19日付で大阪市長に就任する大阪維新の会代表の橋下徹氏は5日、ごみ収集業務などにあたる技能職員の不祥事が相次いでいることを受け、全技能職員の採用経緯を調査する方針を明らかにした。「公平性が保たれていなければ、改めなければならない」と述べ、結果によっては再試験を実施する意向を示した。
技能職員の不祥事は後を絶たず、09年4月以降に逮捕された大阪市職員50人のうち18人が技能職員で、懲戒免職された58人のうち31人を占めた。
橋下氏は、かつては市の部局ごとに技能職員の採用が行われるなど、不透明な部分があったことを問題視。市総務局に対して早急に調査するよう指示した。【津久井達】
毎日新聞 2011年12月6日 東京夕刊
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