「上からマリコ」ミリオン確実！初日９６万枚…前田、大島抜きでも変わらぬ人気

　ＡＫＢ４８の新曲「上からマリコ」が発売初日の６日付オリコンシングルデイリーチャートで９５・９万枚の売り上げを記録し、５作連続６作目のミリオン突破を確実にした。今作は９月に行われた「じゃんけん大会」で選ばれた選抜メンバーが歌い、女王となった篠田麻里子（２５）が初めてセンターポジションを務めている。じゃんけんで初戦敗退した、６月の選抜総選挙１位・前田敦子（２０）、２位・大島優子（２３）が不在の中で、ＡＫＢが変わらぬ人気を見せつけた。

【写真】第２回ＡＫＢ選抜じゃんけん大会は篠田麻里子が優勝

　麻里子さまの記念曲が、発売初日でミリオン突破を確実にした。涙のじゃんけん大会から約２カ月半。篠田のセンター、メンバーの個人名が曲名に入ったことなど、“初めてづくし”が話題を呼んだ楽曲が、９５・９万枚と好スタートを切った。

　不安材料はあった。通算２４枚目にして、初めて前田、大島が同時に選抜から外れたシングル。昨年１２月に発売された第１回じゃんけん選抜メンバーによるシングル「チャンスの順番」も、大ヒットこそしたが、ミリオンには届かなかった。

　しかし、国民的アイドルグループに上り詰めたＡＫＢの“ブランド力”は強かった。８月発売の「フライングゲット」（１０２・６万枚）、１０月発売の「風は吹いている」（１０４・６万枚）と２作続いた初日達成とはいかなかったが、“ツートップ”抜きで、８日にも大台をクリアする。

　篠田の心配も杞憂（きゆう）に終わりそうだ。発売前には「死ぬまでに１回は、と思っていた」とセンターへの強い思いを口にする一方で、「（連続ミリオン記録の）プレッシャーが強くて…。不安はあるけど、頑張るしかない」と不安を明かしていた。好結果を受け、“魅惑のポーカーフェース”から最高の笑顔が弾けるのは確実だ。年末年始は「上からマリコ」が日本中を席けんする。


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