宮崎空港 滑走路閉鎖し不発弾処理
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宮崎空港 滑走路閉鎖し不発弾処理

12月8日 12時25分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

宮崎空港の滑走路脇で先月見つかった不発弾の処理が、8日午前、滑走路を閉鎖して行われ、宮崎空港を発着する22便が欠航しました。

不発弾は、戦時中にアメリカ軍が投下した250キロ爆弾で、先月25日に宮崎空港の滑走路脇で見つかりました。処理作業は、滑走路を閉鎖したうえで、不発弾の周囲に高さ3メートルの土のうを積んで午前7時から始まり、自衛隊員が、起爆装置の信管を取り外していきました。空港の周辺では、半径400メートル以内の住民6世帯14人と、18の事業所に避難勧告が出され、住民たちは早朝から公民館などに避難し、作業が終わるのを待ちました。このうち、工務店を営む立田直さんと民子さんの夫妻は「きのうは心配で眠れませんでした。避難勧告が解除されたら戻って仕事をしたいです」と話していました。作業は、3時間半後の午前10時半ごろに終わって、不発弾は無事に処理され、避難勧告も解除されました。滑走路の閉鎖に伴って宮崎空港を発着する空の便は、22便が欠航しました。