こんなユリ見たことありますか?
Lilium longiflourum帯化ユリ,石化ユリ,綴化ユリ
すぐご近所のお宅の前にこんなユリが出現しました。
テッポウユリ(Lilium longiflourum:ユリ科ユリ属)だろうと思いますが、15本ほどの茎が合着して板状になっています。
このような状態を帯化、綴化と呼び、生け花では石化と言うそうです。突然変異で生じるので、出来た種からも同じ花が咲くはずです。
花が開くと、押し合いへし合い状態で花がつき、すごく豪華です。
テッポウユリは台湾や琉球諸島が原産地で、昔のラッパ銃に花の形が似ているので名付けられ、切り花用に栽培されています。
この辺ではタネを飛ばして野生化し、あちらこちらで咲いています。このユリが咲いていたお宅でも、植えたものではないとおっしゃっていました。
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コメント
こんにちは
スゴイ
石化?帯化?綴化だったか…その様な現象だったかも。
不思議でしかも迫力がありますね
梅の幹に直接実がなった時もTVで見たのでTVの取材があるかも 貴重なです
投稿: リトっぷ | 2009年8月13日 (木) 15時03分
こんばんは
帯化というのでしょうか。茎が帯状になっている植物は目にすることはありますが、こんな風にキレイに花がつくのは初めてです
地元の新聞社にでも知らせましょうかね
ご近所の方の話では、球根はアスファルトの下にあるそうです。
投稿: ptech | 2009年8月13日 (木) 21時12分