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「田中?」
 俺はその名前を聞いた時、思わず聞き返してしまった。
 佐藤、鈴木、そして田中か。ラグビー部は、普通の名前だとうまくやっていけないというジンクスでもあるのだろうか。
 まあ、そんなことはどうでもいいことだ。いずれにせよ、全員が仲良く俺の奴隷になるのだから。
 鈴木に俺のチンコをしゃぶらせながら、佐藤に詳しく話を聞く。
 佐藤は以前の生意気そうな態度はどこへやら、御主人様と直接話ができる喜びに、童顔を真っ赤にし、ラグパンにビンビンに先走りを浮かべていた。ずいぶんかわいくなったもんだ。
「田中修平は、…俺らと同じ、二年生っす。元々アイツは、地方の選抜に選ばれるくらい優秀な選手で、この大学にも、推薦で入学したと言っていました」
 ――だが、そんな修平の転落が始まったのは、半年ほど前のことだ。
「アイツがゲーセンに行って、トイレに行った時…席においたままのカバンが、盗まれました。盗んだのは地元の高校生だったらしいっす。田中は店から逃げて行くその高校生を追いかけて、とっ捕まえました」
 ――そして。
「その時丁度彼女にフられた田中は、虫の居所が悪くて、その高校生をボコボコにしました。全治三カ月だったらしいっす」
 カバンを盗んだ高校生は、いかにもヒョロヒョロなモヤシだったらしい。生え抜きのラガーマンに殴られたら、一たまりもないだろう。勿論田中は被害者だったが、暴行事件を重く見た大学は、一か月の停学を言い渡した。そして、退部命令も。
「部長は、田中をやめさせないように頼みに行っていましたが、無理だったみたいっす。なんでもその高校生の親が偉い人だとかなんとかで……。丁度ウチのラグビー部も、田中以外にも力のあるメンバーがそろって、良いところを狙えるだろうというのもあって、部の体面を守るために田中は切り捨てられました。田中自身も自棄になって、もう戻る気はないと言って、自分から応援會への転部届を提出しました」
 なるほど。
「田中は、ラグビー部のことが、まだ気になってるみたいっす。ときどき練習も覗いてるみたいっす。…御主人様、ぜひあいつも、御主人様の奴隷にしてください。あいつを、一人前の応援會員にしてやってください」

 佐藤の携帯に残っていた田中の写真を見た。確かにラグビー部らしい、肉厚な体だ。野性味の溢れる表情、男くさい顔。写真のラグユニはしっかりとキマっていたが、学ランも似合うに違いない。
「よし、いいだろう。次は田中だ」
 ラグビー部に未練タラタラの田中に、応援會員としてラグビー部に尽くすという、新しい生きがいを与えてやろうじゃないか。
 俺は横にまっすぐ気をつけをする佐藤の股間に手を伸ばす。
「んっ」
 佐藤はぴくんと震え、顔を歪めた。俺の手の中で、あっという間に中のチンコが硬くなる。
「よし、イけ」
「はっ、あ、あああああっ」
 俺が言うと、すぐに佐藤は射精した。ドクドクとチンコが震え、ラグパンの上にまでザーメンが染み出てくる。
「そのままじゃ練習できないな」
 俺はニヤリと笑って言うと、勝にその「処理」を命じた。
 既に一人前の応援會員となった勝は、「押忍!」と力強く返事をすると、佐藤の正面にしゃがみこんでその膨らみを銜えこみ、音を立てて中のザーメンを吸い取っていく。その勝の応援會員としての姿に、田中を重ねる。
 どうやって料理してやろうか。いくらでも方法はある。
 楽しみだ。俺は想像を膨らませながら、鈴木の口の中に精を放った。

俺は,悠一郎から田中について詳しいことを聞き出し,ちょっとした調査を
させることにした.その結果が思った以上に面白かったため,いくつかの指示を
与え,悠一郎を田中に接触させることにした.

 実は,悠一郎は奴隷に堕ちる前には,田中と密かに連絡を取り合っていたらしい.
だから,田中も悠一郎の呼び出しに素直に応じた.
「久しぶりだな,修平.」
「悠一郎こそ,最近はあまり連絡が無いからどうしたのかと思っていたぜ.まぁ,部員達は一生懸命練習しているようだが.」
 あの事件を機に,田中はラグビー部を影ながら支えることにしていたらしい.こうやって,悠一郎と連絡を取り,
部で問題になりそうな人間がいれば,応援會に引き抜いて部を守ろうとしていたのだ.
「ところで,そこの・・・」
 田中は俺と孝史に目を向けたが,すぐに魔眼で俺達のことは気にしないように暗示をかけた.
「・・・あれっ,今そこに・・・気のせいか・・・」
「そんなことより,実はお前に頼みがあるんだ.」
「・・・また,問題が起きそうなのか?」
「あぁ,実は部員が応援會の部室に出入りしているらしい.」
「はっ?何でまた.俺もあそこには滅多にいかねぇが,行って面白い場所でも無いはずだぜ?」
「どうも,そこで,その,何だ・・・そういう行為に及んでいるらしい.」
「そいつは・・・バレるとやばそうだな.」
「あぁ,でも証拠は無いからな.出来ればまずは証拠を掴みたい.そこで,修平には応援會の部室を見張って欲しいんだ.
 ただし,そこで見たことを俺に報告するだけで,中に入るのは止めてくれ.お前は猪突猛進すぎるからな.」
「・・・分かった.俺なら応援會の部室を見ていてもおかしくないしな.」
「じゃあ,よろしく頼む.」

 田中は使命に燃えていた.すかさず俺はいくつかの暗示を与えておいた.一つ,孝史に何をされても気づかないし,
気にならない.但し体は反応すること.一つ,応援會の部室で何が行われていても,乗り込むことはしないこと.
一つ,ラグビー部員が出てこようとするまで,しっかりと部室内で行われている行為を確認すること.
一つ,中で行われていた行為を細部まで悠一郎に報告すること.一つ,ラグビー部のためになるのであれば,
何でもすること.
 暗示を与え終えると,田中はさっそく応援會の部室に向かった.俺は,この後に起こることを楽しみに
しながら,田中の後に付いていった.

 田中が応援會の部室近くに来ると,ちょうどラグビー部の部員数名が応援會の部室,つまりヤリ部屋に入っていく
ところだった.もちろん,俺がタイミングを合わせて指示を出したからだが.田中は,足音を立てないように
注意しながらドアに近づき,中を覗いた.
「あれは・・・佐藤に,鈴木?それに・・・大輔と勝?」
 俺が合図を出すと,ヤリ部屋では乱交が始まった.
「ほっ,報告しないといけないからなっ・・・ちゃっ,ちゃんと見ておかないと・・・」
 恐らく嫌悪感でもあるのだろう.だが,それも変わっていくことになる.
「孝史,やれ.」
「はい.」
 孝史は,田中に近づくと,汗の滲んだ手で田中の学ランの上から体中をまさぐり始めた.
最上位の奴隷の体液には,催淫剤としての効果がある.それを田中の学ランに染み込ませていた.
田中の学ランがしっとりとしてくると,次は中に手を突っ込んで,直に体をまさぐる.
気づきはしないが,体は反応を示し,興奮し始めているのだろう,顔が紅くなっていた.

 数十分ほどそうしていたが,そろそろ飽きてきたので,今日はこの辺りで切り上げることにした.
俺が指示をすると,ヤリ部屋の中にいた佐藤と鈴木が出てこようとする.田中は,慌ててその場を
立ち去ろうとした.
「あれっ,俺,何で勃ってるんだよ・・・」
 自分の状態に気づいたのか,田中は不思議そうな顔をする.しかし,今は立ち去るのが先だ,と
駆けていった.この後,俺は田中が悠一郎に報告するのを魔眼を通して見ることにした.
田中がどんな報告をするのか,楽しみだな.

 悠一郎の元に報告に来た田中は,最初少し戸惑っていたが,意を決して報告を始めた.
「その,佐藤と鈴木が・・・応援會の部室で・・・ヤッていた.」
「・・・そうか.」
 普通ならそれだけで終わればいいのだが,田中は暗示の通り,詳細を語り始めた.
「応援會の奴らが,その・・・彼奴らの前にしゃがみ込んで・・・その,アレを取り出して・・・」
「アレ?アレってのは何なんだ?」
 さすが悠一郎は分かっている.しっかりと言わせないとな.
「その・・・チンポを取り出して・・・舐め始めたんだ・・・」
 さすがに田中もおかしいと思わずにいられないのだろう.だが,口の動きが止まることはない.
「舌を出して,その,先を舐めたり,全体を舐め回したり,音を立てて吸ったり・・・」
「それで,どうなったんだ?」
「その,彼奴らのチンポが堅くなったくらいで,今度はパンツを降ろして・・・その,彼奴ら,
 前に屈んで尻を突き出して・・・応援會員の奴らが,尻に,顔をあてて・・・穴を舐め,始めたんだ.」
「それで,彼奴らはどんな反応をしていたんだ?」
「だらしなく口を開けて,その,かなり感じているようだった.応援會員の奴ら,手を前に回して,
 玉を撫でたり転がしたり,チンポを扱いたりして・・・しばらくして彼奴らが射精したところで,
 出てきそうだったから戻ってきたんだ.」
「そうか・・・すまなかったな,こんなことさせて.」
 悠一郎がこの報告を楽しそうに聞いているのは伝わってきていたので,すまなさそうな演技がまた
滑稽に感じた.

「いや・・・これもラグビー部のためだからな.早速,彼奴らには部を止めてもらうよう,促さないとな.」
「あぁ,だがもしかしたら他にもいるかもしれない.悪いが,もうしばらくの間,見張ってくれないか?」
「えっ・・・」
 さすがにまだ抵抗があるのだろう.だが,あの暗示が聞いている限り,田中は断れない.
「これも,ラグビー部のためなんだ,頼むよ.」
「そっ,そうだな・・・ラグビー部のため・・・ラグビー部のためなんだよな.」
「じゃあ,よろしく頼む.」
 そう言って悠一郎は,その場を立ち去った.

 目の前には,悠一郎が直立不動で立っていた.俺は,鍛え上げられた胸を揉みながら,悠一郎に質問をしていった.
「どうだ,田中にあんなことを言わせるのは?」
「はい,修平の口からあんなに卑猥な言葉が聞けるなんて,最高ですっ!!」
「何を妄想していた?」
「はい,修平が立派な応援會員になり,奴隷部員達を応援してくれる姿ですっ!!」
「本当にお前は変態だな.明日からも,しっかりやってくれよ.ほらっ,イけっ!」
 俺が悠一郎の胸を一際強く揉んでやると,悠一郎は嬉しそうにラグパンに射精した.

 次の日からは,次々と交代しながらラグビー部員を応援會の部室に送り込んだ.
徐々に時間を長くしていき,孝史による肉体の調教を進めさせた.体の表面から
催淫液を浸透させるだけでなく,指で口内中を犯させた.もちろん,田中が
それに気づくことはない.それはそれで面白かったので,俺は孝史に指示をして,
徐々に行為をエスカレートさせていった.孝史のチンポを鼻に押し当て,匂いを
たっぷりと嗅がせてやる.真剣に覗きをしながら,そんなことをされている
光景は本当に滑稽だった.もちろん,口の中にも突っ込み,最後には精液も
しっかりと飲ませてやる.

 そんなことを数日間続けていると,田中の体は実に嫌らしい体になった.
興奮のために汗が噴き出した体は少し光を帯びている.尻の穴は,孝史の
指を簡単に受け入れるようになった.そして,ラグビー部員達も悠一郎を
除き,全員が応援會の部室に通い終え,田中はそのことを悠一郎に報告していた.
「まさか・・・お前以外,全員だなんて・・・どうすればいいんだっ!!」
「・・・そうだな,これは慎重に行く必要がある.済まないが,明日,もう一度だけ
 見張ってくれないか?これも,ラグビー部のためなんだ.」
「・・・分かった.」
 さぁ,ここから面白くなるぞ.俺は,竜一にもう一つの仕込みを確認し,明日に備えた.

 次の日,田中が応援會の部室を見張っていると,また何人かの部員達が応援會の部室に
入っていた.そして,しばらくすると,悠一郎も応援會の部室に入っていった.
「まさか・・・乗り込む気かっ!?」
 止めようとしたのだろうが,暗示によって中で行われる行為を確認しなければならないため,
田中は悠一郎が何をするのかを見守っていた.
「なっ・・・!!!?」
 田中は,中で行われていることに驚いていた.悠一郎は,部室に入るなり次々と部員達と
濃厚なキスを交わし始めたのだ.ラグビー部員達は,嬉しそうに舌を出し,悠一郎は
それをジュルルッと音を立てて吸っていく.そして,中心で精液濡れになっている応援會員
に近づくと,その精液を美味そうに舐め取っていった.そして,大輔を俯けにさせると,
その上に跨り,その巨根を大輔のケツマンコに突っ込んだ.それだけではなく,勝を手招きし,
自身のケツマンコに突っ込ませた.部員達が三人の周りに集まると,三人はそれぞれ
美味そうにチンポを咥えていた.

 しばらくして,悠一郎は大輔の中にたっぷりと精液を放った.大輔の中に出される
感覚を共有していた勝も,気持ちよさそうに悠一郎の中にたっぷりと精液を放った.
それぞれのケツマンコからチンポがズルリと引き抜かれると,精液がポタポタと滴り落ちた.
「さて・・・修平,報告を頼むよ.」
 悠一郎は部屋の外にいる修平に声をかけた.こんな場所に入ることに抵抗があったのだろう.
だが,悠一郎に詳細に報告しなければならない,という暗示によって田中は部室内に入っていった.
「ゆっ・・・悠一郎が,応援會の部室に入り・・・その,部員達の舌を・・・吸い始めた.それで・・・」
 田中は,応援會員,そしてラグビー部員達に囲まれる中で,卑猥な報告を続けた.
「なっ,何でだよっ,悠一郎っ・・・何でこんなことっ!!」
「これはな・・・ラグビー部のためなんだよ.」
「ラグビー部の・・・ため?」
 さすがに,どうしてラグビー部のためになるのかが分からなければ,暗示も効果は無いようだ.
「部員達が欲求不満になると,お前のように事件を起こしかねない.応援會員の彼らは,
 そんなことが起きないよう,体を使ってまで協力してくれているんだ.」
「なっ・・・だったら・・・だったら,何で俺にこんなことをっ!?」
「それは・・・お前には一人前の応援會員になる素質があると思ったからだ.
 さすがに,この二人だけで俺たちの相手をしてもらうのも大変だからな.」
「なっ,何でそこで俺が一人前の応援會員なんかにならないといけないんだよっ!?
 それに,素質って何だよっ!?」

「お前はもうラグビー部に直接関われない.だが,一人前の応援會員になって,部員達の
 欲求不満の解消に役だってくれれば,ラグビー部のためになるんだ.そして,お前には
 この二人のように体を捧げる素質があるんだ.」
「らぐ,びー・・・部の・・・ため・・・」
「そうだな・・・いきなりは無理だろうから,まずはちょっと試してみるだけでも良い.
 体が受け付けないようだったら,止めてくれて良い.受け入れられるようなら,二人から
 立派な応援會員の心がけを教わって欲しい.」
「ラグビー部の・・・ためなら・・・分かった・・・やれば,いいんだな・・・」
 田中は,受け付ける訳がない,とでも思っているのだろう.俺は,孝史と顔を見合わせた.
孝史は,ばっちりです,とでも言わんかのような顔で笑った.
 そして,悠一郎は,田中の後ろに回ると,いきなりズボンをずらした.
「おっ,おいっ・・・いきなりっ・・・んっぐぅっ!!!!」
 まだ堅く勃ちあがったままの巨根を,有無を言わせずに突っ込んだ.もちろん,普通なら
切れてしまうところだろうが,事前に孝史が慣らした穴は,楽々と飲み込んでしまった.
悠一郎は,そのままガッシリと田中を羽交い締めにし,床に座り込んだ.そして,田中の
耳元で喋った.
「ほらっ,簡単に咥え込んだだろ.イヤらしい穴だ.これなら,立派な応援會員になれる.」
「うぅっ・・・嘘だっ・・・こっ,こんなの・・・くぁうっ!!!」
 悠一郎が田中の乳首を強く抓った.

「これも,感じるだろう?お前には素質があるんだよ.」
「ちがっ・・・違うっ・・・」
「強情だな・・・でも,こうするとどうだ?」
 悠一郎が部員達に目配せすると,部員二人が田中を持ち上げた.そして,悠一郎の巨根が
抜ける直前まで引き抜き,再び降ろしていった.
「ひぃぃぃっ・・・・・・ふぁっ・・・・・・」
「なぁ,頼むよ・・・ラグビー部のためにも,一人前の応援會員になってくれ.」
「わっ・・・分かった・・・なるぅっ・・・応援會員になるっ・・・だからっ・・・イかせてくれっ!!」
 田中が堕ちたところで,俺は更に新しい暗示をかけた.応援會員の二人と同様に,押忍と言う度に
俺に対する愛情と尊敬が際限なく高まること.そして,特定の条件を満たさない限り,イクことは出来ても,
射精が出来ず,イク度に射精欲求が高まっていく,射精させてくれた相手への愛情が高まるようにした.
「よし,じゃあ俺が応援會員の心得を教えてやる.」
 勝は学ランの上だけを羽織った状態で,田中の前に立った.精液まみれで全裸の上に学ランを羽織り,
勃起しているのに,仁王立ちで堂々としている光景は中々面白い.
「一つっ,応援會員の挨拶には必ず押忍と付けることっ!!」
「一つっ,応援會員は気持ち良い場合には必ず押忍と言うことっ!!」
「一つっ,応援會員はその体を使って運動部員達を応援することっ!!」
「一つっ,応援会員はその身も心もご主人様に捧げることっ!!」
「分かったかっ!!」
「押忍っ!!・・・あっ,そのご主人様ってのは・・・ひぃぃっ・・・押忍っ!!」
 田中の疑問を遮るように,悠一郎は腰を動かし始めた.応援會員の二人も,田中に
見せつけるようにラグビー部員達への淫らで激しい応援を始めた.
「孝史・・・」
「はいっ,ご主人様.」
 孝史は,待っていました,と言わんばかりに俺の前に立つと,背を向け,前屈をして尻を
差し出した.ケツワレで丸見えのケツマンコは,誘うように穴をパクパクとさせ,中の赤い
肉襞をうねらせていた.俺は我慢できず,すぐに孝史に突っ込んだ.
「あぁっ,ご主人様っ!!!」
 孝史は,嬉しそうに腰を揺らし始めた.俺は,田中がラグビー部員達に犯されるのを楽しみながら,
孝史のケツマンコを味わっていた.

 しばらくすると,田中の声が耳に入った.
「なぁっ,ごっ,ご主人様っ,ご主人様って誰なんだよっ?俺,ご主人様にっ・・・」
 そろそろか.俺は,孝史の尻を叩いた.先ほどまでだらしなく涎を垂らしながら喘いでいたのが嘘のように,
孝史はキリッとした表情で直立した.
「ほら,そろそろアイツを連れて来い.」
「分かりました.」
 孝史は,服を着ると部屋を出て行った.そして,俺は田中から俺や孝史に気づかないという暗示を
取り除いた.
「ほらっ,この人が俺たち応援會員のご主人様だ.」
 勝が得意気に田中に俺を紹介する.
「あぁっ,ごっ,ご主人様っ・・・」
「気分はどうだ?」
「はっ,はいっ,ご主人様のおかげで,一人前の応援會員を目指すことができましたっ!!」
 その目は,完全に俺への尊敬と愛情で満たされていた.俺は,田中のチンポを足で撫でてやった.
「ふっ,どうだ?射精,したいんじゃないのか?」
「はっ,はいっ,したいですっ!!」
「孝史,入れ.」
 俺が指示をすると,孝史が一人の少年を連れて部屋に入ってきた.少年は,顔をマスクで覆われていた.
口にはボールギャグが嵌められ,フガフガと声を上げている.そして,全裸の上から長ランを羽織っていた.
その少年を見て,ラグビー部員や応援會員達はゴクリッ,と喉を鳴らした.少年のチンポは勃起していて,
その大きさは悠一郎と同じくらい,イヤ,それ以上にも見えていたからだ.
「お前は,コイツに中出しされた場合だけ射精することができる.さぁ,どうする?」
 それを聞くと,田中は少年に駈け寄り,床に押し倒した.そして,馬乗りになり,後ろ手で少年の
チンポを掴むと,精液で濡れまくっているケツマンコに押し当て,飲み込んでいった.
「あぁっ,出てるっ・・・俺の中でっ・・・あうっ,出るっ,俺も出るっ・・・」
 少年は入れただけで射精したようで,田中も嬉しそうに射精した.それは,少年のマスクと体に
飛び散った.
「ほらっ,一回じゃ足りないだろ?そいつも相当溜め込んでいるからな.たっぷりと搾り取ってやれ.」
「はひぃっ・・・あぁっ・・・もっとぉっ・・・」
 田中は,狂ったように少年から精液を搾り取ろうと腰を振り,少年の体を撫で回していた.

 しばらくしたところで,俺は孝史に指示を出した.孝史は,田中と少年に近づいていく.
「さて,そろそろソイツの顔が見たいだろ?」
「はひっ,見たいっ,見たいですっ・・・彼の,彼の顔っ!!」
 田中は,自分の精液がこびりついたマスクをうっとりとした瞳で見つめながら,そう答えた.
孝史は,ボールギャグを外さないようにマスクだけを外した.その瞬間,田中の表情が驚きへと
変わった.
「おっ,お前はっ・・・・・・山田っ・・・・・・」
 全く,本当に普通の名前だらけだな.そう,山田 翔こそ,田中 修平がラグビー部を止める
きっかけとなった男だった.本来であれば,憎みこそすれ,良い感情など抱かないはずだが,
さてどう転ぶか.
「お前に射精をさせてくれた相手だ,どう思う?」
「はっ,はい・・・彼の,おかげで俺,一人前の応援會員になる悦びを知れて・・・彼には,
 感謝していますっ.」
「それだけか?」
「あっ・・・その・・・彼のこと,何故か分からないけれど,好きで仕方無いんですっ!んぁっ!!」
 その言葉に反応して,山田が射精したのだろう.田中も嬉しそうに射精していた.
「そうか,じゃあ山田にも聞いてみないとな?」
 俺がそう言うと,孝史が山田のボールギャグを外す.
「おっ,俺もっ,俺も・・・田中さんのこと恨んでたけどっ,今はっ,今は大好きっす!!」
 そう,実は山田にも田中と同じような暗示をかけてある.田中の尻の中にしか射精できず,
射精する度に相手への愛情が際限なく高まるようにだ.
「ふっ,良かったな,二人とも.両思いじゃないか.じゃあ,皆の前で誓いのキスでもしてもらおうか.」
 俺は,二人に近づくと,二人の顔の間で俺のチンポを取り出した.
「田中,お前が応援會員に,山田は応援會員見習いになり,互いに愛し合うことを誓うんだ.そして,
 二人で俺をイかせてみろ.」
「「はいっ」」

「俺,田中 修平は応援會員として,ご主人様に忠誠を誓い,この体で奴隷部員達を応援すること,
 山田 翔を愛することを誓いますっ!!」
「俺,山田 翔は応援會員見習いとして,ご主人様に忠誠を誓い,この体で奴隷部員方を応援し,
 田中 修平さんを愛することを誓いますっ!!」
 宣誓すると,二人は俺のチンポを挟むようにしてお互いの唇を触れあわせ,舌を絡め始めた.
二人でタイミングを合わせながら,顔をスライドさせ,唇で俺のチンポを擦ったり,二人で
玉を舐めたり吸ったりと,俺をイかせようと努力している姿が中々興奮する.先ほどまでの
行為を見ていて興奮していたこともあり,俺はすぐにイってしまった.
「さぁ,これで田中,お前も一人前の応援會員だ.それに,山田,お前は応援會員見習いだ.
 応援會に入るために,今後も努力するんだぞ.」
「「はいっ!!」」
 こうして,恨みあっていたであろう二人を仲直りさせることに成功した.俺ってなんて
良いヤツなんだろうな.

 あれ以来,田中と山田は俺のマンションで同棲させていた.朝起きれば盛り,田中は
大学,山田は高校へ走って通い,体を鍛えている.そして,夕方頃には山田が大学に
やってきて,応援會員見習いとして,いつまでも萎えないその巨根を使って多くの奴隷
部員達を啼かせていた.田中は,すっかり尻の味を覚え,多くの奴隷部員達からその
淫乱なケツマンコで精を搾り取っていた.
 さて,次はどうしようかな.

…んー、応援會はこんなモンかな。
俺は室内プールに持ち込んだビーチチェアに寝そべりながら、そう考えた。
今眺めているさほど分厚くも無い資料には、十人弱の応援會に所属する不良学生達のデータが載っている。
しかしもう俺自身の手で堕としたいという欲求が湧く学生は居ない。
直接会えば感想は変わるかもしれないが、まあ後は応援會を預けるリーダーに任せれば良いだろう。

顔を上げると水泳部の二軍連中、今ではドMの変態水泳部員と化した男達が、黙々と練習をしていた。
水着は通常時ならばギリギリ股間が隠せる程度の非常に浅いビキニで、アナルビーズが沈んでる尻を半分も隠せていない。
皆、俺の所有物であるというマークが入ったビキニから勃起をはみ出させている。全く萎えないのはビーズを咥え込みながら泳ぐという興奮ばかりではない。
良いタイムを出せた部員は、その場でマネージャーからのご褒美が貰えるし、練習後に応援會の応援室へと連れて行って貰えるという期待もあるのだろう。

しかし勃起したままで良くあんな早く泳げるなぁ。普段はサボっていたから…という訳でもないだろうが、部員達は次々と自己ベストを更新していた。
今も自己ベストを更新した部長の海が、他の部員よりも大きい特大サイズのビーズを尻に飲み込んだまま、洋介に掘られて喘いでいる。
この大学でトップクラスの水泳成績を持つにも関わらず、二軍の練習に参加していた水泳部部長。コイツが居れば一軍の方への接触も実に容易に出来るはずだ。
エリートスイマー達が俺の所有物であるというビキニを穿くのはもうすぐだろう。

更に室内プールという、ラグビー部の部室や応援會の部室に次ぐ良い潜伏場所が手に入った。実に良いペースだ。

「それでは、応援會員を全員堕としましたら、御主人様にご連絡を…」

「いや、まだいい。勢揃いは応援部の方と合わせて、だ」

目の前で直立不動で立つ男、勝に向かって俺はそう言った。

そう、俺は勝を応援會のリーダーに据える事にしたのだ。
もっとも一番に堕とした大輔や、年長者である修平よりもリーダーシップがある、という訳ではない。
いや、正直勝に実務能力やカリスマ性なんてまるで無い。そもそも烏合の衆である応援會員にそういったモノを期待する事自体間違っているだろう。
だから最初はショウはショウでも見習い部員の山田翔をリーダーに据えても良いとすら一瞬考えたりもしてる。
それを取り止め、勝をリーダーとする事にしたのは単純に勝には魔眼を与えてあるから俺の意思を伝えやすい、というだけである。

ラグビー部や水泳部のように、確固とした体制が既にあれば、乗っ取って奴隷にするのも楽なんだがなぁ…。

そんな俺の胸の内を知ってか知らずか、勝は見ているだけで暑苦しい制帽と学ランをしっかりと着込んだまま、俺に頭を下げた。
その顔は喜びに満ちあふれている。

……このまま任せていい…のか?

不安がある訳じゃない。物足りなさを感じるのだ。

「応援會のリーダーとして」
「押忍!」
「……応援會員全員に奉仕する事。それが応援會長の使命だ」
「押忍!応援會員全員に奉仕します!」

しばし何をやらせるか考えたが、修平や翔に与えた射精制限の暗示を思い出した。

「うーん…そうだなぁ…リーダーなのに自分ばっか気持ち良くなってイきまくるのは良くないよな…うん!
勝、お前は會員達が計百回イくごとに、一回だけイく事が出来る!それ以外では、俺に入れられてる場合を除き、絶対にイけない身体になるんだ」
「お…押忍!俺は會員達を百回イかせるごとに一回だけイきます!それ以外では、御主人様に突っ込んで頂いた場合を除き、絶対にイきません!」

一瞬ギョッとしたようだが、俺直々の命令だ、その深刻さを考える事なく喜々として受け入れた。
見習いを含めて数人の今は勿論、応援會員を全員堕とした後も平均十発抜くのは相当大変だろう。
リーダーの威厳を捨て射精したさに會員達に必死で奉仕する勝の姿を思い浮かべ、俺はニヤリと笑った。

さて、次は応援団だな!
俺はチェアから身を起こすと、水泳部員達の倒錯した練習風景に充ちるプールから悠然と去った。


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