連続少女乱暴 元教諭に懲役28年
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連続少女乱暴 元教諭に懲役28年

12月9日 16時59分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・多摩地区などで小学生や中学生の女の子を乱暴するなど、17の事件で罪に問われた東京・稲城市の元小学校教諭の男に対する裁判員裁判で、東京地方裁判所立川支部は「常習性が顕著なうえ、少女を狙う犯行は卑劣かつ悪質で、刑事責任は非常に重い」として、懲役28年の判決を言い渡しました。

東京・稲城市の元小学校教諭、大塚友意被告(31)は、平成17年から去年にかけて東京・小平市や東久留米市、相模原市などで、小学生や中学生の女の子の自宅に押し入り、乱暴してけがを負わせるなど17の事件で罪に問われました。この裁判員裁判で、検察は「犯行は極めて計画的で、『騒ぐと殺す』と脅すなど、卑劣きわまりない」として、無期懲役を求刑していました。9日の判決で、東京地方裁判所立川支部の毛利晴光裁判長は「およそ5年間で多くの犯罪を繰り返し、被告の犯罪の常習性は顕著で、10歳から13歳までの少女を中心に狙った犯行は卑劣かつ悪質だ。犯行時は小学校の教諭であり、刑事責任は非常に重い」と指摘し、大塚被告に懲役28年を言い渡しました。