“人に危害”気持ちが高揚したか
K10044572911_1112070441_1112070442
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

“人に危害”気持ちが高揚したか

12月7日 4時5分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

埼玉県三郷市で中学3年の女子生徒が刃物で切りつけられた事件で、警察は、逮捕された男子高校生は関与を認めている千葉県松戸市の小学生が襲われた事件を含め、人に危害を加えたいという気持ちが徐々に高まっていったとみて動機などを詳しく調べています。

先月18日、三郷市の路上で15歳の中学3年の女子生徒が刃物で切りつけられてけがをした事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された三郷市の通信制高校2年の16歳の男子生徒は、今月1日に千葉県松戸市の路上で小学2年生の女子児童が刺された事件についても関与を認めていて、「女性を狙った」と供述しているということです。三郷市の事件では、中学生はあごの付近の1か所を切りつけられ、その後起きた松戸市の事件では、小学生は脇腹など6か所を刺されました。男子高校生は、5日、自宅近くの路上でナイフに加えてなたを隠し持っていたとして逮捕され、「歩いている人を殺そうと思った」と供述したということです。このため警察は、男子高校生は三郷市の事件のあと、人に危害を加えたいという気持ちが徐々に高まっていったとみて、動機やいきさつなどを詳しく調べています。