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【プロ野球】

DeNA中畑監督決定的 「議員バッジより監督」

2011年12月7日 紙面から

自宅前で笑顔で電話する中畑清氏=東京都内で

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 横浜DeNAの初代監督に元巨人の中畑清氏(57)が就任することが6日、決定的になった。DeNAは高田繁GM(66)とコーチ人事で対立した工藤公康氏(48)との交渉が5日に破談になった後、白紙となった監督人事を練り直し、明るく情報発信力がある中畑氏に白羽の矢を立てた。中畑氏は本紙の取材に対し、原発事故で苦しむ故郷・福島を勇気づけるためにも立ち上がりたい意向を示すなど、並々ならぬ意欲を明かした。近く正式要請を受けた後、受諾となる。

 工藤氏と破談になり、難航が予想された監督人事だが、DeNAは素早い動きで新候補をリストアップした。中畑氏だ。巨人の現役時代から明るいキャラクターで人気があり、アテネ五輪では日本代表のヘッドコーチとして、脳梗塞で倒れた長嶋監督に代わって指揮を執り銅メダルを獲得した。特にファンへのアピール力、情報発信力ではうってつけの人材として、この日までに初代監督に一本化された。

 一方、白羽の矢を立てられた中畑氏はやる気満々。この日朝、自宅で本紙の取材に対応。正式要請は来ていないとしたうえで「野球人として監督はやりたいと思って言い続けてきた。言いすぎたぐらいだ。ハハハー。前向きだよ」と語った。

 巨人の大物OBでありながら、これまで監督とは縁がなかった。昨年7月の参院選では「たちあがれ日本」から出馬し、落選していたが「(議員の)バッジを着けるより監督がやりたいんだ」。破談となった工藤氏の代わりとなる候補となったことにも「僕らの仕事は場面、場面でどうしていくか。プロとして当然あること。僕はチャンスだと思っているよ」とサラリと語った。

 念願の監督であると同時に、東日本大震災後、原発被害で苦しむ故郷・福島を勇気づけたい思いもある。「被災地の人たちは、この冬をどうやって乗り越えようと思っている。被災地の心の寒さを温められたらいいと思うよ」。このときばかりはしんみりと語った。

 「プロ野球選手というのは演じ手、役者。最大限の力を発揮できる舞台、環境を準備してあげたいんだ。選手はいい役者のようにお客さんを喜ばせることが大事」と監督就任が待ち切れないかのように語りまくった中畑氏。高田GMから「『迷惑をかけてるな』という電話がありました」と明かし、さらには「高田さんには昔、多摩川グラウンドまで車で送り迎えしてもらったこともある。恩人でもある」と信頼関係にあることも強調。「元気が一番」と、中畑氏らしいセリフも飛び出した。近く行われる正式要請を受諾し、ゼッコーチョーな初代DeNA監督が誕生する。

 

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