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東大特進コース
2011年度版 合格体験記

合格体験記一覧へ 4 of 14
東京大学 文科I類
愛知県 県立
岡崎高校 卒
 
東京大学 文科T類
兵庫県 私立 灘高校 卒

石井 裕樹くん
センター試験得点  852点900点
センター試験得点選択科目  現代社会・世界史・物理
前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 112 80 70 42 45 349440
自己採点 105 80 65 40 30 320440
受験した感触  国語と地理はちょっとやばめかも。けど、得意の英数で勝負あり!!

  第1回(6月) 第2回(9月) 第3回(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 総合点 判定 志望学類 総合点 判定 志望学類 総合点 判定
文I 334 A 文I 311 A 文I 340 A
  8月 11月
志望学類 総合偏差値 判定(ABCDE) 志望学類 総合偏差値 判定(ABCDE)
駿台東大模試 文I 86.7 A 文I 78.0 A
河合塾東大模試 文I 84.7 A 文I 83.0 A

いかに平常心を保つことができるか
受験全般でうまくいったこと、思うようにいかなかったこと
 東大合格の基本として二つのことが言われています。一つ目は「苦手教科をなくすこと。」しかし、東京大学の入試はあまりにも科目が多く、必然的に手の回らない教科が出てきます。そこで僕は二つ目の基本である「英数を早めに固めること」を愚直に実践しました。
(高1)英数ばかりやっていました。具体的には、数学は赤チャート、英語は長文精講。夏休みにイギリスに2週間だけ留学して、自分の能力不足を痛感したため、夏以降はリスニングとシャドーイングを毎日一時間以上やり、リスニングの実力はかなりつきました。秋には東大オープンをうけ、数学77点でまさかの全国1位、英語もまさかの93点という高得点で、このころから英数を確実に150点以上はとれる得点源にしようと決めました。
(高2)夏休みに世界史の通史をしようと試みるも、教科書の単調な説明に辟易して、挫折しました。東大模試は四回受け、数学は70点を切ることはなく、秋の東大実戦ではついに英語も110点で全国1位をとることができた上、念願の英検1級も取得でき、英数に関しては絶対の自信を持てました。ただ国語は48 点、世界史も10点台という惨憺たる点数で、部活引退した後の秋、冬からは、さすがにやらなければと古文、漢文、世界史を始めました。冬休みには一応一通り通史を終えました。
(高3)英数が固まっていたおかげで、やらなければならない教科が明白でした。古文漢文は重要語句を集中的にやり、世界史は流れを重要視して、地理は典型問題を覚えていきました。英数はともに一週間に一回やるかどうかという位。しかし、夏秋四回の模試全てで数学満点、英語 100 点以上を取れ、他も人並み位にまでは行きました。
センターは学校で行われるセンター模試の度に、直前の一週間はセンターの勉強だけをするということを繰り返しました。国語だけは、全く安定しなかったので、冬休みに過去問 20 回分位を解きました。
二次試験前には、基本的にひたすら地歴の知識を詰め込んでいました。英語はリスニングだけをして、数学は本番では、緊張で解く速度が遅くなることも考慮に入れて、二年分を一時間で解き切るというかなりハードな訓練をして、勘が鈍らないようにしました。


勉強法について教えてください
  数学…勉強法としては(1)問題数をこなすこと。そして解けなかった問題全ての解決を順にインプットすること。そうすることで、定石が身に付きます。(2)計算力をつけること。数学の苦手な人に多いのが、計算式のみ出して、実際に計算しない人です。普段からそうしてしまうと、本番でも、計算することへの拒絶反応がでてしまい、計算間違いも引き起こし、「方法はあっている」という言い訳に堕してしまいます。(3)精神論になりますが、気持ちの持ちよう。過去問で難易度のA問題、四題をやって自分も満点を取りうるのだと思い込むことも重要です(本番で、その四題と同じ難易度しかでないという可能性も否定できないのですから)。最初から60点でいいと思っていたら、少し難しい問題に対して、考える意欲さえ失って、熟考すれば解ける問題も解けなくなってしまいます。
  英語…速単の必修編程度の語彙力で十分です。ただ簡単な動詞+前置詞といったイディオムはとても重要だったので、桐原書店の「即戦ゼミ、英語頻出問題総復習」の第二章を使って、詰め込みました。リスニングに関しては、僕はシャドーイングを多用しました。やり方はまず、スクリプトを見ずに4?5回程度、二分程度の英文を聞きます。そして次にスクリプトを見てよく聞き取れなかったところで具体的になにを言っていたのかを確認します。最後にスクリプトを見ずに、英語を聞き、自分で口に出して、音声のあとについていきます。このやりかたでは、最初は全く音声についていくことができなくても、英文を覚え、完全に音声についていけるまで何回も繰り返します。たぶん初めは一つの文章にたいしてできるようになるまで、一時間くらいかかりますが慣れると短縮できます。シャドーイングは発音、英作、リスニング、リーディングすべての面で、英語力を向上させてくれるので本当にお勧めです。実際僕は普段の英語学習で、シャドーイングしかしませんでしたが、英語力はキープできました。
  国語…現代文は、完全に東大特進の林先生に頼りっきりでした。古文、漢文は得点源にもなりうるので、重要単語、句法を固めて、センターの過去問で使いそうにない10年前の追試等の古漢を問題演習に使うのもいいと思います。
  世界史…一問一答を必死にやって、第二問と第三間で点数をとれるようにするのが先決です。その後、荒巻先生の授業で時代背景を俯瞰的に学習することで、第一問も書けるようになると思います。
  地理…高橋先生のテキスト等を使って、まず典型問題を知ること。そして、論述でよく使われる単語の定義を理解し、自分からもアウトプットできるようにしてください。


東進ハイスクール東大特進コースについて
東大特進では、現代文、世界史、地理を受講しました。林先生は話も面白く、解説は論理的で、アンケートに対する講評も面白く、調子に乗ったことを書けば、関西、関東両方で、簡単に有名人になれます。
荒巻先生は少し厳しいですが、個人では学習困難な広い視点を提供してくださいます。
高橋先生は、テキストがそれだけで全範囲を万遍なく網羅できるという優れもので、重宝しました。


後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと

 入試当日は誰でも緊張するものです。そのなかでいかに平常心を保つことができるかが合否を決定づけます。自分がやってきたことに自信を持つことが重要です。そのためにも、一冊の参考書を徹底的に仕上げるべきです。様々なものに手を出してしまうと、それぞれを完璧にやりきれず、入試時の不安要素になってしまいます。




 

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