前日計量が行われた通天閣の地下には、約100人のファンが詰めかけた【フォト】
プロボクシングのWBAダブル世界戦(7日、大阪府立体育会館)の前日計量が6日、大阪・浪速区の通天閣で行われ、4選手がリミットいっぱいでパスした。Sフライ級で2階級制覇を狙う「亀田3兄弟」の次男、大毅(22)はリミットの52・1キロで一発クリア。王者テーパリット・ゴーキャットジム(23)=タイ=は1度目が500グラムオーバーで、2度目にパスした。
前日計量はあらゆる願いがかなうとされるビリケン像が鎮座する通天閣地下1階の特設ステージで行われ、約100人の地元ファンが足を運んだ。三男・和毅を含む3兄弟に声援が送られ、興毅の挑戦者マシアスが全裸で計量を終えると「情けない」と容赦ないヤジが飛んだ。計量後の会見は近所の串カツ店で開かれ、ここでもファンが鈴なりになった。
(紙面から)