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2011年12月6日(火) 19:11 |
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両親が育児放棄、病弱な長女が死亡
死因は肺炎でした。 岡山市で、1歳6か月の長女の世話を充分にせず死亡させたとして、21歳の父親と22歳の母親が警察に逮捕されました。
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、岡山市北区今のホストクラブ従業員・小椋卓哉容疑者(21歳)と、妻のパチンコ店従業員・明寿花容疑者(22歳)です。 警察の調べによりますと、2人は長女の瑠癒菜ちゃん(当時1歳6か月)が、今年8月7日ごろに体調を崩したにもかかわらず、医師の診察を受けさせず3日後に死亡させた疑いです。 死因は肺炎でした。 瑠癒菜ちゃんは、以前から気管支炎や気管支ぜんそくなどにかかっていたということです。 父親からの通報を受けた救急隊員が警察に連絡し、2人の容疑が固まったとして、6日逮捕したものです。 警察の調べに対し、卓哉容疑者は「親として面倒をよく見ていれば死ぬことはなかったと思う」、明寿花容疑者は「ただの風邪と思って病院に連れて行かなかったため瑠癒菜は死んだと思う」とおおむね容疑を認めているということです。 警察によりますと、容疑者の部屋は片付けや掃除がほとんど行われておらず、衛生状態が極めてよくないことなどから、長期にわたって育児を放棄していたと見て調べを進めています。
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