【社会】愛知県警、偽金塊売った中国人3人逮捕2011年12月7日 13時32分 中国製の偽の金塊を売って現金をだまし取ったとして、愛知県警国際捜査課と中村署などは7日、詐欺の疑いで、いずれも中国籍の男3人を逮捕、送検したと発表した。 2006年以降、同様の事件が全国で30件以上あり、被害総額は1億7千万円に上る。被害者の大半は在日中国人だった。県警は、3人のほかにも複数の中国人が関与したとみて調べる。 逮捕されたのは、住所不定、自称会社役員黄金水石(ホアンジンショイシ)(43)、同鐘秀哲(ジョンシィウジョ)(39)、自称さいたま市南区、無職黄年髪(ホアンニエンファ)(40)の3容疑者。 逮捕容疑では今年6月、愛知県豊田市の男性会社員(49)宅を訪問し「建設現場で古いつぼを掘り当てた。つぼの中には金元宝(きんげんぽう)(金塊)と小金(しょうきん)仏像(小さな金の仏像)などが入っていた。2千万円で買ってほしい」と言い、偽の金塊など115個を買い取らせ、現金500万円をだまし取ったとされる。男性に、本物の金のかけらを預けて鑑定させた後、犯行に及んでいたという。黄金水石容疑者以外は「覚えがない」と容疑を否認している。 3人は短期就労ビザで入国。偽金塊は真ちゅうに金色の塗装をしたとみられ、中国から仕入れていた。県警は、容疑者らが国内の在日中国人情報を元に、組織的に犯行を繰り返したとみている。 (中日新聞) PR情報
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