茨城県大洗町の水族館に世界最大のネズミの仲間「カピバラ」専用の湯船が設けられ、早速、入浴を楽しみました。
大洗町の「アクアワールド茨城県大洗水族館」には、震災の復興支援としてことし9月、埼玉県の動物園から2頭のカピバラ「タロー」と「リュウマ」が贈られ、人気を集めています。寒い冬を迎え、水族館では、体を温めてもらおうと専用の湯船を作り、7日、報道陣に公開しました。湯船には深さおよそ30センチお湯がためられ、タローとリュウマは浮かんだ好物の白菜につられて恐る恐る入りましたが、白菜を食べたり体を動かしたりして、気持ちよさそうな表情を見せていました。飼育員の徳永幸太郎さんは「カピバラたちがお風呂を楽しむ姿はとてもかわいらしいので、ぜひ多くの人に見ていただきたい」と話していました。カピバラの入浴は今月10日から一般にも公開されることになっています。