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【大リーグ】

チェン代理人30球団売り込み作戦

2011年12月7日 紙面から

 メジャーの球団首脳、代理人が一堂に会するウインターミーティングが5日(日本時間6日)、当地で開幕した。中日を自由契約となり、FAでのメジャー移籍を検討しているチェン・ウェイン投手(26)の代理人を務めるアラン・ニーロ氏は、チェンがメジャー移籍を表明したときに備え、全30球団に対する売り込み作戦を開始。同代理人は、すでに獲得に意欲的とされるパイレーツとの接触を終えるなど、まだ米国内で知名度の低い左腕を全球団に広めようとしている。

 まだまだ知名度の低いチェンを知ってもらいたい。代理人が、台湾生まれ、日本育ちの左腕の売り込み作戦を始めた。代理人を務めるニーロ氏は「多数の球団がチェンに興味を示している。ウインターミーティングでまず、選手を球団側に紹介するのが先決だ。まずは相手球団の補強ポイントを聞いて、30球団すべてと話をしたい」と臨戦態勢を整えた。

 すでにチェン獲得を検討しているとされるパイレーツにも“アタック”済みだ。ハンティントンGMは「すでにニーロ代理人から連絡はあった」と接触があったことを認めた上で、「何人かの日本選手に興味を持っている。個人的な名前は出したくないが、チェンの情報は入ってきていることは確かだ」と語った。その名前が、しっかり頭に刻まれていることだけは間違いない。

 それもそのはずだ。1990年代前半に黄金時代を誇ったパイレーツは、19年連続負け越し中。今季はともに右腕のコレイアとモートンが二桁勝利を挙げたものの、先発陣の防御率が5点台を超えるなどまさに壊滅状態だ。これに加え、今季26試合(6勝14敗)に先発した左腕マホームがFAとなるなど、現時点では先発左腕の有力候補は見当たらない。

 また、チェンにはオリオールズが興味を持っていると報じられている。今後、チェンがメジャー移籍を表明すれば、同じくニーロ氏の顧客で、すでにタイガースなど6球団が興味を示す和田(ソフトバンクからFA)のように、争奪戦となる可能性も十分だ。

 

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