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山口・キャラバンが平和を訴え
2011年12月8日 19:2370年前のきょう、太平洋戦争が始まりました。山口市でキャラバン隊が反戦と平和を訴えました。平和キャラバンは戦争反対を訴え続けている県革新懇、「平和・民主・革新の日本をめざす山口県の会」が太平洋戦争が始まった12月8日に合わせ毎年実施しています。10の団体が参加して出発式があり、憲法第9条の改正反対や防衛費の削減などを訴えました。キャラバン隊は山口市米屋町の商店街で街頭演説をして平和の大切さを呼びかけたほか、道行く人に憲法改正に反対する署名への協力を求めました。キャラバン隊は6つのコースに分かれて県内全域を回り、51か所で街頭演説をしたということです。
元国体歌手・控訴審で執行猶予付き判決
2011年12月8日 19:23女子高校生にわいせつな行為を強要しようとした国体のイメージソングを歌っていた男の控訴審で、広島高等裁判所は1審の実刑判決を破棄し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは国体のイメージソングを歌っていた柳井市柳井の無職、武田裕也被告(28)です。判決によりますと武田被告は今年2月、女子高校生の携帯電話に脅迫する内容のメールを送りつけ、わいせつな行為をさせようとするなどしました。広島高裁で開かれた判決公判で、竹田隆裁判長は1審の判決後に被害者の1人と示談が成立していることなどから「社会の中で更生の機会を与えるのが相当」として懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。1審は懲役2年の実刑判決でした。
山口大学・世界初、星ができる過程を観測
2011年12月8日 19:23世界初の観測です。山口大学の電波天文学研究グループが、太陽より重い光る星のできる様子を記録し公開しました。山口大学時間学研究所の藤沢健太教授らが観察しました。藤沢教授を中心とした電波天文学研究グループは2004年から、山口市仁保地区など全国6つの電波望遠鏡で地球から2,200光年離れたケフェウスAという光を放つ星、いわゆる「恒星」を観測していました。観察していたところこの恒星が太陽などと同じように、星の核となる星の周りをガスが回転しながら集まってできあがっていくことが確認できました。これまで比較的軽い恒星ができる様子は確認されていましたが、今回のように太陽の8倍以上重い恒星のできる様子は観測されていませんでした。ヨーロッパの天文学の雑誌などで紹介されるということです。
山口・新進アーティスト大賞受賞者の作品展
2011年12月8日 19:23将来性を評価された地元の作家の作品展が、山口市のデパートで開かれています。展覧会「環」展は山口市が主催する山口新進アーティスト大賞を受賞した2人の作家が開きました。約400点が展示販売されています。大賞を受賞した金属作家の松村憲治さんは、鋳鉄やアルミのオブジェ、ベンチやフラワースタンドなど自然や住環境に配慮した作品を作っています。市民が審査したやまぐちACS賞を受賞した彫金作家の佐伯和章さんは、植物を題材にしたリングやアクセサリーを作り自然が持つメッセージを発信しています。「環」展は13日まで、山口井筒屋で開かれています。