内柴元選手 介抱を装い暴行か
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

内柴元選手 介抱を装い暴行か

12月7日 12時20分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

オリンピックの柔道男子の金メダリスト、内柴正人元選手が、大学柔道部の10代の女子部員に暴行したとして逮捕された事件で、内柴元選手は、酒に酔った女子部員を介抱するとして飲食店からホテルまで連れていき暴行に及んだとみられることが警視庁への取材で分かりました。調べに対し容疑を否認しているということです。

アテネと北京のオリンピックで連続して金メダルを獲得した元柔道選手、内柴正人容疑者(33)は、ことし9月、客員教授を務めていた九州看護福祉大学の10代の女子柔道部員が都内のホテルで酒に酔って寝ていたところを暴行したとして、6日、警視庁に逮捕されました。警視庁によりますと、内柴元選手は柔道部の合宿で当日夕方から女子部員らと一緒にホテル近くの居酒屋やカラオケ店で酒を飲んでいましたが、酒に酔った女子部員を介抱すると説明し、途中でカラオケ店からホテルまで連れて行ったということです。女子部員は、警視庁の調べに「ひどく酔っており抵抗できない状態だった」と話しているということで、警視庁は介抱を装い暴行に及んだとみて詳しい状況を調べています。警視庁の調べに対し内柴元選手は「介抱のためホテルに連れて行ったが、その後は合意だった」と容疑を否認しているということです。