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【プロ野球】

雄たけびNGに「アホな評論家」 星野監督かみついた

2011年12月8日 紙面から

握手する楽天・田中(右)と星野監督=大阪市内で

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 楽天の星野仙一監督(64)が7日、大阪市内で行われた野球関連の表彰セレモニーに出席。一緒に式典に招かれた田中将大投手(23)が、トレードマークの雄たけびを自粛するよう沢村賞選考委員から求められたことに公然とかみついた。

 「雄たけびがいけないとはアホな評論家がいるもんだ。いい意味で、個性を出して皆さんを感動させるのが(プロの)仕事やないか」

 現役時代には「燃える男」の異名を取り、マウンドでは田中も舌を巻くほどほえまくったことで有名。感情をむきだしにするのは相手打者に失礼という考えからの指摘のようだが、田中から雄たけびを奪って勝ち星が激減しては身もふたもない。「ああいうのは人間の本能というのかな。パフォーマンスがあるからこそ野球が盛り上がるんだよ。それを抑えるなんてとんでもない。どんどんやれぇ」と批判をぶつけた。

 指揮官からお墨付きを得た田中は来季も雄たけびを続けると高らかに宣言。胸のつかえが取れたのか「雄たけびやガッツポーズは自然に出ちゃうんですよ。それに叫ばないようにしようと考えたら打たれちゃいます。来季もピンチを抑えたら自然とやっちゃいます」と笑顔で語った。

 楽天はおとなしい選手が多く、田中の雄たけびはチームの活力源でもある。闘将公認の絶叫パフォーマンスでチームの戦意を高揚させ、リーグ優勝、さらには日本一をつかみ取る。 (鶴田真也)

 

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