簡単な魚拓の取り方

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◎用意する物
和紙   専用紙も有りますが障子紙布等、もちろん魚より大きいのを用意しましょう。
墨汁   硯で濃い薄いを擦り分けるておくのがベスト。
小筆   大きい魚は大筆で塗ると速い(当たり前)
スポンジ 5cm角程度の物
新聞紙  適当に、有ればティシュ、ペーパータオル
◎下準備
水でごみを洗い落とします。新聞紙で魚をサンドイッチにして何枚か交換しながら完全に水気を取る。
カレイ等ぬめりの有る魚の場合、濃いめの墨を全体に塗り新聞紙で押さえる、これでぬめりが一緒に取れます。つまり新聞紙で真っ黒けの魚拓を取るて事かな。
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◎姿を整える
頭を右、尾鰭を高い位置に少し開ける。
死ぬと大口を開ける魚、スズキ、カサゴ等開けた口を閉じるのは無理、釣れた時タオル新聞紙で軽く巻き付けておきます。絞める場合にも魚拓取る場合は考えておきましょう。
肛門の所で滲みが出る場合があります紙でも詰めましょうか。鱗が剥がれている場合、沢山有ればどうしようも有りませんが反対側から取ってきて瞬間接着剤止めておきます。
◎鰭の下敷き
背鰭用に新聞紙1〜2枚を少し大きめに丸め折り目を軽く押しふっくら仕上げる。臀鰭用も同様に作ります。胸鰭には使用しません。
作った下敷きに鰭を開き一番前の棘の先1mm程差し込みます。これで鰭は閉じず広がったままになります。また瞬間接着剤で接着する、細いテグスで縛り頭部方向に引きピン止めする等。尾鰭には無くても良いのですが1枚新聞紙を敷いておきましょう。
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大事なことは塗る順番です。塗った時から乾いてゆき場所により乾く速度が違うのです。頭は遅く鰭は速い間違えるとメリハリのない魚拓に仕上がります。塗りすぎないこと、それから夏場クーラーで持ち帰り魚が冷えている場合は作業を素早くしなければ湿気を呼び滲みが出ます。
まず頭、胴体上半分を頭から尾の方向に筆を使い(往復させない)塗ってゆき目は残しておく。ここでスポンジを持ち出し中央をつまむと曲面が出来この面で塗った上をたたく、刷毛目を消すわけですね。そのまま下の塗って無いところをたたいていく、そして境目あたりをたたいて下の方えと墨を伸ばします。このたたき方でコントラストが出るのです。腹の部分はほとんどたたかないこと、下限は鰭の所あたりでしょうか、過ぎるとぽちゃりな体型になるようです。
◎紙を乗せて押さえる
魚が中央くるように、乗せてからはずれないように常に何処か押さえておきます。まず尾鰭から、そして付け根の部は十分に押さえないとくびれが出ます。エラの所まで一気に押さえ背鰭、腹鰭、次に胸鰭ですが左手で摘み鰭を開きますそのままで紙と鰭を両手で挟みます。エラから口まで、顎の部分は深く押さえすぎないように頭部は口から背鰭の方向に向かって押さえるのですが、しわが出来ます最小限にするため3度に分けて押さえます。3分の1押さえ起点となるエラあたりをずれないようにしておいてから今押さえた3分の1を剥がします。残りの3分の1押さえて剥がし押さえて剥がす。これでしわが分散して目立たなくなります。頭の方から剥がします。
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よく眺めてみると
個性がありその目を見ながら描けばいいのですが墨の直接方の魚拓では細かく描くよりダイナミックに描きましょう。下書き用意に筆に墨を少し付けます、そのまま水を浸し墨を薄めます、描いて滲まない様に余分な墨を取ります。この時筆先をばらけさせないよう注意しましょう。輪郭、瞼、黒目と下書きしておきます。光の入って来る方向を塗り残し白くしますが、この方向で表情が随分変わります。最後の仕上げに黒目周りに細く細くラインを入れるのです。
◎字を書く
習字の巧い方は直接書くとしてそうでない方、電脳釣り師は望みの書体、大きさをプリンタで打ち出す。その紙を魚拓の下に入れ透けて見える所をなぞる、か鉛筆等で下書きしておいてから塗る。
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