つなぐ 希望の木
災難を乗り越えてきた木々を、都内に訪ねた。
【社会】大御所とコラボ 祈りのスイング 浅草中吹奏楽部2011年12月9日 11時13分 東京都台東区立浅草中学校が十四日、浅草公会堂で開かれる早稲田、慶応、明治の三大学による「ジャズ・フェスタin浅草」にゲスト出演し、クラリネット奏者の北村英治さん(82)との夢の共演をする。ジャズ界の大御所と中学生が、震災犠牲者への追悼と平和への祈りのスイングを披露する舞台になる。 (丹治早智子) 浅草中吹奏楽部は一九九一年の開校とともに創部した。部員は六十人。都吹奏楽コンクールで過去三回、金賞を受賞する実力派で、区の行事や高齢者施設への慰問演奏などに活躍している。 今回の出演は、慶大OBの北村さんが要請した。「ジャズの底辺を広げるためにも地元の子どもたちと共演したい」。同中の杉山政一校長も「本物に接することで生徒たちが何か感じとるのでは」と快諾した。 本来なら受験で引退している三年生も加わり、フェスタ出演に向け土日返上で練習に励んでいる。先月末には北村さんが訪れ、直接指導した。「白髪の元気なおじいさんって感じ。プロしか使わないテクニックを教えてくれた。美しい音色に体が震えた」と、三年生で同部長の千葉麻祐子さん(15)。本番でただ一人、北村さんと一対一で共演するパートがあるパーカッションの三年生武岡直花さん(14)は「三年間一生懸命やってきたことが認められたようで自信がついた」と話す。 北村さんは、終戦記念日に平和を祈りながら名曲「シングシングシング」の演奏会をライフワークにしている。当日は、この曲とクリスマス曲で共演する。 同フェスタは三大学のOB会が主催。今年の当番校で早大校友会台東稲門会会長の斎藤興平さん(72)は「これを機にフェスタが世代を超えて浅草名物になってほしい」と願う。 午後六時半開演。前売り二千五百円、当日三千円。問い合わせは実行委(台東稲門会)=電03(3844)5310=へ。 (東京新聞) PR情報
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