8時33分ごろに、再び同じ地震計が誤作動し、近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。その後、順次、運転を再開しましたが、このトラブルで、最大でおよそ20分の遅れが出ました。地震計が震度5強程度に当たる250ガル以上の揺れを感知した場合、列車を一斉に停止させる無線信号が流れる仕組みだということで、JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。