地方汚泥の搬入中止求め、1万人超の署名、県に提出2011.11.28 21:03

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汚泥の搬入中止求め、1万人超の署名、県に提出

2011.11.28 21:03

 高濃度の放射性物質を含む汚泥などが、君津市と富津市にある産業廃棄物最終処分場に運び込まれていることについて28日、地元市民団体などがつくる「放射性物質から生命(いのち)を守る市民の会」(山田周治会長)が県庁を訪れ、搬入中止を求める地域住民ら1万224人の署名を提出した。

 提出後、記者会見した同会は、処分場は富津、君津、木更津、袖ケ浦、市原の5市35万人の水道水を賄う水源地近くにあり、漏れ出せば内部被(ひ)曝(ばく)にもつながりかねないとして、「放射性物質は本来、処分場に埋め立てできない。私たちの命を預かる県知事、県庁としての責任を果たしていない」と県の対応を批判した。

 対応した県廃棄物指導課は「国の考え方に基づいて、処分場は対応している。陳情書の中身を精査して、年内に回答したい」としている。

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