書物返還は未来志向的な韓日関係に寄与=韓国政府
【ソウル聯合ニュース】植民地時代に日本に持ち出された「朝鮮王室儀軌」など朝鮮半島由来の全書物が韓国に返還されたことについて、外交通商部の趙炳ジェ(チョ・ビョンジェ)報道官は6日、「書物返還で未来志向的な韓日両国の関係は一層発展する」との論評を出した。
趙報道官は、書物が予定通りに返還されたことについて「日本政府の努力を評価する」と述べた。さらに書物返還を機に「両国の文化交流協力が活発になることに期待する」とした。
植民地時代に持ち出された「朝鮮王室儀軌」など朝鮮半島由来の書物147種・1200冊はこの日午後、韓国に空輸された。韓国外交通商部の朴錫煥(パク・ソクファン)第1次官や武藤正敏駐韓日本大使らが仁川国際空港で書物の引き渡しを確認。両国は確認の口上書を取り交わした。
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