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最終更新:2011年12月8日(木) 0時18分

野田首相、母校・早稲田大学で「講義」

 野田総理大臣は7日、総理就任後初めて母校の早稲田大学を訪れ、学生を相手に自身の進める政策などについて講演しました。

 「1980年、早稲田大学政経学部・政治学科を大変優秀な成績で卒業した友達がいます」(野田首相)

 早稲田大学の政治研究サークルのイベントにゲストとして招かれた野田総理は20分間講演し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定参加の意義や、社会保障と税の一体改革の必要性について、時折、身振りを交えながら熱弁しました。

 特に社会保障と税の一体改革については、「今のやり方は限界、待ったなしの状況だ。だから改革はやらなければいけない」とその意義を強調しました。

 「TPPの話をするとアメリカの謀略説。一体改革の話をすると財務省悪玉論。そもそも論のところで、入り口のところで変な議論が起こりますが、きちっとまともなこの国の将来を考えた政策論争をこれから大いにやっていかなければいけないと考えております」(野田首相)

 普段は国会などで攻め立てられることの方が多い野田総理ですが、7日は久々の母校とあって終始上機嫌で、学生に自ら推し進める政策の重要性を「講義」しました。(07日23:11)

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