アルバムタイトル『JPN』に込める想い――ところで今回のタイトルは『JPN』は、どういう意味があるんですか?
【あ〜ちゃん】 スタッフさんとか中田さんも含めて、みんなで話し合って決めました。中田さんが出してくださった言葉なんですけど、それでスッと決まりました。海外にもこれから進出して行きたいと思っていて。日本での活動は絶対にやめることはないですけど、海外の方にも知ってもらって好きになって欲しい。日本の代表として日本の音楽を広めたい。日本を好きになって欲しい。そういう想いがこもっています。だから『JPN』はPerfumeの「日本代表」としての1枚です。こういうタイトルをつけることによって、自分たちにすごくプレッシャーをかけて。まさに「崖っぷちPerfume」(笑)。 ――Perfumeとしての今の大きな目標のひとつは、海外の方に知って頂くことなんですね。
【かしゆか】 東京ドームを終えてから海外に行くことが3回あったんですけど、それまでは海外の方がどれくらいPerfumeを認知していて、好きでいてくれる方がどれくらいいるのか、まったく分からない状態だったんです。でも、実際に現地へ行ってみて、「ライブをうちの国でやって欲しい」って方がいてくれるんだと気がつきました。もともとやりたい気持ちはあったんですけど、行ってもニーズがなかったら意味がないじゃないですか(笑)。でも、そういう声があったから、海外公演の可能性を考えてもいいんだなと、現実感が出てきました。「できるならやってみたい!」っていう気持ちがみんなのなかですごく強くなっています。 ――Perfumeって日本の僕らにとっても斬新だから、海外の方々にとっても絶対新鮮だと思います。Perfumeが日本代表だったら、日本人として鼻が高いですよ。
【かしゆか】 ほんとですか?嬉しくて鳥肌が(笑)。 パフォーマンスで伝えたいアリーナツアー――『JPN』は、スケールアップした活動の弾みになると思います。
【あ〜ちゃん】 すごくポップなアルバムなので。J-POPとして、ぜひ世界で闘っていって欲しいアルバムなんです。「行けー!伝われー!」っていう気持ちです(笑)。わたしたちも中田さんのファンですし、「Perfumeがんばれ!」って思います。自分たちであり自分たちでないような、そういう不思議な感覚になっています。 ――来年のアリーナツアーが発表されましたけど、これも楽しみですね。
【のっち】 『JPN』が良いアルバムだと本当に思っているので、ここに入っている曲でライブをやるのが楽しみです。ツアーもずっとやっていなかったんですよね。わたしが広島にいた頃、鈴木あみ(現・亜美)さんが来るのをすごく楽しみにしていたことを思い出しながら(笑)。「みんなに会いに行くって大事だな」と思っています。 (文:田中 大/撮り下ろし写真:原田宗孝) RELEASE
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