北朝鮮が米国射程のICBM開発中=米紙報道
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が米国を攻撃できる移動式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発中だと、米紙ワシントン・ポスト紙が5日(日本時間6日)に報じた。
同紙は複数の政府関係者の発言を引用して報じた。報道によると、11月中旬に米下院軍事委員会の小委員会で開かれた非公開会議で、北朝鮮の同ミサイル開発情報が公開されたという。同小委所属の議員らは憂慮の念を伝える書簡をパネッタ国防長官に送ったという。
書簡は北朝鮮について直接言及していないが、北朝鮮のICBMが米国の脅威になるという6月のゲーツ前国防長官の発言を引用した。
情報筋も、このミサイルが北朝鮮が昨年10月に初公開した「BM25(ムスダン)」の改造型と見ているという。北朝鮮が昨年10月の軍事パレードで公開した「BM25(ムスダン)」(上)=(聯合ニュース)