高校生 刃物収集は中学時代から
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高校生 刃物収集は中学時代から

12月8日 11時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

埼玉県三郷市で女子中学生が刃物で切りつけられた事件で、逮捕された男子高校生が、自宅から見つかったサバイバルナイフなど20本余りの刃物について「中学生の時から集め始め、父親に買ってもらったものもある」と供述していることが、警察への取材で分かりました。

先月、三郷市で15歳の女子中学生が刃物で切りつけられてけがをした事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された高校2年の男子生徒の自宅からは、サバイバルナイフなど20本余りの刃物が見つかり、警察が押収しました。警察の調べによりますと、刃物は生徒の部屋や離れから見つかり、生徒が「中学生のときから刃物を集め始めた」と供述していることが新たに分かりました。また、生徒は「刃物はインターネットなどを通じて購入し、父親に買ってもらったものもある」と話しているということです。関係者によりますと、生徒は、ナイフや銃などの武器で戦うゲームを通じてナイフに興味を持つようになり、折りたたみ式ナイフなどを同級生らに見せることもあったということです。近くの住人などからは、生徒がふだんからナイフを持ち歩いていたという情報が警察に寄せられており、警察は、刃物への関心と事件との関係について詳しく調べています。