エンタメ【プレミアムシート】キャスター・小倉智昭 「いつまで必要とされるかが勝負」+(2/2ページ)(2011.7.23 07:00

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キャスター・小倉智昭 「いつまで必要とされるかが勝負」

2011.7.23 07:00 (2/2ページ)プレミアムシート
「シルク・ドゥ・ソレイユの集大成ともいえる」と絶賛するクーザ応援団長の小倉智昭さん

「シルク・ドゥ・ソレイユの集大成ともいえる」と絶賛するクーザ応援団長の小倉智昭さん

 シルクの公演だけでなく、女子マラソンやオリンピックのサポーターもやっているし、音楽など趣味の造詣も深い。「凝り性なんですね。生きてるうちにいろんなものを吸収したい気持ちがある」という。そして、常に現場主義を貫く。メーンパーソナリティーをつとめる朝のワイドショー「とくダネ!」でも、あの東日本大震災の被災地にいち早く出かけてリポートした。

 「現場に行かないと見えないものがある。テレビの画面では奥行きとかにおいなどは伝わりませんからね。どんなものでも自分の目で確かめたい気持ちが強いんですよ。ぼくは秋田の出身で被災地ではないけれど、東北人の粘り強さ、力強さをいろんな意味で感じさせられた。改めて東北人でよかったと思いました」

 「とくダネ!」を担当して13年。持病の糖尿病とも30年近くつきあっているが、64歳にしてまだまだ好奇心やバイタリティーは旺盛だ。

 「ありがたいことに一病息災ですよ。定年後の仲間が圧倒的に増えましたが、どこまでやれるか、いつまで必要とされるかが自分にとっての勝負。おれたち世代はまだまだやれるぞ、というところをみせて、がんばりたいですね」(文・平松澄子 写真・山田哲司)

 【プロフィル】小倉智昭(おぐら・ともあき) 昭和22年、秋田市出身。獨協大学フランス語学科卒。時事通信記者、テレビ東京アナウンサーを経て、29歳でフリーアナに。ラジオのパーソナリティーで頭角を現し、テレビのワイドショーなどで足場を固める。平成11年から「とくダネ!」(フジ・関西系、月~金前8・0)のメーンパーソナリティーとなり、不動の地位を確立する。

 「クーザ」大阪公演は8月4日~11月6日、中之島ビッグトップ(問い合わせは同事務局(電)06・7732・8890)。

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